このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 トマトのおいしさ・調理方法と 機能性の研究成果(リコピンを中心に) [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

世界で最も生産され消費量が多い野菜である「トマト」について、カゴメで長い間、野菜研究に携わってきた講師が詳しく解説します。

 

トマトのおいしさ・調理方法と 機能性の研究成果(リコピンを中心に)

 

コード tds20250527s1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 5月 27日(火) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は7日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。

見逃し配信期間は5月29日(木)9:00~6月8日(日)24:00 です。
受講料
(申込プラン)

当日受講: 22,000円 (消費税込)

見逃し配信: 22,000円 (消費税込)

 

トマトのおいしさ・調理方法と機能性の研究成果(リコピンを中心に)

●講師

会津大学短期大学部 非常勤講師 元 カゴメ総合研究所 基礎研究部長、主席研究員 稲熊 隆博

紹介:1952年生まれ、同志社大学大学院工学研究科博士課程(前期)修了。農学博士 技術士(農業部門)。カゴメの総合研究所で基礎研究部長、主席研究員を経て現職。主な研究分野は、野菜と果物の機能性研究と食品加工。公益社団法人日本フードスペシャリスト協会名誉フードスペシャリスト。日本食品科学工学会学会賞、日本食品保蔵科学会技術賞を受賞、またシンポジウム等で講演。著書には、「世界を制覇した植物たち(学会出版センター)」、「野菜の色には理由がある(毎日新聞社)」などがある。

●詳細

Ⅰ.世界を制覇した植物 トマト
1.トマトとは 膨らむ果実
 a.栽培植物の起源地 大陸移動説の証明植物?
 b.トマトの起源 品種紹介
 c.野生のトマト 栽培場所と環境 トマトの野生種
2.トマトの伝播 世界 米国でのトマトに絡む裁判事件 日本 ミニトマトとプチトマトの違い
 食され始めたのは明治以降 チキンライスとホットドック
3.トマトの生産量、消費量 世界で一番 生産と消費の野菜
4.日本のトマト 生食用と加工用(ピンク系と赤系)
5.世界のトマト 無支柱栽培

Ⅱ.トマトのおいしさ  トマトで味噌汁
1.色 赤色の野菜、食事に赤色があると美味しくなる
2.味、香り 酸味のある野菜、グルタミン酸(サンマルツアーノ種)とグアニル酸(加熱の力) 
3.物性 HBとCB どろどろとさらさら(ケチャップとジュース)

Ⅲ.トマトの生体調節機能
1.リコピン 抗酸化とは、抗酸化力、体内の存在場所(精巣?)、骨への影響、機能性表示食品
2.GABA GABAの役割 血圧、精神安定 
3.漿液 疲労軽減、グリケーション
4.食物繊維 便秘改善、腸内菌叢への影響

Ⅳ.トマト料理とリコピンの吸収(リコピンの吸収をよくするためには)
食事の在り方-加熱調理、パンの食事、リゾットの食事、パスタの食事、トマト加工品の利用、
一緒に摂取する野菜は、チャーハンとチキンライス

Ⅴ.まとめ
生野菜はいいのか 世界の考え方、日本の考え方

<講演概要>
トマトは18世紀から食べられるようになり、あっという間に世界中で食材に利用されるようになりました。世界の野菜生産量1位はトマト、そして世界の野菜消費量1位もトマトです。なぜ、これほどトマトは人気の食材なのでしょうか?
本セミナーでは、トマトの品種、栽培、おいしさ、機能性、調理方法、加工など、トマトについて深堀してお話します。特に、トマトの生体調節機能として赤色(リコピン)の健康への寄与が明らかになってきており、その他のGABAや水溶性成分の機能についても詳しく解説します。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ