このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 青果物の品質保持技術の基礎と海上輸出を実現するための品質保持保術 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

青果物の品質低下に関わる収穫後生理学の基礎を概説した上で、一括大量輸送・低コスト輸送が可能な海上輸送に耐えうる品質保持技術の確立に向け、流通上の課題とその解決に至るプロセスについて、事例をもとに解説します。

 

青果物の品質保持技術の基礎と
海上輸出を実現するための品質保持保術

 

コード tds20250725n1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 7月 25日(金) 13:00~15:15
配信について Live配信に加え【見逃し配信】も実施します。当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご視聴ください(配信期間は10日間程度)
資料(テキスト) 電子データ(PDF)
受講料
(申込プラン)

早割価格: 17,820円 (消費税込) ※6/25までの申込

 

●講師

宮城大学 食産業学群 准教授 博士(農学) 兼田 朋子先生

東京農業大学農学部卒業,同大学大学院農学研究科博士後期課程修了,東京農業大学,千葉大学,農研機構食品研究部門,徳島県立農林水産総合技術支援センターを経て、2022年4月より宮城大学食産業学群フードマネジメント学類 准教授。2003年,博士(農学;東京農業大学)取得。日本包装学会 理事・集委員,日本園芸学会 園芸学研究編集委員,食品保蔵科学会 代議員。<研究内容>・青果物の海上輸出を実現するための中長期品質保持・流通技術・高温キュアリング処理による青果物の品質保持・輸送性向上技術・機能性包装・緩衝包装を活用した青果物の貯蔵性・輸送性向上技術・青果物の効率的・低コスト輸送システムの確立

●詳細

・青果物の品質低下に関わる主なストレス
 ・・・温度,湿度,ガス組成,エチレン,振動・衝撃

・これまでに取り組んできた青果物の海上輸出実証試験事例
 ・・・サツマイモおよびイチゴを対象とした流通上の課題とその解決に至るプロセス

【習得知識】
・青果物の品質保持に必要な収穫後生理学の基礎
・サツマイモの中長期間海上輸出における課題とその対策
・イチゴの中長期間海上輸出における課題とその対策

【講義概要】
 日本の農林水産物・食品の輸出額は年々増加しており、2023年には輸出総額1.4兆円を達成した。そのうち、その7割を農産物(加工品を含む)が占めており、今後農産物の輸出の需要はさらに高まっていくものと推察する。現状の輸出では、短時間・小ロットでの輸送が可能な航空輸送がまだ主流であるが、一括大量輸送・低コスト輸送が可能な海上輸送へのシフトが求められている。ただし、海上輸送では輸送に時間がかかり、東南アジアでも棚もち(出荷後、消費者の手元に届くまでの期間)を含め2~3週間程度の品質保持が求められることから、その品質保持技術の確立が課題となっている。
 本講義では,青果物の品質を中長期間維持するために必要な知識である青果物の品質低下に関わる主なストレス要因(温度,湿度,ガス組成,エチレン,振動・衝撃)について解説するとともに、講師がこれまでに実際に取り組んできた青果物の東南アジア向け海上輸出事例の中から,サツマイモおよびイチゴを対象に,流通上の課題とその解決に至るプロセスについて紹介する。



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