このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 セラミックス材料、そのプロセスに携わり始めた技術者のためのセラミックス材料の材料特性と構造、焼結プロセスの基礎知識 [講習会詳細] | テックデザイン
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セラミックスに携わり始めた技術者が実務に備えるための基本事項――セラミックスの特性(用途)、構造(特性とプロセスのつなぎ)、プロセス(つくり方)――について解説します。

 


セラミックス材料、そのプロセスに携わり始めた技術者のための

セラミックス材料の材料特性と構造、焼結プロセスの基礎知識

 

コード tds20251101r1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 11月 28日(金) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送します
受講料
(申込プラン)

オンライン受講(早割): 26,400円 (消費税込) ※申込期限 9/12

オンライン受講: 33,000円 (消費税込)

 

●講師

技術士事務所ALEITA(アレイタ) 福井 剛史

[ 技術士(化学部門) 労働安全コンサルタント(化学) ]  
大学院修士過程修了後、2009年 三菱化学(株) (現、三菱ケミカル) に入社。入社後は、一貫してセラミックスについて基礎研究、事業・技術開発、製造・操業管理に従事しました。特に、無機繊維やその加工品、光触媒やその複合材料についての焼結プロセスの技術開発/基礎研究、また工業炉 (燃焼炉) についての運転・管理、設備改善、技術検討の職務経験があります。これら基礎から応用までの経験を活かした、理論と現場での実践の橋渡しのできる技術情報のご説明やご提案に知見があります。

●詳細

<習得知識>
●セラミックスに関係する業務で日常使われる言葉を自身も正確に使えるようになる
●セラミックスの基本特性をその構造から理解できる
●セラミックスの主要な製造プロセスである焼結プロセスについて基本事項を把握できる


<プログラム>
Ⅰ.セラミックスとは
 1.セラミックスの基本事項
   ・定義 (複数ある定義の考え方)
   ・業務に関連する基本用語 (焼成と焼結の違い、他)

Ⅱ.セラミックスはどう使えるのか
 1.セラミックスの特性(用途)と構造
  ・金属、プラスチック(セラミックスを加えて3大工業材料)との特性比較 
  ・セラミックスの「機能材料」としての構造(主に化学構造、結晶構造)
  ・セラミックスの「構造材料」としての構造(主に微構造、マクロ構造)
 2.セラミックスの用途 
  ・セラミックス材料の得意な用途、苦手な用途
  ・代表的な用途とその構造についての事例

Ⅲ.セラミックスはどうつくられるのか
 1.セラミックスの構造と製造プロセス
  ・セラミックスの製造プロセス概要
  ・製造プロセス上での焼結の位置付け
 2.セラミックスの焼結
  ・焼結の種類 (固相、液相、反応)
  ・焼結の基本理論 (熱力学、拡散、相平衡、モデル)
  ・焼結の管理 (焼結の管理パラメータ、焼結のための設備である炉の運用についての基本事項)

<講義概要>
 本講義は、セラミックス材料の全体像を「何か」「どう使えるか」「どう作るか」の3段階で整理し、若手技術者や新たにセラミックスに携わり始めた技術者に理解しやすく、かつ実務に役立つ構成としています。
 まず、いくつかあるセラミックス定義や用語の違いを解説した上で、金属・プラスチックとの比較により、セラミックスの特性を大まかに捉えます。その後、化学構造からマクロ構造まで構造を階層的に考えることにより特性を捉え直します。続いて、所望の構造となる材料をつくるためのセラミックス製造プロセスにおける焼結の重要性を述べた上で、熱力学や拡散理論など基礎事項をご説明し、その上で、実務に即した管理方法(プロセス指標や炉の基本事項やトピックス)までの内容を扱います。



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