このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品多糖類による食感制御とアプリケーション事例【ペクチン・寒天 編】 [講習会詳細] | テックデザイン
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食感を重視した商品開発、あるいは多糖類の各種機能(耐熱性、耐酸性、冷凍耐性、分散性など)に興味がある方々を対象に、目的用途に応じた選択方法や利用技術、食感の評価法について様々なアプリケーション例を挙げつつ、実演・試食・ワークを交えて解説。

 

食品多糖類による食感制御とアプリケーション事例
【ペクチン・寒天 編】

 

コード tds20250422m1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 4月 22日(火) 10:30~17:00
会場

三晶株式会社 東京支社 Co-Lab(東京 八丁堀駅)

資料(テキスト) カラー印刷製本テキストを当日配付
ご案内事項 ●当日スケジュール●
レクチャー:2時間
ラボワーク:3時間
相 談 会:0.5時間(質問・サンプル依頼・開発相談に対応します)

●試作・体験/相談会が付いた大変貴重かつ毎回好評のセミナーです●
・24名限定ですのでお早めに!
・サンプルの請求や技術相談もOK!  
・昼食付【参加者同士での交流あり(任意)】
受講料
(申込プラン)

早割: 29,920円 (消費税込) ※2/22までの申込

通常: 37,400円 (消費税込)

 

ペクチンの基本特性とアプリケーション

●講師

三晶株式会社 中央研究所 芦田 竜也

●詳細

座学講義:
1.ペクチンの基礎
 ① 原料・製造工程
 ② 分子構造による反応性と特徴の違い
2.ペクチンを使ったアプリケーション
 ① ペクチンを使ったアプリケーションのトレンド(海外情報含む)
 ② 基礎的なアプリケーション

実習(実演、試作、試食):
試食・実演:
 ① ジャム
 ② ペクチンのゲル化性(デモンストレーション用キットにて確認)
 ③ 疑似果肉
 ④ ヨーグルト用ソース

調製:
 ① 酸性タンパク飲料
 ② 低糖度ペクチンゼリー
 ③ グミキャンディー、ペクチンゼリーの調製

<習得知識>
1.ペクチンの基礎知識
2.ジャム・フルーツソースにおけるゲル化剤・増粘剤としての利用
3.酸性タンパク飲料の安定剤としての利用
4.高糖度菓子のゲル化剤としての利用

<講義概要>
 ペクチンは古くからゲル化剤・増粘剤として利用されてきた果実由来の多糖類で、現在では酸性化でのタンパク質の凝集防止剤としての用途が多くなっています。
本講演におきましては、座学ではペクチンが持つ様々な機能について、分子構造から理解しすることを目的としています。実習(ラボワーク)では試食・実演を交えながら実際にアプリケーションを調製することで、物性や反応性の確認をしながら、新たなアイディアを参加者の皆様と共に作り上げることを目的としています。

寒天の基礎と「進化する寒天」のアプリケーション

●講師

伊那食品工業株式会社 研究開発部 伊藤 翔

●詳細

座学講義:
1.寒天の基礎
 ① 原料、製造工程
 ② 化学構造と基本物性 
2.従来の寒天のイメージを覆す「進化する寒天」の紹介
 ① 高強度寒天
 ② 低強度寒天
 ③ 高粘弾性寒天
3.寒天を使用したアプリケーション
 ① 脂肪代替、脂肪安定化
 ② タンパク質配合ゼリー
 ③ グミ

実習(実演、試作、試食):
 ① 様々なテクスチャーの寒天ゼリーの食感比較(試食)
 ② グミ食感寒天ゼリー(試食)
 ③ 乳飲料の脂肪感付与、ホイップクリームの安定性向上(実演)
 ④ ホエイタンパク配合ゼリー(試作:他のゲル化剤との比較)

習得知識:
1.寒天の基礎知識
2.用途に合わせた寒天製品の選択、アプリケーション例の情報収集
3.寒天や増粘多糖類を使用した物性改良のスキルアップ
4.新規上市寒天の情報取得

講義概要:
 寒天は、多様な食品を作るうえで重要な要素となる食感や外観を形成する素材として、和菓子やデザート類、冷菓、ベーカリー製品、クリーム類など種々の加工食品に利用されています。寒天の用途が多岐にわたるのは、幅広い物性を持つため用途に適した寒天を選択できることや、ゲル化機能だけでなく新たな物理的機能を付与できることなどが理由として挙げられます。
 本講演では寒天の原料や化学構造、特性など基礎的な情報を解説し、弊社独自の技術で実現した従来の寒天のイメージを覆す「進化した寒天」をご紹介します。
 また、様々なテクスチャーの寒天が加工食品にどのように役に立つのかを、試食や試作を交えて具体的な応用例を挙げながら説明させていただきます。

受講者の声

・各多糖類ごとの特性や、組み合わせた際の食感等の変化を体験できたのが良かった。
・ゲル触れる体験や試食があって、画像や言葉では理解しきれない部分が補えた。
・多糖類の違いや使い方が良く分かった。
・ゲル化剤の性質比較が面白かった。
・PBFのアプリケーション検討内容について非常に参考になった。
・異業種の方の多糖類への考え方、使い方などが新鮮だった。
・特徴、使い方の他、市況なども聞けて良かった。
・丁寧に基礎から説明していただいたのでわかりやすかった。
・ゼリーの食感を確かめながら講義を聞けたので理解が深まった。
・今後の製剤開発の参考になる内容だった。
・ゲルの切れや弾力をテクスチャ―アナライザや試食で確認できた。
・実際に試作することで理解しやすく大変勉強になりました。



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