このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 味覚と官能評価の基本と実践【QDA法の実習あり】 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

【QDA法×味覚評価:食品官能評価講座】 味覚を科学的に捉える官能評価手法「QDA法(定量的記述分析)」を、実際に体験しながら学べる日本では貴重な実践型講座です。食品の品質評価に欠かせない味覚分析は、理化学・微生物と並ぶ重要な視点であり、 基礎知識はオンラインでも得られますが、実務に役立つ深い理解には、実際に自分で官能評価を行う体験が不可欠です。本講座では、味覚評価の注意点や分析のポイントを自らの五感で確認しながら、QDA法の本質を習得。食品業界の技術者・品質管理担当者に向けて、味覚評価の精度と実効性を高める実践知識を提供します。

 

実践演習を通して学ぶ

 

味覚と官能評価の基本と実践【QDA法の実習あり】

 

コード tds20260213t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2026年 2月 13日(金) 10:30~17:00
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

資料(テキスト) 当日配布します
ご案内事項 朝食、昼食で官能評価に支障をきたすような食べ物(刺激物等)はお控えください。
受講料
(申込プラン)

1名: 39,600円 (消費税込)

 

●講師

一般社団法人日本味覚協会 代表 水野 考貴

名古屋大学理学部卒業。コンサルティングファーム勤務を経て、一般社団法人日本味覚協会を設立。日本味覚協会では、自治体や調理師専門学校、食品関連企業等を対象に、味覚の基礎知識や官能評価の方法を学べる研修・セミナー等を数多く実施。なお現在は京都芸術大学 食文化デザインコースにて講師を務める。また味覚が良いか悪いかを測定できる「味覚検定」や、楽しみながらチェックできる「味覚検定チョコ」を開発・販売。多くの方に味覚を身近に感じてもらう活動をしている。主なTV出演に、TBS『林先生が驚く初耳学』、テレビ朝日『家事ヤロウ!!!』、書籍/監修に『辛さのちから』(辰巳出版)など。

●詳細

1.味覚の基礎知識
 -味覚とは
 -基本五味と第6の味覚候補
 -広義の味覚
 -味を感じる仕組み
 -おいしいとは

2.官能評価の基礎知識
 -官能評価とは
 -官能評価の目的と枠組み(「ヒト」と「モノ」に対する評価)
 -評価方法の分類(識別法、配偶法、順位法など)
 -評価の実施手法(QDA法、TDS法、TI法など)
 -評価解析の考え方/例題

3.「ヒト」に関する官能評価の実践
 -企業における官能評価の実施フロー
 -官能評価における専門家とは
 -官能評価の実践(自身の味覚を評価する)

4.「モノ」に関する官能評価の実践
 -QDA法の具体的な実施手法
 -採点の際に陥りやすい罠
 -官能評価の実践(食品の味覚を評価する)

5.まとめ
 -実践の振り返り
 -質疑応答
 -当協会が考える新しい味覚の枠組み

<受講のゴール>
・味覚に関する基礎知識の理解
・「ヒト」と「モノ」に関する官能評価手法の理解
・官能評価の実践(自身の味覚を評価する/食品の味覚を評価する)

<受講対象>
食品関連企業の開発・品質管理部門などで、官能評価を実施している方/あるいはこれから官能評価を実施しようとされている方

<講義概要>
 本講義では、食品関連企業にて開発や品質管理等を担当されている方を対象に、官能評価を実施するためのポイントを解説させていただきます。
まずは基礎知識として、そもそも「味覚」とは何なのか、についてお話しします。食に携わっている方は既に相応の知識は有していると思いますが、「味覚」を体系的に学ぶことができる機会は非常に限られていますので、まず前提知識として整理してお伝えさせていただきます。
 次に、官能評価について、評価の枠組みや具体的な評価手法について解説します。既に独自のルールによって官能評価を実施されている会社は多いと思いますが、一般的な手法を学ぶことで、自社のルールが適切であるかどうかを検証することもできます。
 さらに、学んだ知識に基づいて、評価の実践を行います。本講座では、官能評価を、その対象別に「ヒト」と「モノ」に区分して解説しますので、それぞれについて実践を行う予定です。
 最後にまとめとして、発表者ごとに実践を振り返り、適宜改善点などをお伝えします。学んだ内容を、実践を通じて実務にて活かせる形として身に付けていただくことを想定しています。



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