このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 水分活性の基礎知識と微生物制御・製品設計への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

食品の品質に大きな影響を与える食品中の水分、水分活性について、水分活性とは?というところから丁寧に解説します。 微生物制御に関しては留意点や失敗例について、製品設計に関しては食品の食感へ与える影響について紹介します。

 

水分活性の基礎知識と微生物制御・製品設計への応用

 

~水分活性の測定法、微生物の増殖・生残/食感に与える影響~

コード tds20251120n1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 11月 20日(木) 10:00~12:15
配信について Live配信に加え【見逃し配信】も実施します。当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご視聴ください(配信期間は10日間程度)
資料(テキスト) 電子データ(PDF)をダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 22,000円 (消費税込)

 

●講師

東洋食品工業短期大学 包装食品工学科 准教授 技術士(農業部門) 宮尾 宗央先生

1984年大阪大学工学部発酵工学科卒業、同年ハウス食品工業(株)(現ハウス食品(株))入社。主として冷凍食品・チルド食品の開発・研究やレトルト食品(カレーフィリング等)の開発に従事し、2017年より現職。現在は缶詰・ビン詰・レトルト食品に関する講義・実習を担当。【所属学会】日本冷凍空調学会、日本食品工学会、日本防菌防黴学会

●詳細

1.水分活性の基礎知識
 1)食品中の水の状態(自由水と結合水)
 2)水分活性とはなにか?
 3)水分活性と水分含有量・相対湿度の関係
 4)水分活性の測定法とその特性

2.水分活性と微生物制御
 1)法令にみる水分活性と殺菌条件の関係
 2)微生物の生育限界と水分活性
 3)pHによる微生物制御との差異
 4)水分活性とpHの併用による殺菌条件の低減
 5)水分活性を活用した微生物制御の留意点と失敗例

3.水分活性の製品設計への応用
 1)ガラス化と水分活性
 2)水分活性が食品の食感に与える影響
 3)水分活性の製品設計への応用事例

<習得知識>
・水分活性の定義、水分含有率・相対湿度との関係といった水分活性に関する基礎知識
・水分活性が微生物の増殖・生残に与える影響と、水分活性とpHによる微生物制御との差異
・水分活性を活用した微生物制御の留意点と失敗事例
・水分活性が食感に与える影響と製品設計への応用事例

<講義概要>
 本講義では、食品の品質管理において重要な指標である、水分活性(Aw)について、その基礎から微生物制御、製品設計への応用まで体系的に解説します。まず、水分活性の定義や水分含有量・相対湿度との関係性、水分活性の測定法を紹介します。次に、食品衛生法などの法令における殺菌条件と水分活性の関係、微生物の生育限界と水分活性の関係性や、pHを用いた制御との違いを示し、両者の併用による殺菌条件の低減効果について示します。また、低水分活性食品でも病原微生物は長期間生残する等、実務上の留意点や失敗例を示します。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ