このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 結晶多形から読み解くチョコレートの品質制御と最新の油脂加工技術 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

ココアバターの結晶多形やテンパリング条件、ブルーム発生のメカニズムなど、チョコレート品質の根幹を成す油脂の科学を専門家が徹底解説。試食を通じて油脂の違いを体感しながら、製品開発に直結する知識を習得できます。

 

結晶多形から読み解くチョコレートの品質制御と最新の油脂加工技術

 

コード tds20261215m1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2026年 12月 15日(火) 10:30~17:00
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

配信について 録画配信です(約1週間)。 開催後2営業日以内に配信開始
当日の受講が難しい場合は録画配信をご利用ください。
資料(テキスト) 対面受講:当日配付 / オンライン受講:郵送
ご案内事項 チョコレート研究で著名な【佐藤先生】とチョコレート用油脂のトップメーカーによる貴重な対面コラボセミナーです。チョコの食べ比べあり。
受講料
(申込プラン)

①対面+配信: 37,400円 (消費税込)

②配信のみ: 37,400円 (消費税込)

 

第1部 チョコレート製造における結晶化制御(3.0h)

●講師

広島大学名誉教授 工学博士 佐藤 清隆先生

専門は⾷品物理学で、特に⾷品油脂の物理学的な研究における世界的権威。現在は⼤⼿⾷品関連メーカの技術アドバイザーを務める他、国内外の学協会からの招待講演も数多く⾏っている。これまでに、アメリカ油化学会 「Stephane S. Chang 賞」(2005年)、世界油脂会議「H. P. Kaufmann Memorial Lecture 賞」(2007年)アメリカ油化学会「Alton E. Bailey 賞」(2008年)、ヨーロッパ脂質科学⼯学連合「脂質⼯学賞」(2013年)などを受賞。また、著書には、『チョコレートの散歩道』(エレガントライフ、2013年)、『脂質の機能性と構造・物性』(共著,丸善出版,2011)、『カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン』(共著,幸書房,2011)、『チョコレート製造技術のすべて』(共訳,幸書房,2020)『チョコレートを極める12章』(幸書房,2024)などがある。

●詳細

1.チョコレートの品質とおいしさ

2.油脂の結晶多形の制御
 ① 均一核形成と不均一核形成
 ② 結晶成長と添加物効果
 ③ 結晶の形と凝集化
 ④ 油脂の結晶多形転移
 ⑤ ココアバターの結晶多形
 ⑥ ココアバターと他の油脂との相互作用

3.チョコレートのテンパリング
 ① 温度テンパリング
 ② シードテンパリング

4.ファットブルームのメカニズムと制御
 ① バルク状態のファットブルーム
 ② 油脂移行を伴うファットブルーム
 ③ ファットブルームの防止技術

5.エマルション・気泡系とチョコレート
 ① エマルションタイプ
 ② エアレーションタイプ

<習得知識>
1.油脂の結晶化メカニズムとココアバター多形が品質に与える影響の理解2.温度テンパリング・シードテンパリングの原理と最適条件の把握
3.ファットブルームの発生機構と、製品劣化を防ぐための科学的対策技術

<講義概要>
 チョコレートの品質は、油脂の結晶化挙動に大きく左右されます。特にココアバターは多形を示し、その結晶構造の違いが光沢、硬さ、口溶けといった重要な品質特性を決定づけます。本講義では、均一核形成・不均一核形成、結晶成長、添加物による影響、結晶の凝集化、さらには多形転移のメカニズムまで、油脂結晶化の基礎と応用を体系的に解説します。続いて、チョコレート製造に不可欠なテンパリング技術(温度テンパリング・シードテンパリング)を取り上げ、適切な結晶形を得るための操作条件を詳述します。また、製品劣化の代表例であるファットブルームについて、バルク状態での発生、油脂移行を伴うブルームの機構、防止技術を科学的に整理します。さらに、エマルション・気泡系の構造とチョコレート物性の関係にも触れ、製品設計に役立つ視点を提供します。

第2部 チョコレート用油脂の機能と利用技術(2.0h)

●講師

不二製油株式会社 チョコレート開発部 石渡 暁之

略歴:北海道大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
現職:不二製油株式会社 チョコレート開発部 第一課 課長
専門分野:コンパウンドチョコレート、チョコレート、食用植物油脂

●詳細

1.チョコレートと油脂の基礎
 ① 油脂の基礎と加工技術 
 ② チョコレートの構造と製造工程
 ③ チョコレート用油脂の分類と機能 
 ④ 各種ブルーム現象

2.機能性油脂(耐ブルーム脂)の種類と機能
 ① BOB(B:ベヘン酸、O:オレイン酸)
 ② SSO(S:ステアリン酸、O:オレイン酸)
 ③ 乳化剤などの利用

3.チョコレート用油脂にまつわるトピックス
 ① 油脂のコンタミナンツ
 ② トランス脂肪酸の低減
 ③ チョコレート用油脂の使用例

★油脂による違いを感じて頂く試食・食べ比べを予定しています

<習得知識>
1.チョコレート用油脂の基礎構造・加工技術と、製造工程における機能の理解
2.ブルーム現象の種類・発生要因と、BOB・SSOなど機能性油脂による防止技術
3.油脂コンタミナンツ、トランス脂肪酸低減など最新トレンドと実製品での応用例

<講義概要>
 チョコレートの品質は、使用する油脂の特性と加工技術に大きく左右されます。本講義では、まず油脂の基礎構造や加工技術、チョコレートの製造工程と構造を整理し、チョコレート用油脂が果たす機能を体系的に解説します。続いて、ブルーム現象の種類と発生要因を取り上げ、耐ブルーム脂として注目されるBOB・SSOなどの機能性油脂の特性と利用技術を紹介します。また、乳化剤の活用による物性改善や、油脂コンタミナンツ、トランス脂肪酸低減など、近年の技術トレンドにも触れ、開発現場で求められる最新知識を提供します。さらに、実際の製品での油脂使用例を示し、試食を通じて油脂の違いを体感することで、品質設計に役立つ実践的な理解を深めます。

おすすめ(関連)セミナー

●詳細

【9/15 食品油脂の構造・物性の理解とその制御】


【『カカオとチョコレートを知りつくすために』特別セミナー(全3回)】



  • facebook
       



      
ページTOPへ