このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【期間限定】よろず先生の本当に役立つ知財講座 技術者コース(全5講座) [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

研究開発力の向上につながる知財スキル「特許調査」「特許の読み方・書き方」「クレーム解釈」「侵害回避」について、実務の現場で役に立つ実践的ノウハウを解説。
検索式作成などの苦手業務がある人にオススメしたい生成AI活用も新たに追加。
どの知財スキルを学べばいいのか悩まれている技術者にオススメです。
また知財担当者にも人気のコースです。

 

【期間限定】よろず先生の本当に役立つ知財講座
技術者コース(全5講座)

 

コード tdx20250701k1
ジャンル 知財
形式 その他
配信について 【視聴期間】申込完了翌々営業日~2025年8月31日
【申込〆切日】2025年8月1日
【配信内容】オンデマンド(2024/10~2025/5/4に開催したセミナーの動画となります)
※視聴期間中は、いつでも何度でも視聴することができます
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
ご案内事項 ・視聴期間中は、メールで質問をお受けします。
・1講座のみの受講はできません。
・講義内容が重複するところがございます。
 その点を踏まえた、お得な受講料となっております。
受講料
(申込プラン)

通常価格(全5講座1アカウント): 99,000円 (消費税込)

複数割引価格(全5講座1アカウント): 49,500円 (消費税込) ※2アカウント以上でお申込みの場合

1受講割引価格(全5講座1アカウント): 79,200円 (消費税込) ※5講座の中に受講した講座が1講座ある場合

2受講割引価格(全5講座1アカウント): 59,400円 (消費税込) ※5講座の中に受講した講座が2講座ある場合

3受講割引価格(全5講座1アカウント) : 49,500円 (消費税込) ※5講座の中に受講した講座が3講座以上ある場合

 

【全5講座一覧】☆各講座:約3時間
①特許調査(先行技術、侵害予防、無効資料)のコツ
②研究者・技術者のための特許の“効率的な”読み方
③発明提案書の書き方と特許明細書チェックのコツ
④研究開発部門における特許クレーム解釈のポイント
⑤特許侵害の判断基準・対応方法と特許網を回避した製品開発のポイント

●講師

よろず知財戦略コンサルティング 代表、医学博士(元 大王製紙株式会社 知的財産部長) 萬 秀憲

花王(株)にて商品開発研究に従事(入浴剤バブ等を開発)、東京研究所室長、栃木研究所室長を務める。1999年 大王製紙(株)入社、 家庭紙開発部長、2005年よりH&PC事業部知的財産部長、執行役員、参与を歴任し2020年1月に退職。大王製紙(株)に入社当初は年間35件の特許出願数だったのを、様々な施策を行い、5年目には335件まで大幅に増やし、特許登録件数も年間300件以上となった活動を主導した実績がある。2020年4月より現職にて、延べ 十数社への知財戦略等のコンサルティング業務やセミナー講師など多岐に活躍。2021 年より知財 AI 活用研究会へ参加し、生成AIを含むAIの知財業務への活用を研究。

<萬先生の申込受付中の講座>
【5/30 後発参入で勝つための特許(網)分析と戦略】
【6/19 大王製紙・花王での成功・失敗事例をふまえ特許の価値評価のコツ】
【7/11 知財担当者のためのコミュニケーションスキル】
【9/18 特許出願の数と質の向上につながる発明発掘ノウハウ】

<萬先生のオンデマンド講座>
よろず先生の本当に役立つ知財講座 技術者コース(全5講座)

① 特許調査(先行技術、侵害予防、無効資料)のコツ
~生成AIの活用を含めて~

●詳細

《プログラム》
1.特許の基礎
 (1)特許とは
 (2)特許情報でわかること

2.特許調査の基礎
 (1)検索と調査
 (2)特許調査の目的
 (3)検索における「ノイズ」と「漏れ」
 (4)技術者の特許調査
 (5)特許審査時に行われる先行技術調査

3.効率的な特許調査のコツ
 (1)目的別の調査方針
  ①技術動向調査
  ②先行技術調査
  ③侵害予防調査
  ④無効資料調査
 (2)具体的な調査の流れ
  ①調査目的、目標の明確化、準備
   ・ゴールをイメージ、漏れとノイズの許容範囲を明確に
   ・調査対象についての情報収集
  ②予備検索
   ・まずは思いついたキーワード、出願人などで検索
   ・検索結果について、当たり/はずれの文献の内容確認
   ・テキスト検索+特許分類検索の組合せ
  ③検索式の見直し
   ・キーワードの追加、修正、ノイズ/漏れの要因排除
   ・特許分類の追加、修正、ノイズ/漏れの要因排除
   ・検索式の組合せ
  ④再検索、検索式の再修正の繰り返し
  ⑤検索結果の読み込み、解析、調査とりまとめ
  ⑥検索式作成への生成AIの活用
 (3)効率的な特許調査のコツ
  ①共通する調査ノウハウ
   ・準備する(この段階を丁寧に行うと、後が楽になる)
   ・予備検索を何度か繰り返す
   ・完璧を目指さない
   ・慣れる
   ・不明点はインターネットで調べてみる
  ②先行技術調査のコツ
  ③侵害予防調査のコツ
  ④無効資料調査のコツ
  ⑤生成AIを活用した特許調査のコツ

《習得知識》
●生成AIを活用した特許調査のコツがわかります。
●効率的な特許公報の調査法を理解することで特許調査に費やす時間を短くすることができます。
●先行技術調査、侵害予防調査、無効資料調査について、それぞれの調査の手順やコツがわかります。
●特許調査に慣れていない人にオススメの生成AIを利用した検索式の作成の仕方を学べます。

《講義概要》
 自らのアイデアや研究開発担当者のアイデアを、発明として特許出願すべきかを検討する際に発明の新規性・進歩性を調査すること(先行技術調査)が必要となります。また、製品やサービスを製造販売する前には、他社特許の調査(侵害予防調査)が必須になります。邪魔な他社特許が見つかった場合には、邪魔な他社特許を無効化できないか検討する必要があります。
 研究者・技術者が効率的な特許公報の調査法を身に付ければ、特許調査に費やす時間を短くすることができ、権利化が必要な発明か、事業化時に障害となる他社特許がないか、短時間で見極めることができ、邪魔な他社特許を効率的に無効化できる可能性が広がります。
 本セミナーでは、先行技術調査、侵害予防調査、無効資料調査について、調査の手順やコツを、わかりやすく説明します。
 また、急速に進化している生成AIを検索式作成に活用することで、特許調査に慣れていない人が(苦手なキーワード探しや分類探しを含めて)検索式作成に生成AIが利用できるように説明します。さらに、生成AIを活用した特許調査のコツについても説明します。

② 研究者・技術者のための特許の“効率的な”読み方

●詳細

《プログラム》
1.効率的に特許を読むための基本
 (1)発明とは
 (2)特許要件(新規性 進歩性 記載要件等)
 (3)公報の種類(特許公開公報、特許公報等)
 (4)特許出願に必要な書類5種類(願書、特許請求の範囲、明細書、図面、要約書)
 (5)「発明の本質」を考える重要性

2.特許を読む
 (1)特にしっかりと読む必要がある部分
 (2)【特許請求の範囲】と【課題を解決するための手段】
 (3)【発明が解決しようとする課題】と【発明の効果】
 (4)【発明を実施するための形態】と【実施例】
 (5)読み方を考える(速度を上げる、正しく読む)
 (6)生成AIを活用した特許の読み方の工夫

3.特許を読む目的と目的に応じた効率的な特許の読み方
 (1)発明のヒントを見つける
 (2)自社技術を特許化し得るかを検討する(アイデアシート作成前の先行技術調査)
 (3)自社技術を特許化し得るかを検討する(出願前の先行技術調査)
 (4)自社技術を特許化し得るかを検討する(審査請求時の先行技術調査)
 (5)自社ビジネスが他社特許権を侵害しないか検討する~権利範囲の認定・解釈、侵害有無の判断~
 (6)邪魔な他社特許が無効化できないか検討する~通常の先行技術調査では抽出できない先行技術の見つけ方~
 (7)他社特許、特許網の弱点を見つける
 (8)他社特許出願を参考にした対抗出願を検討する
 (9)他社特許パテントポートフォリオを作成する
 (10)IPランドスケープに利用する

《習得知識》
●生成AIを活用した特許の読み方を理解できるようになる
●特許を読む目的に応じて、発明のポイントを効率的に正確に理解できる読み方のコツがわかる
●特許の抜け道が見えてきて、新しいアイデア、発明に繋がる
●自社技術の他社特許の侵害判断などにおける基本的な知識を習得できる

《講義概要》
 特許の読み方は、特許を読む目的によって異なります。自社技術について権利化を考えているときと、自社ビジネスが他社特許権に侵害する可能性について判断しようとするときでは全く異なることは言うまでもありません。目的に応じて、効率よくかつ適切に特許を読めるようになることが重要です。また、特許を『効率的』に読むことが出来ると、調査も効率的にできるようになります。更に、他社特許の抜け道が見えてきて、新しいアイデア、発明に繋がっていきます。
 また、『効率的』というのは、スピードが上がれば良いという意味でなく、発明のポイントを正しく、早く理解するということです。スピードが早くなっても、発明の本質を理解していないとせっかくの努力が無駄になってしまいます。
 この目的に応じて効率よくかつ適切に特許を読める能力を身につけるには、本来はかなりの時間を要しますが、本講座では、短時間で習得できる読み方のコツを紹介します。

③ 生成AIを活用した 発明提案書の書き方と特許明細書チェックのコツ

●詳細

《プログラム》
Ⅰ. 発明とは?
 1.発明とは?
 2.特許される発明とは?
 3.質の高い発明とは?
 4.良い発明とは?
 5.権利取得には、発明の本質の把握が大切
 6.権利取得には、先行技術との対比が大切
 7.取得したい権利範囲と取得できると考える権利範囲

Ⅱ.生成AIとは?
 1.生成AIとは?
 2.生成AI活用の現状

Ⅲ.事業に貢献する発明提案書作成のポイントと生成AI活用のコツ
 1.発明(提案したい技術)の本質を把握し、取得したい権利範囲を想定していること
 2.発明(提案したい技術)が従来知られていない技術で先行技術と構成の差があること
 3.発明は「課題」「作用効果」「構成」がセット
 4.先行技術と構成の(微)差があれば、「課題」「作用効果」の違いの説明の仕方が鍵
 5.発明の名称、技術分野の考え方
 6.発明の背景技術、従来技術、先行技術文献、発明の概要の説明の仕方
 7.発明のポイント、発明が解決しようとする課題、課題を解決するための手段、発明の効果の説明の仕方
 8.発明を実施するための形態、実施例、図面、産業上の利用可能性の説明の仕方
 9.会社の事業戦略上、R&D戦略上の位置付けの説明の仕方
 10.知財部、外部弁理士への説明の仕方

Ⅳ.「広くて強い特許」を取得するための生成AIを活用した特許明細書等のチェックポイント
 1.特許請求の範囲(クレーム)のチェック
  (1)新規性
  (2)進歩性
  (3)侵害立証性
  (4)回避困難性
  (5)不要な限定の有無
  (6)発明のカテゴリーの妥当性
 2.明細書のチェック
  (1)発明思想の説明の明確性、十分性
  (2)個々の構成要件の説明の十分性
  (3)課題、効果の関係性
  (4)用語・表現(定義、誤記、用語の段階的記載)
  (5)数値規定(数値範囲の段階的記載、数値範囲の上下、数値範囲の理由)
  (6)記載不備(36条関係:実施可能要件、サポート要件、明確性要件)
  (7)将来の補正を考慮した記載
  (8)実施例、比較例の整合性(クレームと実施例・比較例、課題・作用効果と実施例・比較例、ベストモードと実施例・比較例)
  (9)図面・表のチェック
 3.知財部、外部弁理士とのコミュニケ―ションの取り方

《講義概要》
 特許出願を契機に、自らの発明に気づき、発明を自らの手で育て上げることが、研究者・技術者自身の大きな財産となります。限られた時間で的を射た「発明提案書」や「特許明細書」を書くことは創造活動そのものとも言えます。
 演者は⻑年にわたり、研究者および管理者として発明創出、出願、知財組織作りに従事してきました。その中での数多くの提案書や明細書の作成や添削チェックの経験と実績をベースに、「発明提案書」を書くのが“苦手・嫌い”という研究者・技術者が、苦手意識を払しょくし、「発明提案書」に取り組みやすくなり、短時間で且つ質の高い「発明提案書」を書けるようになるポイント、及び、事業に貢献するという視点での「発明提案書」の書き方を解説します。
 また、研究者・技術者が、外部弁理⼠が書いた「特許明細書」を的確にチェック・評価し、広くて強い特許を取得することができるようになるための基礎知識とノウハウ(コツ)について解説します。
 講義では、発明提案書作成の場面、特許明細書チェックの場面での生成AIの活用のコツを、それぞれの場面で解説します。

④ 研究開発部門における特許クレーム解釈のポイント

●詳細

《プログラム》
1.他社特許における解釈の前提
 (1)特許権侵害訴訟のリスク
 (2)特許権の効力
 (3)特許権侵害訴訟
 (4)実例における成功例と失敗例からの教訓
   ①「ティッシュペーパ用包装箱」事件(用語の解釈、無効論)
   ②「使い捨て紙おむつ」事件(異議答弁書の記載)
   ③「使い捨て紙おむつ」事件(均等論)
   ④「ティシュペーパー」事件(測定方法)

2.他社特許の解釈前にすべきこと
 (1)現時点における特許の有効性の確認
 (2)特許の審査経過の確認
 (3)審査で引用された文献の内容の確認
 (4)権利化された内容と出願時の内容の確認
 (5)審査時の先行技術調査、及び、審査官の認定・判断の確認
 (6)意見書等で出願人が主張した発明のポイントの確認
 (7)関連出願の存在の確認

3.他社特許の権利範囲の把握(特許クレーム解釈)
 (1)文言解釈
   ①特許請求の範囲
   ②明細書の詳細な説明・図面の参酌
   ③用語の解釈(用語の普通の意味)
   ④当業者の技術常識
   ⑤機能的クレームの解釈
   ⑥プロダクトバイプロセスクレームの解釈
 (2)特許請求の範囲の拡大解釈(均等論)
   ①均等論の基本的な考え方
   ②均等論が認められる条件

4.他社特許の有効性の把握(無効論)
 (1)新規性欠如
 (2)進歩性欠如
 (3)実施可能要件違反
 (4)サポート要件違反
 (5)明確性要件違反

5.特許明細書の弱点の見つけ方
 (1)特許請求の範囲の縮小解釈の考え方
   ①作用効果に基づく縮小解釈の考え方
   ②出願経過に基づく縮小解釈の考え方
   ③公知技術に基づく縮小解釈の考え方
 (2)明細書の弱点の見つけ方
   ①注目すべき請求項と記載された発明の把握
   ②請求項の文説と特徴点の抽出
   ③対象製品等との相違点(設計変更可能な構成)の抽出
   ④請求項の用語の解釈による権利範囲の縮小解釈
   ⑤作用効果の参酌による権利範囲の縮小解釈
   ⑥出願経過の参酌、包袋禁反言による権利範囲の縮小解釈
   ⑦公知技術の除外、公知技術の参酌による権利範囲の縮小解釈
   ⑧新規性欠如、進歩性欠如による権利範囲の縮小解釈
   ⑨記載要件違反による権利範囲の縮小解釈

6.特許侵害回避のための各種手法
 (1)予防
   ①新製品/改良製品発売前、新技術実施前に他社特許調査を徹底
   ②特許権侵害と言われそうな他社特許があった場合は対策を検討
   ③技術的範囲に属するか否かの判断
   ④間接侵害の検討
   ⑤均等侵害の検討
   ⑥先使用権の検討
   ⑦特許の無効化検討
   ⑧侵害を回避する仕様変更検討
 (2)争いになる前に侵害を回避する
   ①特許権侵害と言われそうな他社特許があった場合、ライセンス交渉を実施
   ②自社特許とのクロスライセンスによる解決
   ③ライセンス料を払って侵害回避
 (3)争いになってしまった後に侵害を回避する
   ①予想していない特許での警告
   ②交渉によって権利者の解釈と当方の解釈の違いが生じる要因を特定
   ③権利者の解釈が不当であってもその解釈でも侵害を回避できる仕様変更の検討
   ④交渉による解決
 (4)警告状無しで突然訴えられた場合
   ①予想していない特許での突然の特許侵害訴訟提起
   ②交渉によって権利者の解釈と当方の解釈の違いが生じる要因を特定
   ③権利者の解釈が不当であってもその解釈でも侵害を回避できる仕様変更の検討
   ④訴訟による解決、裁判外の解決

《習得知識》
●他社特許の有効性や権利範囲の正確な把握、に必要な基本的事項を習得できます。
●特許クレーム解釈のポイントが理解でき、効率よく白黒を見極め、グレーゾーンを狭めるスキルを習得できます。
●特許明細書の弱点の見つけ方、特許侵害回避のための各種手法を習得できます。

《講義概要》
 他社特許を侵害してしまうと、多大な費用や労力負担がかかるだけでなく、企業ブランドを失墜させてしまうという大きな経営リスクを生じるため、研究・開発においては、他社特許を調査し、その結果に基づいて研究開発の方向を決める必要があります。その際、他社特許の影響を過小評価し後に問題を残さないようにすること、他社特許の有効性や権利範囲を過大評価し、ビジネスチャンスを逃すことがないようにすること、すなわち、他社特許の有効性や権利範囲をできる限り正確に把握する必要があります。本講座では、他社特許の有効性や権利範囲の正確な把握に必要な基本的事項を説明するとともに、特許クレーム解釈のポイントを解説し、効率よく白黒を見極め、グレーゾーンを狭めるスキルを解説します。また、特許明細書の弱点の見つけ方、特許侵害回避のための各種手法についても解説します。

⑤ 特許侵害の判断基準・対応方法と特許網を回避した製品開発のポイント

●詳細

《プログラム》
1.特許権侵害が及ぼす自社事業へのリスク
 1)直接的影響︔差止、高額化する損害賠償、信⽤回復措置、不当利得返還など
 2)間接的影響︔ガバナンス、ブランド信⽤棄損、世間の批判など

2.特許権侵害の判断
 1)特許の権利範囲の解釈
 2)権利解釈の例
 3)特許権侵害の判断に影響を与えるもの
 4)例外的に特許権侵害となる場合

3.警告書が届いた場合の対応方法
 1)特許権者と特許権の有効性の確認
 2)特許権侵害の有無の確認
 3)特許発明の実施が可能な権利の有無の確認
 4)問題となっている特許の無効理由の有無の確認
 5)自社事業への影響の検討(売上、損害額、事業計画への影響)
 6)自社特許の検討(対抗できる特許があるか︖)
 7)警告書に対する対応方針の検討(回答、訴訟準備、無効審判・・・)

4.侵害論の検討方法
 1)文言侵害の検討
  ①侵害疑義製品(イ号)の特定
  ②特許請求の範囲との対比
 2)間接侵害の検討
 3)均等侵害の検討
 4)先使⽤権の検討
 5)侵害を回避する仕様変更の検討
 6)生成AIの活用の仕方

5.無効論の検討方法
 1)審査プロセス確認、審査官判断の妥当性検討
 2)審査における先⾏技術調査の妥当性検討
 3)外国出願のある場合は外国での審査状況検討
 4)特許庁が⾏う通常の検索では調査しない範囲で調査を実施
 5)非特許文献の探し方
 5)特許庁が⾏う通常の検索では重視しない項目で調査を実施
 6)周知・慣⽤技術、技術常識を調査(実物入手、専門家へのコンタクトなど)
 7)記載要件違反の検討
 8)数値限定発明への対応法
 9)⽤途発明への対応法
 10)生成AIの活用の仕方

6.侵害予防策としての他社特許侵害チェック体制・運用方法
 1)競合他社動向の監視(技術動向、特許動向、障害特許の早期発⾒)
 2)重要事業分野及び関連分野の特許監視(特許動向、障害特許の早期発⾒)
 3)障害特許の早期発⾒の仕組みと運⽤
 4)障害特許の社内周知化・対応策検討の仕組みと運⽤
 5)外部専門家とのコネクション

7.他社の特許網を回避してヒット商品を開発する方法
 1)事例紹介
 2)他社特許網の正確な把握
 3)他社特許網の穴の⾒つけ方
 4)他社特許網の回避のコツ
 5)先発メーカーの商品を凌ぐ商品を開発するコツ

《習得知識》
 ●他社特許への侵害対応(侵害論、無効論)のやり方を習得できます。
 ●侵害予防策の体制・運⽤の仕方が習得できます。
 ●他社の特許網を回避してヒット商品を開発する方法を習得できます。

《講義概要》
 他社の特許を侵害した場合には、差し止め請求や損害賠償請求などで訴えられ、事業に多大な支障が生じ、お客様に迷惑をかけ、多大な損害賠償を払わされるリスクがあります。思いがけず、他社から特許侵害しているという話が来ることもあります。その場合には、本当に侵害しているかどうか(特許の請求の範囲と製品とを対比して技術的範囲に属するか否か)の調査・判断と当該特許が有効かどうか(当該特許に無効理由がないかどうか)の調査・判断が重要です。
 また、侵害予防策として、他社特許侵害チェックを定常的に組織的に⾏う体制・運⽤が必要です。
 本講座では、これらの侵害対応と侵害予防策について、具体的に何をしたらいいのか具体的に解説したうえで、これらの活動を通じて他社の特許網を回避してヒット商品を開発する方法についても解説します。



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