このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 マイコプロテインの可能性! 麹菌代替肉の魅力および製造プロセスと今後の展望 [講習会詳細] | テックデザイン
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現在、様々な代替肉が研究され、既に製品として展開されていますが、当講座では日本の文化にも非常に馴染み深い麹菌を活用した代替肉について、その特徴から製造プロセス、今後の展望を紹介いたします。

 

マイコプロテインの可能性!
麹菌代替肉の魅力および製造プロセスと今後の展望

 

コード tds20250523z1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 5月 23日(金) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※3月23日までの申込

 

●講師

筑波大学 生命環境系 准教授 粉川 美踏先生

2014年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。博士(農学)。2015年筑波大学生命環境系助教として就任し、2024年より現職に。食品の非破壊評価(分光計測、イメージング)および食品の加工(発酵、粉砕)などを研究対象としている。

●詳細

Ⅰ. 代替肉の概要と麹菌代替肉の特徴
 1. 植物由来
 2. 培養肉
 3. 昆虫由来
 4. 菌類由来
  ① 代表的なマイコプロテイン
  ② 麹菌代替肉

Ⅱ. 麹菌代替肉製造プロセス
 1. 培養法
  ① 液体培養
  ② 固体培養
 2. 加工法

Ⅲ. 麹菌代替肉のポテンシャル、研究開発ポイント、今後の展望
 1. 抗菌性
 2. 微細構造の制御と食感との関係
 3. 旨み成分の制御

<習得知識>
・マイコプロテイン(菌類を原料とする代替肉)の概要と麹菌代替肉の特徴についての知識
・麹菌代替肉製造プロセスの基本的な知識
・今後、麹菌代替肉を開発するにあたり、研究・開発の余地がある領域の把握

<講義概容>
 代替肉とは従来の家畜肉の代替として作られた食品の総称であり、大きく分けて、植物由来肉、培養肉、昆虫由来肉、およびマイコプロテインの4種類の代替肉が開発されている。この中でもマイコプロテインはキノコや糸状菌を含む菌類を原料とした代替肉であり、本講座では糸状菌の一種である麹菌(主に黄麹Aspergillus Oryzae)を原料とした代替肉について解説する。
麹菌代替肉の特長として以下のような点が挙げられる:1)日本食を支えてきた糸状菌として受容性が高い、2)酵素を産生する能力が高いため幅広い炭素源・窒素源で培養可能、3)培養期間が短い、4)投入原料に対する回収率が高い、5)培地条件により味・香り・構造を変えることができる。
 麹菌代替肉の製造は、大きく分けて培養と加工の2つのプロセスからなり、それぞれのプロセスにおいて多くの製造条件を変えることで最終的な代替肉の特性を操作することができる。
 本講座では基本的なプロセスを紹介しながら、今後の展開についても述べる。



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