このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ドライブを含むモータの基礎・設計技術とモータ技術の将来展望 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

本講ではモータの研究開発に長年従事している講師が、モータの基礎知識から、用途に合わせたモータの設計方法などの実務に役立つ勘所、また最新の技術動向から将来の展望をわかりやすく解説します。

 

ドライブを含むモータの基礎・設計技術とモータ技術の将来展望

 

コード tds20250716z1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 7月 16日(水) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度) 当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

 

●講師

静岡理工科大学 理工学部電気電子工学科 准教授 青山 真大先生

2008年スズキ株式会社に入社。主に電動車主機用各種モータの研究開発に従事。2018年に静岡大学工学部助教となり、2022年より現職。モータ・モータドライブに加えて,誘導加熱・電力変換器・電磁流体アクチュエータなどを主な研究対象としている。電気学会次世代移動体用電動力応用システム技術調査専門委員会。

●詳細

I. 交流モータの種類と基礎理論
 1.交流モータの種類・構造と駆動原理
 2.交流モータの数学モデル
 3.交流モータの用途に合わせたモータ設計事例

Ⅱ. シミュレーションによるモータ設計およびモータ制御技術
 1.電磁界シミュレーションによるモータの磁気回路設計
 2.回路シミュレータを活用したモータ制御設計
 3.3D-CADを用いたモータ構造設計

Ⅲ. 同期モータの駆動特性評価方法と評価環境の構築
 1.無負荷特性(無負荷誘起電圧,コギングトルク)
 2.ベクトル制御駆動のための制御プログラム構築
 3.負荷特性(回転速度-トルク特性)
 4.効率マップ測定
 5.機械損,無負荷鉄損の測定
 6.振動モードを含む電磁振動評価

Ⅳ. 電動モビリティ用の次世代モータ技術動向
 1.近年の研究・開発動向
 2.プリント基板(PCB)コイル式モータの試作・評価事例
 3.巻線界磁モータの試作・評価事例
 4.巻線界磁モータへの非接触給電デバイスの試作・評価事例

<習得知識>
1.電磁界解析を活用したモータ設計技術および回路シミュレータを活用したモータ制御設計技術
2.用途(電動車・家電・FAなど)に合わせたモータ設計事例の紹介
3.電動モビリティ用の次世代モータ技術動向と試作事例
4.モータ特性の評価方法と評価環境の構築

<講義概要>
 近年の脱炭素化社会に向けた社会背景から、産業界における基幹技術となる電気-機械エネルギー変換を行うモータの設計技術者のニーズは年々高まっています。モータは技術的に成熟している領域と言われていますが、近年の半導体技術の進化、磁性材料の進化、周辺技術の進化に伴い、新たなイノベーションを創発する可能性を秘めています。
 本講義では、交流モータに限定してその種類と基礎理論から始め、シミュレーションを活用した磁気回路設計とモータ制御設計を解説します。次に、実務で使えることを前提に、試作モータの評価事例を紹介しながら、同期モータの駆動特性評価方法と評価環境の構築について説明します。最後に、電動モビリティ用の次世代モータの国内外の技術動向について紹介します。その中で講師が近年注力している以下の2つの要素技術について技術解説をします。1つ目として、モータとドライブ回路の電気的且つ機能的一体化を見据えた、プリント基板(PCB)を用いた脱巻線モータに関する試作・評価事例の説明です。2つ目として、近年磁石フリーモータの1つの候補として注目されている巻線界磁モータに関する非接触給電方法に関する説明を行います。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ