このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 実験の実務:実験を効率化して確実に成果を生む実験ノート(記録)の書き方 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

研究開発の効率化、社内・チーム内での情報共有・実験結果の権利化など、実験の重要な部分でありながら教育を受ける機会が少ない【記録】について、特に重要な実験ノートにフォーカスして詳しく解説します。

 

実験の実務:実験を効率化して確実に成果を生む実験ノート(記録)の書き方

 

コード tds20251203n1
ジャンル 汎用(品質,ものづくり)
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 12月 3日(水) 10:30~16:30
配信について 【見逃し配信】はありませんので、ご注意ください。リアルタイムでのご受講をお願いします
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 ◎本セミナーでは、コンサルタントや講師業の方(※)のご受講はご遠慮いただいております。
※企業/大学等の所属有無を問わず実質的に社外に技術指導・講演をされている方(該当の有無をメールで確認させていただく場合がございます)

◎テキストをご自宅にお送りすることも可能です。お申し付けください。
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込) ※本講座は早期申込み割引の対象外です

 

●講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹

大手化学メーカー、電器メーカー、化学系ベンチャーでの研究開発とマネジメントに従事。現在はベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決から、戦略策定、人事研修などの人材育成などを行う(講師HP:http://analysis.ikaduchi.com)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師、大阪市産業創造館 技術・経営相談員、市立教育研究所 運営委員、滋賀県 社会教育委員を兼務。知財管理技能士。

●詳細

1.【イントロダクション】
 1)実験と開発
 2)なぜ実験ノートがきちんと書けないか
 3)必要な前提

2.【実験ノートの基本】
 1)実験ノートとは
 2)実験ノートの目的・役割
 3)実験プロセスの記録
 4)実験構造の記録
 5)実験ノートを使った実験の進め方
 6)実験終了後
 7)実験の絶対的タブー

3.【実験ノートの役割と条件(要求)】
 1)実験のベースを記録
 2)実験ノート・記録の使い方
 3)実験ノートの役割
 4)実験ノートに求められること

4.【実験ノートに書くこと・書き方】
 1)何をどう書くか
 2)実験ノートに書くこと(項目)
 3)実験前に書くこと
 4)実験手順の書き方
 5)実験中に書くこと
 6)実験後に書くこと
 7)定性的情報、状態情報の記録
 8)書くことに迷ったら

5.【実験ノートの書き方実務】
 1)書き方のルール
 2)写真の活用法
 3)リアルタイム
 4)最初の1ページ
 5)実験テーブル
 6)時系列の記録
 7)データ・情報の整理、保存
 8)名前の付け方
 9)電子データの取り扱い
 10)修正・削除・加筆
 11)あるべき一つの姿
 12)フォーマットを作る時の注意
 13)ページの使い方
 14)実験ノートの保管と管理

6.【実験ノートの例】
 1)偉人の実験ノート
 2)ノートの例

7.【今後の流れ】
 1)電子化
 2)実験ノート&電子データ
 3)電子実験ノートの分類
 4)実験ノート電子化の失敗例
 5)本質的懸念点
 6)まず必要なこと
 7)まずやるべきこと

8.【まとめ】と質疑

<習得知識>
✔実験の考え方
✔実験計画の立て方  
✔実験ノートの書き方
✔記録の使い方        
✔情報整理

<講演概要>
 研究開発においては実験方法を考えることだけでなく、知財化も想定したデータ等の情報の取り扱い、即ち記録が極めて重要ものとなります。加えて、チームや社内における情報共有のためにも記録は必要不可欠と言えます。また近年は様々な機器類の発達で実験データを得ることが容易になってきている反面、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれています。しかし、残念ながら大部分の企業、開発現場ではこういった記録の残し方、特に重要な実験のノートの書き方などの実験実務に関する体系的教育はほとんど行われていません。そのため各自が我流の方法に頼っており、人員間、部署間でのバラつき、共有性の欠如といった問題、そして、最悪の場合には情報の損失というような状況まで生まれています。
 本セミナーではこのような状況を打開して確実に結果を成果へと昇華させる、より効率的な開発を実現するために必要となる、実験の記録とまとめ方について基本から様々なケース、対象について、特に実験記録の基本かつ代表である実験ノートに重点(大幅改定して拡充)を置いて詳細に解説します。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ