このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 機械設計者のための”デッサン”の基礎知識と実技演習 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

機械設計者にとって”絵が描ける”というのは強力な武器になります。『ものづくり』におけるコミュケーションはもちろんのこと、抽象的なアイデアを迅速に具現化・可視化できることは設計者としての力量を大きく底上げします。
日常業務では習得しにくいスキルですので、是非この機会をご活用ください。

 

実技演習中心の講座です。講師が丁寧にアドバイス・サポートします!

 

機械設計者のための”デッサン”の基礎知識と実技演習

 

~観察力、形状理解力、創造力、設計力を引き出すスケッチのテクニック~

コード tds20251112r1
ジャンル 機械
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 11月 12日(水) 10:00~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

ご案内事項 スケッチに必要な道具(鉛筆など)は事務局で準備しますので、ご準備いただく必要はございません。
受講料
(申込プラン)

対面受講(早割): 31,680円 (消費税込) ※申込期限 9/12

対面受講: 39,600円 (消費税込)

 

●講師

伊藤精二技術士MDC事務所 技術士(機械部門) 伊藤 精二

早稲田大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻課程修了。ソニー株式会社入社、生産技術本部・技術情報システム本部・エンタテインメントカンパニー/VTR走行系の機構設計開発・CAE解析/メカ3D-CAD/CAE設計技術開発・推進/二足歩行ロボットの企画開発・設計・マネジメントに従事。退社後、特許文献調査業務を経て、2013年よりエンジニア人材派遣会社にて機械工学・設計・製図研修講師、2019年より早稲田大学創造理工学部、2021年より日本大学理工学部で機械設計・製図カリキュラムの非常勤講師に従事。機械設計キャリア、機械工学・設計・製図教育講師を通じて、製品企画・概念設計・設計検討・詳細設計に至るまでの 『ものづくり』 全般に関わり、機械設計に必要な創造性育成を重視した設計技術力の向上・育成・教育に注力。

●詳細

<講義プログラム>
1.目 的 【0.5時間】
 1-1 ものづくり・設計プロセスの中でのコミュニケーションの核となる「絵」、「図」の重要性
 1-2 各プロセスで創出される成果物である 「絵」、「図」 の種類の役割
2.立体の表現手法 【2時間】
 2-1 投影法と立体画法
  ◇投影法の分類
  ◇立体図の描画手法
 2-2 立体図の描画実習
  ◇ポンチ絵
  ◇斜投影図
  ◇等角投影図
  ◇透視図/透視投影
  ●課題演習_斜投影図
  ●課題演習_等角投影図
  ●課題演習_透視図
3.デッサンの描画実習 【3.5時間】
 ◇描画手順と方法
  ・構図を決める
  ・形を取る(輪郭線)
  ・形を取る(明暗)
  ・描き込み・完成
  ・事例紹介
 ◇デッサン実習
  ★身近な文具類でデッサンに取り組みます。
  ★講師がコツやテクニックを交えながら、適宜、一人一人をサポートします。
  ★最後は総評(講師からのアドバイスやデッサンの評価ポイント)となります。


<<参加者のデッサンの実例>>
過去の参加者の「デッサン実習」の成果物です。講師のアドバイスやサポートを受けながら、演習ではこの水準のデッサンが描けるようになることを目指します。

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<なぜ機械設計者にデッサンのスキルが必要なのか?>
設計者にとって”絵が描ける”ことは以下のような数多くのメリットがあります。

✓独自の視点を反映
デッサンを通じて、自分のスタイルや解釈を”実現案”に取り入れる、設計に個性を加えることができる。
✓感情や意図の伝達
線や陰影、構図を活用して、設計に込めた感情や意図を視覚的に表現することができる。
✓アイデアの具現化
抽象的なアイデアを具体的な形で描き出すスキルを有し、設計プロセスでの創造性を発揮することができる。
✓自己理解の深化
デッサンを通じて内面を探求し、自分の考えや感情を形にする事で、自己理解と自己肯定感を向上させる。
✓自由な発想の促進
自身の手を動かしながらスケッチを描くことで、頭の中の抽象的な概念が具体化でき、柔軟な思考が活性化される。
✓多様なアイデアの生成
様々なモチーフを描くことで、新しいインスピレーションを得る機会が増え、創造的な解決策を見つける力を身に付ける。
✓空間認識と俯瞰力の強化
観察と描画を繰り返すことで、設計対象の空間的な位置関係や全体像を把握する力を身に付ける。
✓制約下での創意工夫
鉛筆と紙というシンプルな道具で表現する過程で、限られたリソースの範囲内で多様な表現方法を模索する能力を体得する。

<本講座で得られる知識や技能>
本講座では機械設計におけるデッサンの基礎を学ぶことで、以下のような知識と技能の習得を目指します。
①観察力の向上
デッサンを通じて物体の形状、構造を正確に捉えるコミュニケーション力が養われ、設計の精度向上を図る。
②アイデア・発想の可視化技術
頭の中の抽象的なアイデアを迅速にスケッチできるようになり、設計プロセスの効率化向上を図る。
③コミュニケーション能力の向上
スケッチによる可視化で、チームやクライアントとの意思疎通を円滑に行い、設計意図を効果的・効率的に伝達・訴求する技術の向上を図る。
④創造力の促進
3D-CADなどの複雑操作を介在させることなく、発想を直観的に表現することで、新しいアイデアやインスピレーションを得やすくし、独創的な設計案創出力の向上を図る。
⑤デッサン・立体表現技術の向上
陰影や遠近法などの基礎技術が向上し、立体感や質感の表現能力の向上を図る。

<講義概要>
 製造業のバリューチェーンでの製品・機械設計開発プロセスにおいて、商品企画~量産にいたるまで、実体のない企画案から製品実現まで、上流から下流への『ものづくり』のコミュケーションが不可欠です。その各過程で製品定義・伝達・共有・議論のため、“絵”や“図”が重要な要素となります。
 そこで本講座では、企画構想~詳細設計~製作まで、特に重要な実体の3Dイメージを2Dで表現する投影図などの表現方法の全体をまず理解し、企画構想検討や議論などで多用される立体図の描画スキルの基本、さらには新規設計やアイデア創出にも有効な技能となるリアルなポンチ絵・デッサンの描画技能を体得します。具体的には、午前中、2D情報から立体図を描く基本的な斜投影図、等角投影図および穴などの機械的要素、特徴、遠近法などを含む外形・構図の描画法の基礎を実習・体得します。午後、対象の立体モデルを設定して、(業務に関連した?要相談・議論)ポンチ絵、それ以上レベルのデッサンが描けるまでのスキルを体得します。



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