このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 味とにおいのデジタル化技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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人が食品を摂取する際に感じる風味の情報は複雑なものであり、その情報を正確に分析することは容易ではありません。当講座では、食品の味成分とにおい成分をデジタル化し、同時に質量分析する方法を紹介いたします。

 

味とにおいのデジタル化技術

 

〜質量分析を用いた新たな食品成分分析法〜

コード tds20250519z1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 5月 19日(月) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信はありません。
リアルタイムのご受講をお願いします。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 19,800円 (消費税込)

通常価格(PDF+カラー印刷製本テキスト): 23,100円 (消費税込)

 

●講師

九州大学 大学院農学研究院 生命機能科学部門 食品分析学分野 准教授 田中 充先生

講師紹介:2011年九州大学農学研究院特任助教となり、2020年九州大学五感応用デバイス研究開発センター准教授、2021年より現職に。専門は食品分析学、食品機能学、分析化学。高品質・高機能食品の提供を目的とし、分析化学の見地から品質評価ならびに機能評価のための食科学研究を行っている。

●詳細

●自己紹介
●食品が持つ3つの機能
●ヒトの質感認知機構と食情報の伝達におけるデジタル化技術の現状
●味覚の感知機構と呈味成分
●においの感知機構と香気成分
●味とにおいの同時検出に向けた新たな分析法
●レーザー脱離イオン化質量分析法(LDI-MS)について
●グラファイトカーボンブラック(GCB)をイオン化支援材として用いたLDI-MS法の構築
●GCB-LDI-MS法を用いたしょうゆの品質評価について
●利便性を高めたイオン化支援剤グラファイトシートの開発
●グラファイトシート支援-LDI-MSによる迅速・簡便な食品成分分析法
●グラファイトシート支援-LDI-MSの応用
●将来展望

<習得知識>
・従来の味成分とにおい成分の分析法
・ヒトが感じる味とにおいに関する成分情報とメカニズム
・味成分とにおい成分の同時検出を可能にする新たな質量分析法
・新たな風味成分分析法を用いた食品品質評価の応用例

<講義概容>
 ヒトの感じる感覚情報のなかで、化学感覚とよばれる味覚・嗅覚情報は、視覚・聴覚などの物理感覚とは異なり時空間を越えての記録・伝達には到底至っておりません。化学成分情報を取得するための一般的な方法として、液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーなどを用いて分析する必要があるが、分析するための前処理と分析に膨大な時間と労力を要するのが現状である。
 本講座では、前処理を必要とせず、液相系と気相系の成分をそのまま一斉同時検出を達成する分析系を開発した。ヒトは味覚と嗅覚を一元化した情報を風味として知覚していることから、味・におい成分を一元化情報として取得することができる本分析法により、「おいしさ」の理解が深まる可能性が期待できる。



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