このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ~秘密保持契約・共同研究契約を題材にして~事例でみるR&D契約の落とし穴と対応術 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

失敗事例や現場で直面しやすい課題、判断に迷いやすいポイントを取り上げ、その注意点や対応策をわかりやすく解説。どう契約書に書けばよいか初任者でもわかるよう条項文例を示すなど実践的な内容です。

 

~秘密保持契約・共同研究契約を題材にして~
事例でみるR&D契約の落とし穴と対応術

 

コード tds20250925k1
ジャンル 知財
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 9月 25日(木) 13:30~16:30
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
受講料
(申込プラン)

早期申込割引価格: 19,360円 (消費税込) ※7/25までにお申込の場合

通常価格: 24,200円 (消費税込)

 

●講師

知財・契約アドバイザー、ニューヨーク州弁護士、 元・味の素株式会社 知的財産部長 勝沼 依久

<略歴>・1987年4月 味の素(株)入社後、総務部法務Gにて、契約、法律業務全般を担当。・1996年7月 同、海外事業部に異動。欧米法人マネジメントを担当(ペルー大使公邸人質事件勃発)。・1998年7月 ペルー味の素に赴任。調味料の開発、販売に従事(偽物対策に手を焼く)。・2002年7月 味の素(株)知的財産部に異動。知財関係契約を担当(途中1年間、米国ロースクール留学)。・2021年7月 同、知的財産部長に就任。・2023年7月 定年により同、知的財産部 企画戦略Gにてシニア再雇用。・2024年6月 味の素(株)退社。知財・契約アドバイザーとしてコンサルティング活動を開始。

●詳細

1.はじめに
2.秘密保持契約の全体像
 1)基本的構造
 2)秘密情報の範囲
 3)秘密情報の特定
 4)禁止の範囲
 5)得られた新しい知見の帰属
3.事例で学ぶ秘密保持契約の基本(落とし穴)
 1)契約の目的について:相手先1社に二重の契約
 2)秘密情報の範囲①:秘密情報の範囲を明確化
 3)秘密情報の範囲②:口頭等で開示したエビデンス(証拠)
 4)秘密保持義務→善管注意義務にも注意を
 5)目的外使用禁止①:勝手な越境、大混乱
 6)目的外使用禁止②:怖い怖いコンタミ
 7)秘密保持義務の例外:別ルートから入手
 8)返還義務、損害賠償等
 9)有効期間:秘密保持義務いつまで存続?
4.共同研究契約の全体像
 1)基本的構造
 2)誰のメリットを追求?
 3)研究の目的は何?
 4)当事者の分担(役割、費用)
 5)得られる主な成果
 6)成果の帰属のバリエーション
 7)共同研究契約、秘密保持契約の違い
5.事例で学ぶ共同研究契約の基本(落とし穴)
 1)共同研究の内容について:ロードマップ無き旅、ゴールなし
 2)役割分担について:苦労するのは誰?
 3)費用分担について:費用負担のバランスが悪いとき
 4)成果の帰属:【共有/相手方単独帰属】のリスク
 5)成果の取扱い
 6)解約:共同研究相手の貢献が無い
 7)有効期間:契約期間を過ぎても開発を継続
6.差がつく、秘密保持契約、共同研究契約の注意点
 1)秘密保持義務の期間について
 2)秘密保持義務負担軽減策
 3)秘密情報の予期しない漏洩防止
 4)成果の秘密保持義務
 5)成果の秘密保持義務の例外
 6)その他の条項
7.おわりに
《質疑応答》

<講義概要>
 秘密保持契約や共同研究契約について、それぞれがどのような活動をカバーしているのか、まずは全体像をわかりやすく解説します。そのうえで、失敗事例や現場でありがちな“困った”ケースを取り上げ、「何が失敗だったのか」「どう考えるべきなのか」を紐解きながら、条文案の提案も交えて、実務に活かせる対応策を検討します。たとえば、「このような条文にしておけばよかった」「こういう通告をすれば円滑に進む」といった具体的な改善例を示すなど、現場で役立つ実践的なヒントをご紹介します。
 講師自身の多様な経験に基づく知見と、コンサルティング活動を通じて得られた課題意識を反映した事例を通じて、契約業務の経験者はもちろん、未経験の方にも楽しみながら“失敗しない”R&D契約のポイントを学んでいただけます。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ