このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 カビ毒の基本・危険性と食品のカビ毒汚染対策 [講習会詳細] | テックデザイン
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カビは私たちの環境に存在する身近な微生物ですが、意外とカビの産生する毒については知られていません。特に食品に汚染するカビ毒では、国際的な基準値が設けられているものも多く存在します。本講演では、「カビ毒」の基礎知識としてその特性、種類および検出法についてご紹介し、皆様の理解が深まれば幸いです。

 

カビ毒の基本・危険性と食品のカビ毒汚染対策

 

コード tds20250624t1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 6月 24日(火) 13:30~15:30
配信について 【見逃し配信】はありませんので、ご注意ください。リアルタイムでのご受講をお願いします。
資料(テキスト) 印刷物を郵送
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 22,000円 (消費税込)

 

●講師

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科 小西 良子先生

<学歴および職歴>1978年 麻布大学獣医学部獣医学科卒業   1983年 東京大学大学院博士課程修了1986年 国立予防衛生研究所 食品衛生部 1997年 国立感染症研究所食品衛生微生物部食品毒素室室長2007年 国立医薬品食品衛生研究所 衛生微生物部部長 (現 名誉所員)2013年 麻布大学 生命環境科学部 食品生命科学科教授2020年 東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科教授     今に至る<受賞>2007年1月  平成18年度マイコトキシン学会奨励賞2013年2月  遠山椿吉記念 食と環境の科学賞 2017年11月  日本食品衛生学会賞<主な所属学会・団体、役職>(公財)日本食品衛生学会 理事(2020-2022年 会長)日本マイコトキシン学会 助言 (2010-2013年 会長) 日本食品微生物学会   名誉会員 防菌防黴学会      評議員

●詳細

1.カビ毒とは
 ① 3大特性を知る
 ② 種類と毒性:食品を汚染するカビ毒
   (アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、ニバレノール、パツリン、
オクラトキシンA,フモニシン、シトリニン、T2トキシンなど)および環境中のカビ毒(サトラトキシン)
 ③ 国際的な基準値と食品衛生法:コーデックス基準値の決まり方、食品衛生法での基準値の決まり方

2.カビ毒の検出法
 ① 公定法:総アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、パツリン
 ② 簡易法:ELISA法、ラテラルフロー法、
 ③ その他:UV照射法

3.カビ毒汚染を予防するには
 火のないところに煙はたたない!

カビは私たちの環境に存在する身近な微生物です。カビの仲間には、食品や環境において毒素を産生する種類があります。これらの毒素はカビ毒と呼ばれており、耐熱性であることから食品加工後にも残存し、ヒトや動物に健康被害を起こします。いままでに世界的な食中毒が報告されているカビ毒に対しては、国際的な基準値(コーデックス基準)および我が国での規制(食品衛生法)が設けられています。本講演では、「カビ毒」の基礎知識とおよび食品を汚染する代表的なカビ毒((アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、ニバレノール、パツリン、オクラトキシンA,フモニシン、シトリニン、T2トキシンなど)の汚染実態や毒性についてご紹介し、さらに最新の基準値とその検出法をお話しします。食品を製造する企業、輸入する企業の皆様にとって、カビ毒の対策としてできることや製造~販売、食卓に出るまでに気を付けるべきことへの提言もしたいと思います。



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