【オンデマンド:tdo2020091801】プラスチック製品開発の基本と成形品設計のポイント・勘所
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講師:大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦氏
1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』『実践!射出成形金型設計ワンポイント改善ノウハウ集』など。
講習会について
tdo2020091801
- Ⅰ. プラスチック製品開発上の留意点
- 1. プラスチック製品の企画・設計~量産までのフロー
- 2. 製品にプラスチックを適用する段階
- 3. 製品形状の詳細設計と部品図作成段階
- 4. 試作評価から量産化の段階(3Dプリンター試作、3Dプリンター型、アルミ合金型の活用)
- Ⅱ. プラスチック材料の種類と特徴
- 1. プラスチック製品と樹脂
- 2. プラスチック製品(材料)の一般的特性
- 3. 熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の特徴
- 4. 汎用プラスチック、エンプラ、スーパーエンプラの種類と特徴
- 5. 結晶性プラスチック、非晶性プラスチックの特徴
- Ⅲ. 射出成形金型の基礎
- 1.金型の基本的な構造(2プレートタイプ、3プレートタイプ)
- 2.金型設計・加工の基礎、ポイント
- a.製品図~金型設計・製作~完成
- b.金型設計・加工フロー(キャビティ・コア設計加工を含む)
- 3. 射出成形金型
- a.キャビティ・コアの設計
- b.アンダーカット処理方法
- c.冷却回路の機能・特徴
- d.エジェクター(突出し)
- Ⅳ. プラスチック射出成形の基礎
- 1.射出成形の原理・特徴
- 2.射出成形機の基本構造・動作
- 3.射出成形による成形加工
- 4.生産性改善
- a.ハイサイクル
- b.マテリアルリサイクル
- Ⅴ. プラスチック製品(成形品)設計の基礎と事例
- 1.パーティング
- 2.抜き勾配
- 3.アンダーカット
- 4.ランナー・ゲート
- 5.成形部品間の固定・組立
- a.部品固定構造
- b.部品嵌合構造
- c.二次加工
- d.組立容易化
- 6.事例紹介
- a.小型産業機器(冷却装置)
- b.音声再生装置
- c.PCスタンド(環境配慮製品 :廃棄製品→新製品)
- Ⅵ. 射出成形不良と対策
- 1. 主な品質不良と対策
- a.ウェルド
- b.ソリ・ネジレ
- c.ヒケ・ショート
- d.バリ
- e.ジェッティング
- f.フローマーク
- g.寸法精度
- 2. その他品質不良とその対策
- Ⅶ. 高付加価値技術動向
- 1. 射出成形による異種材質接合一体化、実例
- a.金属-樹脂の一体化
- b.ガラス-樹脂の一体化
- 2. 金属部品の樹脂化、実例
- a.自動車部品
- b.摺動部品
プラスチック製品では、出来栄えの70~80%は製品設計の完成度に依拠するといわれています。そのため、高品質で低価格のプラスチック製品を短納期で製作するには、製品企画などを理解した上で、最適な材料選択、トラブルの少ない金型の設計・製作、適切な成形工法の選定を行うことが必要となります。また、ニーズの多様化にともない多品種少量生産への対応も求められるので、生産効率の高い成形工法や金型に関する知識の習得も重要です。 本講習会では、顧客満足度の高い製品を創るための企画・設計の留意点を解説するとともに、成形材料特性、金型設計・製作技術、成形技術を考慮した成形品設計の考え方について解説します。さらに、成形不良対策、生産性改善方法などについても実際の製品事例を参照しながら詳しく説明し、また、最新のプラスチック製品開発の技術動向や適用例も紹介します。
- 1.プラスチック製品の企画・設計から試作・評価、そして量産試作・量産までの適切なプロセス
- 2.プラスチック製品開発の企画・設計の基礎、各工程における内容、ポイント
- 3.製品設計と材料、金型、成形との具体的な相互関係
- 4.射出成形による異種材質接合技術、金属部品の樹脂化の動向
33,000円(税込)
約6時間
アカウント発行日から4週間
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