このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 凍結乾燥の基礎とFD食品の開発・製造実務 [講習会詳細] | テックデザイン
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凍結乾燥食品(フリーズドライ食品)の開発に必要な基礎知識と商品開発・マーケティング・製造・トラブル対策の実務について事例を交えて紹介。凍結乾燥に関わる技術者だけでなく、これから導入を検討している企業の方にも有益な情報を提供します!

 

凍結乾燥の基礎とFD食品の開発・製造実務

 

コード tds20250513s1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 5月 13日(火) 9:30~15:30
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は7日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。

見逃し配信期間は5月15日(木)9:00~5月24日(土)24:00 です。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード+印刷したテキストを郵送
受講料
(申込プラン)

当日受講: 36,300円 (消費税込)

見逃し配信: 36,300円 (消費税込)

 

第1部:凍結乾燥の基礎とプロセス最適化 (9:30~12:30(3h))

●講師

九州大学大学院 工学研究院 化学工学部門 教授 中川 究也先生

京都大学工学部工学研究科化学工学専攻博士後期課程修了(2003年)。チュラロンコン大学(博士研究員)、リヨン第一大学(博士研究員)、兵庫県立大学(准教授)、京都大学(准教授)を経て2024年より現職。食品や医薬品の凍結乾燥プロセスの最適化に関わる研究に従事。

●詳細

Ⅰ.凍結乾燥の基礎ー原理とプロセス
 1.凍結乾燥プロセスの概要
 2.凍結乾燥装置の構成
 3.凍結(固液相平衡,氷結晶形成,凍結濃縮,ガラス転移)
 4.乾燥のメカニズム
 5.乾燥プログラムの設定
 6.温度チャートの読み方

Ⅱ.凍結乾燥と製品品質
 1.製品品質と関わる現象
 2.コラプス・発泡は何故起こるか
 3.品質の劣化要因とその抑制

Ⅲ.食品凍結乾燥の実施例
 1.乾燥進行過程のX線CT像
 2.カップスープ乾燥のシミュレーション
 3.常圧での凍結乾燥

講演概要:凍結乾燥は「凍結」と「乾燥」の二つの操作より構成されるプロセスであり、凍結した製品から昇華によって脱水することを最大の特徴とする乾燥法です。製品やプロセスの改善を図るためには、凍結と乾燥工程で起こる様々な現象の理解と、乾燥速度決定に関わる知識が重要となります。本講では、凍結乾燥プロセスと関わる原理とそこで起こる現象、製品品質と関わる種々の因子についての理解を深めてもらいます。また,食品凍結乾燥の事例をいくつか紹介し,凍結乾燥のメリットや熱風乾燥との違いについて概説します。

第2部:フリーズドライ食品の開発・製造の実務 (13:30~15:30(2h))

●講師

広島工業大学 生命学部 食品生命科学科 教授 畠中 和久先生

1984年3月、広島大学大学院農学研究科修了。食品化学工学研究室で、食品の熱風乾燥について研究を行う。同年4月、天野実業株式会社入社、開発部に配属されフリーズドライの具材や離乳食開発に従事。1997年マーケティング部企画開発室長となり自社商品開発に携わる。2000年に営業本部課長兼企画開発室長、2005年に経営管理室長兼執行役員、2009年広報部、2010年品質保証部を経て、2011年9月より再び研究開発部長兼執行役員。くらしき作陽大学食文化学部の客員教授

●詳細

Ⅰ.FD業界の沿革

Ⅱ.製品開発例
 1.具材開発
 2.加工品開発

Ⅲ.商品開発例
 1.マーケティング導入
 2.特許戦略と商品戦略
 3.販売戦略

Ⅳ. トラブル事例
 1.材料
 2.乾燥工程
 3.乾燥後

Ⅴ.フリーズドライ食品の将来性

講演概要:日本にフリーズドライ機が導入され50余年の間、各社その優れた技術の可能性を見出し、フリーズドライ食品の開発・製造に専念して来た。これまで蓄積してきた技術・経験を、即席めん具材の開発から成型加工品の開発製造に至るまでの幾つかの事例を交えながら、技術側面、事業側面から解説したい。 フリーズドライ食品は
誰もが一度は口にしているにもかかわらず、消費者にはまだ十分に知られていない。 この優れた技術による商品開発の将来性についても考察したい。



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