|
<ゴール> ★感覚頼みではなく、論理的・構造的に「選ばれる品質」を設計するための考え方と判断軸の獲得を目指します。 ★ヒット商品・ロングセラー商品の創出を目指し、日々の開発業務に活かせる品質設計力を高めます。
<習得知識> ●物性・風味・外観/情報・機能の4品質と娯楽性の理解 ●実例を通じた各品質を高める具体的技術の理解(物性設計、風味の多層化、期待値設計、使用性・利便性など) ●顧客が語れない「未来の品質」を創り出すシーズ型開発のプロセスの理解 ●ロングセラー菓子に共通する実践的な判断軸・設計手法 対象
<プログラム> ※ 第Ⅰ章、第Ⅱ章では市販菓子約20品の試食を行います。 Ⅰ.品質とは? 開発とは? 1. 菓子の本質的な価値とは? 2. 食の 安全 / 品質 3. 品質の4要素 4. 菓子の開発とは? 5. 0⇒1の創造=「シーズ型開発」 6. なぜ「シーズ型開発」が必要なのか? 7. 本講座が目指すもの
Ⅱ. 物性品質 1. 物性品質の定義 2. 物性品質の重要性 3. 物性品質に特徴がある食品例 1,2 4. 物性品質に特徴がある菓子は強い - ①~③
< The 物性品質1 「チョコレート」 > ・チョコレートの構造、粒子の細かさ ・油脂のSFC曲線 ・ココアバターの融解挙動に由来するチョコレートの物性品質 ・ココアドリンク / チョコレートの市場規模比較 ・カカオの歴史、固形チョコレートの発展 ・スイートチョコレート、ミルクチョコレートの比較 ・O/W型生チョコレートの品質特性 ・チョコレートの融解挙動のコントロール ・参考 : アイス用・チョコレートコーチングのSFC ・ソリッドチョコレートの形状の意味 ・ソリッドチョコレートへの可食構造体の導入 ・可食構造体の「内面コーティング」 ・きのこの山 VS たけのこの里
< The 物性品質2 「グミ」 > ・グミの構造模式図 ・グミの市場規模推移 ・グミの物性コントロール 1~5
<The 物性品質 3 「じゃがりこ」 >
<The 物性品質 4 「カントリーマアム」>
<The 物性品質 5 「ふんわり名人」 > ・物性品質の維持
Ⅲ. 風味品質 1. 風味品質の定義 2. 風味品質の時系列的体感 3. 味覚の相互作用 4. 嗅覚の相互作用 5. 味覚/嗅覚の相互作用(クロスモダリティ) 6. 風味品質の重要性 7. 風味品質の高度化 1:風味の多層化 8. 風味の多層化 ①~③ 9. 風味品質の高度化 2 : マスキング 10. 風味品質の高度化 3 : あと切れ向上 11. 風味品質の高度化 4 : グミのパウダーコーティング 12. 風味品質の高度化 5 : 森永製菓・CCX製法 13. 風味品質の高度化 6 : 果肉繊維質の効果 14. 風味品質のケーススタディ ~ 素材本来の風味品質が明暗を分けた事例 ~ 15. 物性品質 / 風味品質の相互作用
Ⅳ. 外観/情報品質 1. 外観/情報品質の定義・分類 2. 物性品質を想起させる外観/情報品質の事例 3. 風味品質を想起させる外観/情報品質の事例 4. 物性・風味 両品質を想起させる外観/情報品質の事例 5. 未包装品の美観を高める外観/情報品質の事例 6. 娯楽性を高める外観/情報品質の事例 1,2 7. 物性・風味品質以外の特性を想起させる外観/情報品質の事例 8. 外観/情報品質による期待値と体感品質の一致 9. 外観情報の多層化による期待値形成 ; 「じゃがりこ」 10. 外観/情報品質の悪影響 11. 外観/情報品質 期待値形成の不全事例 12. 価格・ブランドのハロー効果 13. 外観/情報品質の過剰先行
Ⅴ. 機能品質 1. 機能品質の定義と分類 ① 保存性 ② 再封性・携帯性 ③ 食べやすさ ④ 使用シーン適合性・多様性 2. 機能品質の重要性 3. 機能品質が弱い事例 - 1,2
Ⅵ. 品質付帯要素 : 娯楽性(エンターテインメント性) 1. 娯楽性(エンターテインメント性)の定義 2. 娯楽性の高い菓子の事例1,2 3. 4品質との関係 ; 事例紹介 4. 娯楽性の体系的分類 5. 菓子剤形サプリにおける娯楽性 6. 娯楽性の不適切な事例
Ⅶ. 「非常識」の技術と発想 1.「非常識」の定義、「非常識」のススメ 2. 菓子の「非常識」は「芸人さんのギャグ」に似ている 3.「非常識」の成功事例 1~11 4. 非常識が上手くいかなかった事例 1,2 5. 非常識な食体験 ①~⑥
Ⅷ. 開発のコツ : ロングセラー商品を生み出す設計思想 1. 開発の基本姿勢 2. お客様はご自身が欲しい「未来の品質」を語れない 3. 菓子のライバルは菓子だけではない 4. 品質の取り得る範囲は拡大し続ける 5. カテゴリーの「宿命」を理解する 6. 品質創造の基本順序 7. 製品の構造・製法により新規物性を創出した事例 8. 風味品質だけで大成功できるか? 9. 喫食の時系列変化を意識した品質設計 10. 機能品質の設計と創造 11. 外観/情報品質による「見える化」設計 12. 期待値と体感品質を一致させる 13. 適切な娯楽性を創造する 14. 過度に甘さを恐れない 15. 原材料の配合率(添加量)を精査する 16. また食べたくなる品質を創造する 17. 技術は手段、品質が価値 18. 店頭品質を重視する 19. お客様の立場で試食する 20. 品質に完成形は存在しない 21. 食への探究心が開発力を磨く
Ⅸ. 本講座のまとめ
|