このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 設計意図と加工工程の情報を盛り込んだ図面が描けるようになる《一歩先》の製図術 [講習会詳細] | テックデザイン
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製図の『初心者』を卒業したい意欲的な技術者や、我流だけで学べる知識の『更に上』を身に着けたい中堅におすすめ! JISのルールに則りつつ現場目線を踏まえた"中身の詰まった"図面を書くための知識と実践方法を1日で習得できる講座です。

 

設計意図と加工工程の情報を盛り込んだ図面が描けるようになる
《一歩先》の製図術

 

コード tds20251120h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 11月 20日(木) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※9月12日までのお申し込みが対象です。

 

設計意図と加工工程の情報を盛り込んだ図面が描けるようになる
《一歩先》の製図術

●講師

株式会社リッジリフト 代表取締役 今井 誠

1999年、千葉工業大学 工学研究科 精密機械工学専攻を修了。日本電産株式会社、オグラ宝石精機工業株式会社にて技術開発に従事後、松永特許事務所、石井特許事務所、丸山国際特許事務所を経て、2020年よりやなか技術士事務所を開業。2023年に株式会社リッジリフトを設立。型彫放電加工技術の開発・生産性向上の研究や、WEDG装置の発案/設計/製作/評価、工業用宝石の加工などの開発経験に基づく、様々な加工手法及び社内加工設備の設計、試作、評価までの製造技術全般を得意分野とする。近年は3Dプリンター、特にFDM型及びSLA型の3Dプリンターを専門に、3Dプリンターの導入支援についてコンサルティングを行っている。

●詳細

Ⅰ.製図の基本と応用
 • まずはJIS規格を守ること!(基本)
 • JISの作法にない情報は自らの考えを盛り込でんよい(応用)
 • JISにない現場情報を盛り込み、完成度の高い図面を作成(本講座のゴール)

Ⅱ.設計意図を表す図面
 • 設計意図を表す図面とは
 • 組立基準と機能基準
 • 設計意図を寸法だけで表せるのか?

Ⅲ.設計の要素を図面に盛り込む
 • ブロック状部品の設計要素
 • シャフト(円筒部材)の設計要素
 • アングルブロックの設計要素 ほか

Ⅳ.加工の知識を図面に盛り込む
 1.材料の知識
   普通鋼/特殊鋼/鋳鉄/アルミニウム ほか
 2.切削加工(旋盤・フライス盤)
   旋盤加工の加工精度(基本公差)/幾何特性の崩れ要因/旋盤加工の加工精度(表面粗さをどの程度仕上げる)/フライス加工部品の設計のポイント
 3.穴加工
   図面での穴加工の表記方法/穴径に対する穴深さの限界/端部に近い穴の最小肉厚
 4.特殊加工(放電加工・レーザ加工)
   形彫放電加工の利点/ワイヤ放電加工の盲点/細穴放電加工/レーザ加工の種類と注意点 ほか
 5.研削加工
   平面研削加工/円筒部材の研削加工/切削加工と研削加工の相違/支持記号の注意点/平面研削の設計のポイント ほか
 6.板金加工
   板金材料の種類と規格/板金加工の流れ/パンチ・プレス加工と設計上の留意点/パンチの形状と曲げ加工の限界/曲げ加工の設計上の留意点/曲げと穴位置の設計上の留意点/3DCADによる板金設計の弊害
 7.熱処理・めっき
   焼入れ硬さ/焼入れに関する注記/めっきの種類/新旧めっき記号/めっきに関する図面のポイント/そのほかの表面処理

Ⅴ.図面をレベルアップさせるテクニック
 • 穴の機能を表現するテクニック
  形状の機能までを描く/寸法数値の桁表示が割るとどうなる?/意図が明確にならなない用語を使用すると?
 • 要求する 領域や部位を明確にするテクニック
  ex.公差適用部位を明確に指示するには?
 • 工程別の寸法を明確にするテクニック
 • 工程の条件や自由度を明確にするテクニック
 • JISをベースに現場のエッセンスを図面に盛り込むには?

<本講座での習得事項>
 1.機械設計で必須となる幅広い加工技術の知識
 2.加工や計測の知識を生かした図面の描き方
 3.JISの製図ルールに則りつつ現場を考慮した製図テクニック
 4.新人・中堅のための、ベテランが描く図面に近づくための方法

<講義概要>
 機械図面を描く場合、最新のJIS製図に即して描く必要があります。しかしながら、JISハンドブックや教科書には実務設計に合致した、すべてのパターンが記載されているわけではありません。加工や計測の知識が不十分な場合、図面作成に時間を要するだけでなく、読み手(後工程など)に理解しづらい図面になります。加えて、昨今のベテラン技術者の定年退職、中堅技術者や若手技術者の相次ぐ離職により、設計のみならず製造現場での人材不足が顕著になってきています。特に若手技術者は、加工や計測の経験がない状態で設計の実務に従事する状況となっており、加工や計測の知識がないまま図面を作成することが増えています。結果、設計者の見えないところでコストの増大を招いています。
 本講座では、加工や計測の知識を得ることで正しく設計形状に表し、記号や注記などを使って図面に表現できる知識を身につけていただきます。さらに、受講者には設計意図を表す情報に加え、図面の解釈に一義性を持たせるとともに、加工および計測にとって都合のよい情報を“盛り込み”、ベテラン設計者のような図面を描けるスキルを習得いただきます。



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