このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【春限定オンデマンド】5人のエキスパートから学ぶ 知財戦略マスター講座 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

知財戦略を一気に学びたい方に最適な、5人の講師による実践的なセミナーをお得にまとめたパックです。知識を深めるだけでなく、「現場で実践できる」力を身につけることが期待できます。

 

【春限定オンデマンド】
5人のエキスパートから学ぶ 知財戦略マスター講座

 

コード tdx20250401k1
ジャンル 知財
形式 その他
配信について 【視聴期間】
2025年4月1日~5月31日(2か月間)
※4月1日以降もお申し込みいただけます。
その場合は、申込完了翌々営業日から5月31日までとなります。

【配信内容】
オンデマンド(過去に開催したセミナーの動画となります)
※視聴期間中は、いつでも何度でも視聴することができます
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
ご案内事項 ・視聴期間中は、メールで質問をお受けします。
・1講座のみの受講はできません
・講義内容が重複するところがございます。その点を踏まえた、お得な受講料となっております。
受講料
(申込プラン)

受講割引価格(全5講座1アカウント): 49,500円 (消費税込) ※5講座のうち1つでも受講したことがある場合

早期申込割引価格(全5講座1アカウント): 79,200円 (消費税込) ※3/1までにお申込の場合

通常価格(全5講座1アカウント): 99,000円 (消費税込)

 

①知財戦略の実践と留意点 (2021/7開催)

●講師

湘南国際特許事務所 所長 弁理士、(元)富士ゼロックス株式会社 牧山 皓一

富士ゼロックス(株)入社後、総合研究所で研究開発に約20年従事。その後、知的財産権センターに異動し、大学との共同研究・ラインセンス交渉業務のマネージメント、全社知的財産戦略の立案と展開を始め、様々な知的財産業務に従事。07年8月退社、同年10月より現職。現在、発明創出活動、大学との共同研究、技術者知財教育等の企業に対する知財コンサルティングを専門に実施。

●詳細

1.企業における知財戦略活用の実態と課題
 (1)経営・技術・知財の連携
 (2)知財戦略の目標展開
 (3)知財戦略の効果

2.知財戦略モデルと研究開発との関係
 (1)デジュール・スタンダード戦略における研究開発の役割
 (2)デファクト・スタンダード戦略における研究開発の役割
 (3)オープン・イノベーション戦略における研究開発の役割
 (4)オープン・クローズ戦略における研究開発の役割
 (5)M&A戦略における研究開発の役割
 (6)アライアンス戦略における研究開発の役割

3.研究開発部門における知財戦略の必要性と知財戦略の展開・実施
 (1)研究開発の成果を高める知財戦略
 (2)研究開発部門における知財戦略の展開
 (3)研究開発業務で知財戦略を実施する際の留意点

4.技術確立のステージ別の知財戦略
 (1)技術創成時
  ①基本発明の獲得のための戦略
  ②後発他社への備え
 (2)技術競合時
  ①技術差別化のための戦略
  ②特許出願と秘匿化(ノウハウ保護)との組み合わせによる差別化
 (3)技術成熟時
  ①差別化技術の検討
    ⅰ.高機能化の可能性
    ⅱ.すり合わせ技術の活用
  ②他の機能との組み合わせによる差別化

5.研究開発の成果を最大限に活用するための知財戦略の実践と留意点
 (1)技術の保護戦略
 (2)技術のブランド化戦略
 (3)共同研究開発の積極的活用
 (4)特許出願とノウハウ保護の組み合わせ戦略
 (5)イノベーションからの利益享受期間を長くするための戦略

6.知財戦略を活用した研究開発の実例
 (1)クローズド戦略とオープン戦略のバランス
 (2)秘匿化による技術の保護戦略
 (3)技術のブランド化戦略

7.今後の課題

【講演概要】
 企業が事業活動により利益を生み出すためには、知財戦略が重要であることは誰もが認めるところですが、多くの企業で知財戦略を充分に実践して成果を挙げているとは言えないのが実情です。これは、知的財産を創出する主体である研究者・技術者が十分には知財戦略を理解しておらずに、研究開発活動に有効活用できていないことが大きな原因の一つであると思われます。
 そこで、本講座では、研究者・技術者にとっての知財戦略の重要性、および研究開発の成果を高めるための知財戦略の活用と留意点を分かりやすく解説します。
 研究開発活動にどのように知財戦略を活用したら良いのかと迷っている研究者・技術者や、研究開発部門への効果的な知財戦略の展開に悩んでいる知財担当者にお勧めの講習会です。

②知財戦略の策定と活動のやり方・見せ方 (2021/8開催)

●講師

よろず知財戦略コンサルティング 代表、医学博士(元 大王製紙株式会社 知的財産部長) 萬 秀憲

花王(株)にて商品開発研究に従事(入浴剤バブ等を開発)、東京研究所室長、栃木研究所室長を務める。1999年 大王製紙(株)入社、 家庭紙開発部長、2005年よりH&PC事業部知的財産部長、執行役員、参与を歴任し2020年1月に退職。大王製紙(株)に入社当初は年間35件の特許出願数だったのを、様々な施策を行い、5年目には335件まで大幅に増やし、特許登録件数も年間300件以上となった活動を主導した実績がある。2020年4月より現職にて、延べ 十数社への知財戦略等のコンサルティング業務やセミナー講師など多岐に活躍。2021 年より知財 AI 活用研究会へ参加し、生成AIを含むAIの知財業務への活用を研究。

●詳細

1.経営層、事業部に知財活動の貢献を認められる知財戦略の策定
 (1)経営/事業部門/研究開発部門の課題を把握する方法
   ①経営の課題の把握の重要性
   ②経営の課題を把握する方法
   ③経営の課題を「調査」から把握する
   ④事業部門の課題を把握する
   ⑤事業部戦略の一般論を理解する
   ⑥事業戦略の策定プロセスに参画する
 (2)経営/事業部門/研究開発部門の課題を解決する知的財産活動
   ①経営に資する知財活動
   ②IPランドスケープ
   ③三位一体の知財活動
   ④特許だけでなく、意匠、商標、著作権等を活用
   ⑤ブランド価値向上
   ⑥研究開発部門の課題を解決する知財活動
    ⅰ.特許に積極的に取組む風土、組織・仕組み作り
    ⅱ.共同研究/開発に積極的に取り組む(オープンイノベーション)
 (3)経営戦略/事業戦略/研究開発戦略を知財戦略へ落としこむ方法
   ①経営課題、事業課題、研究開発の課題と知財課題の位置付け
   ②事業戦略のサイクルと知財サイクル(創造・保護・活用)の同期
   ③事業をサポートする適切なパテントポートフォリオの構築
   ④知的財産の活用(単独利用、ライセンス、事業提携)
   ⑤障害他社特許対策(無効化、回避、断念、強行突破、交渉による解決)
 (4)競合他社との研究開発体制の比較から外部との共同開発研究推進の事例

2.経営層、事業部に知財活動の貢献を認められる知財戦略推進組織の作り方
 (1)知的財産活動による経営への貢献の考え方
 (2)知的財産に積極的に取組む風土、組織・仕組み作り
   ①特許権侵害などのリスクの共有
   ②先進企業の取り組みの共有
   ③事業戦略と知財サイクルのリンク
 (3)特許否定論への対応
   ①研究者・技術者が特許に取り組まない理由
   ②経営陣が特許出願を奨励しない理由
   ③ノウハウ秘匿の考え方
   ④他社牽制の特許出願の考え方
 (4)教育・啓蒙
   ①発明者には新規性だけ、進歩性は知財部と特許事務所が担保
   ②現場で金を使ったプロジェクトには特許のネタが眠っている
   ③研究者・技術者に知財検定合格を義務付ける
   ④他社特許クリアランス業務/他社製品分析に関与させる
   ⑤中間処理への発明者を積極的に関与させる
   ⑥教育プログラム例
 (5)社内体制の構築
   ①経営陣、他部門との関係性
   ②外部との共同開発推進
   ③新たなビジネスの創出

3.経営層、事業部に知財活動の貢献を認められる知財戦略の実践
 (1)特許出願と権利化
   ①発明の特許出願率 :特許出願orウハウとして秘匿
   ②特許の自社実施率 :自社実施品保護を重視or他社牽制を重視
   ③グローバル出願率 :国内出願を重視or海外出願を重視
   ④早期権利化率 :早期権利化を重視or遅い権利化を重視
   ⑤総合特許登録率:100% or 25%
   ⑥特許網の構築と特許の群管理の工夫
 (2)保有特許の価値評価とポートフォリオ管理
   ①自社における価値評価
   ②他社牽制効果の評価
   ③ライセンス可能性の評価
   ④評価のタイミング
   ⑤権利維持、放棄の基準
   ⑥ポートフォリオ管理
 (3)事業戦略への活かし方
   ①自社の強みを見える化し強みをより強くする
   ②自社の弱みを見える化し弱みをなくす
   ③他社の参入を防ぐ(参入障壁を築く)
   ④ライセンス収入、販売促進等により利益へ直接的に貢献する
   ⑤他社模倣品の排除によりブランド価値を向上させ、販売を支援する
   ⑥組織対組織の共同研究開発やアライアンスを推進する
   ⑦新たなビジネスを創出させる
   ⑧社員のモチベーションを高め、組織を活性化する

【習得知識】
●事業戦略から未来を見据えた知財戦略へ落とし込む方法を学べます。
●知財戦略を立てたことがない方でも、取り組み方の全体像が把握でき、実践する取っ掛りが得られます。
●知財戦略を考える上で何がポイントとなるか学ぶことができます。
●知財戦略に基づいて知財活動を進める上で、どのような組織づくりをする必要があるのか理解できます。
●特許出願と権利化、保有特許の価値評価とポートフォリオ管理、事業戦略への活かし方を学ぶことで、知財戦略の実践イメージを掴むことができます。

【講座概要】
 本講座は、「知財戦略の知識があるのに策定できずに困っている方」「知財戦略を実践するための組織・体制のあり方がわからず困っている方」「知財戦略を策定したのに遂行できずに困っている方」に向けて、知財戦略を遂行するための具体的な取り組み方を解説します。

③事業で勝つ研究・開発現場での知財戦略の実践方法 (2021/9開催)

●講師

上柳特許事務所 所長 弁理士 元)セイコーエプソン株式会社 知的財産本部長 上柳 雅誉

1975 年諏訪精工舎 ( 現セイコーエプソン株式会社 ) 入社以来、知財業務を担当。当初 10 年間は幅広く知財実務を担当。次の10 年間はライセンス業務(交渉・訴訟・契約等)に専念。95 年に部長(その後本部長)となり 退職までの19 年間知財トップとして全社の知財マネジメント(全社知財戦略の立案・推進等)並びに重要な契約交渉を担当。また 2000 年に役員となり業務執行役員、常務取締役等を歴任し全社経営を担当。2014年退職後、上柳特許事務所を開設。知財戦略、ライセンス交渉に関する講演、コンサルを主として活動中。元日本ライセンス協会副会長<著書>知的財産戦略教本(株)R&Dプランニング出版2005年 (共著)、知的財産マネジメント実践ガイド 企業研究会(共著) 後発で勝つための知財戦略の策定と推進のポイント 技術情報協会(共著)他

●詳細

1.研究開発と知財戦略
 ・イノベーションは生き残りのための唯一の切符 
 ・結果としての知財活動から起点としての知財活動へ

2.知的資産経営とは
 ・経営の知財への期待   
 ・企業における知財の役割

3.企業(コーポレート)における知財戦略の基本
 ・全社知財戦略の構築方法  
 ・全社知財戦略の基本構成例

4.世界の知財状況の変化と我が国企業の敗因
 ・知財戦略構築前に知っておくべき世界の知財状況の変化
 ・欧米・新興国企業の狙い(知財戦略)と我が国企業の敗因

5.IoT等激変する環境下で勝利する知財戦略
 ・コア技術の守り方の再確認(特許と秘匿のマトリクス保護)  
 ・事業環境に即した知財戦略の構築と推進
 ・IoT環境下の知財戦略
 ・将来を先取りした出願戦略
 ・自社利益を守る契約マネジメント力の強化

6.研究・開発現場での知財管理
 ・開発マネジャー、知財担当者の管理ポイント
 ・出願戦略の推進ポイント 
 ・戦略的クリアランス活動の推進
 ・ポートフォリオ管理の実践 
 ・研究者、技術者の知財スキルの向上(OJT)

7.ビジネスモデルと知財戦略(オープン&クローズ戦略)
 ・ビジネスモデルと知財
 ・オープン&クローズ戦略とその実践 
 ・ソリューションビジネスにおける知財戦略 

8.開発トップ、研究者・技術者、知財担当者の役割
 ・開発(事業)トップの役割 
 ・研究者・技術者の役割 
 ・知財担当者の役割 

9.知財戦略推進の留意点
 ・全社を巻き込んだ知財戦略推進のポイント
 ・ニューノーマル下における知財活動
 ・まとめ

【習得知識】
 ●事業で勝つための知財戦略の構築推進方法
 ●利益率を上げるための知財戦略(オープン&クローズ戦略)
 ●開発現場の知財管理、開発プロセスとリンクさせた知財戦略の実践方法
 ●周囲を巻き込んだ知財戦略推進の留意点

【講座概要】
 事業環境、知財環境共に大きく変化しています。この変化の本質を正しく見極め、表面的な事象に惑わされることなく、地に足の着いた知財戦略を構築し実直に推進していくことが事業での勝利に結びつきます。
 今回の講義では、開発部門の知財管理者や知財担当者の皆さんに理解していただきたい知財戦略の基本的な考え方、世界の最新の知財状況、我が国企業の敗因をわかりやすく説明します。そのうえで、事業で勝つための知財戦略、利益率を上げるための知財戦略の構築方法を解説します。また、開発現場での知財管理の具体的な方法や周囲を巻き込んだ知財戦略推進のポイントを実践的に説明します。

④開発ステージに応じた特許戦略の考え方と展開方法 (2021/12開催)

●講師

山口晃志郎特許事務所 所長 弁理士 (元)ブラザー工業株式会社 エグゼクティブエンジニア 山口 晃志郎

1983年名古屋工業大学工学部機械系学科を卒業後、ブラザー工業(株)に入社。ワープロ、電子ラベルプリンター等の開発設計や商品企画/新規技術開発に従事。その間、多数の特許出願を行った。2004年より開発部門の知財統括責任者として発明発掘・出願・権利化から知財戦略の立案・実施まで技術と知財全般を融合した業務に従事。2013年4月、弁理士登録。2017年に早期退職後、山口晃志郎特許事務所を開業。技術者の目線に立った知財コンサルティング、特許等代理の業務を行う。発明者として、国内:特許出願414件、登録218件、USA:特許出願100件以上、欧州:特許出願90件以上、中国:特許出願70件以上の実績あり。

●詳細

はじめに.<仮想事例でイメージする>もし特許戦略が機能していたら、事業から撤退しなくて済んだ? 

Ⅰ.特許戦略の概要
 1.特許出願戦略の基本的な考え方
 2.発明とは?発明創造とは?
 3.特許戦略とは?     
 (1)なぜ特許戦略が必要か?  
 (2)特許戦略の目的と概要
 4.戦略的な二つの特許権 
 (1)自社の事業を守る特許権  
 (2)事業を優位に進めるための特許権

Ⅱ.各特許戦略/戦術の内容 
 1.プロダクトライフサイクルの各段階における特許戦略
 (1)主力事業のイノベーションに伴う戦略
  ①導入期における特許戦略  
  ②成長期における特許戦略    
  ③成熟期における特許戦略 他
 (2)新事業、新規商品創出に伴う戦略
 2.王者の特許戦略と弱者の特許戦略
 (1)自社の位置づけを確認   
 (2)市場リーダー(王者)の戦略  
 (3)後発企業(弱者)の戦略
 3.周辺技術を発明し、特許群を構築する
 4.「広い特許」と「強い特許」とは?
 5.グローバルな特許戦略   
 (1)出願対象国の検討    
 (2)各国制度に合った戦略
 6.特許出願戦略と権利化戦略 ~仮想事例をもとに「主力事業を継続し、売上げと利益を確保する」ための戦略を検討
  1.~5.の戦略を、具体的にどのように展開するかを解説
 7.各開発ステージにおける技術者が行うべき特許戦略/戦術の実践  
 (1)開発初期段階       
 (2)開発開始~終了まで      
 (3)数年後

Ⅲ.知的財産の大きな価値

【習得知識】
●特許戦略の活動が、開発プロジェトの中の重要な業務であることが理解できます。
●特許戦略を、より具体的な業務として展開できるようになります。
●法律や制度を深く理解していなくても、担当する開発プロジェクトを理解して いれば特許戦略を立案および実践ができることを理解できます。

【講座概要】
 特許戦略の難しさは、幾つかのパターンを学んでも、そのまま使えることは殆どなく、各開発プロジェクトが置かれた状況に合わせて柔軟に変えなくてはいけない点です。
 本講習会では、様々なシチュエーションを想定し、各状況に応じた戦略の考え方をお話しします。実際に技術開発、商品開発現場で特許戦略を実践してきた経験をもとに作成した仮想事例を用い、どう戦略を検討し具体的に展開していくのか紹介します。
 また、特許戦略は実践できて初めて成果が現れます。開発プロジェクトメンバーが、特許戦略の重要性を理解し、常に戦略を考え実践していけるよう開発ステージ毎の活動など詳しく解説します。

⑤すぐに取り組める!特許出願戦略の策定・実践ステップ (2022/8開催)

●講師

加藤弁理士事務所 代表 弁理士 ((元)花王株式会社 知的財産センター長)  加藤 実

食品系化学企業での研究経験を経て特許事務所に勤務後、2000年に花王株式会社へ入社。その後、知財センター長、知財主幹等を歴任。2019年に加藤弁理士事務所を開業。特許事務所では国内外の特許出願・権利化・異議申立・無効審判・審決取消訴訟・侵害訴訟等を担当。企業では知財マネジメントの立場から、研究開発部門の知財教育、知財戦略の策定と遂行、国内外での知財権の管理・活用等を主導。知財実務経験30年超。主な著書は、【後発ならではのメリットと後発でも勝てる特許戦略,研究開発リーダー(2022年)】、【化粧品企業における知財戦略と知財管理の在り方,Cosmetic Stage(2019年)】など。

●詳細

1.知財戦略とは
 (1) 企業における知財活動の意義
 (2) 知財活動のコア業務と非コア業務
 (3) 誰にとっての知財戦略か
 (4) 知財活動における戦略思考
 (5) 戦略策定のための時間の確保

2.特許出願の(適正な)活性化のために
 (1) 自社の立ち位置を知る
 (2) 何のための出願活性化か
 (3) 権利の「活用」から逆算して考える
 (4) 特許の「質」はどう決めるか
 (5) 適正な「質」と「量」のバランス

3.特許網構築の考え方と実践手法
 (1) なぜ特許網が重要なのか
 (2) あるべき特許網のシナリオ作り
 (3) 特許網構築の方向性と時間設定
 (4) 特許網を構築できる体制作り
 (5) 特許網のための出願創出の工夫

4.実用新案と意匠による特許網の補強

5.ノウハウ(営業秘密)をどう扱うか
 (1) ノウハウ化の長所と短所
 (2) 出願かノウハウ化かの判断基準
 (3) ノウハウの管理と棚卸し

6.特許マップの使いこなし
 (1) 特許マップの種類と使い道
 (2) 社内ツールとしての位置付け
 (3) 特許マップとIPランドスケープ

7.権利化から維持放棄までの管理
 (1) 戦略的な権利化の工夫
 (2) 特許「延命」の考え方
 (3) 棚卸しを通じた特許網の価値向上
 (4) 休眠特許の「活用」について

8.特許網構築に向けた知財教育
 (1) 発明者を「主役」にするために
 (2) 徹底した「他社視点」の浸透

9.その他の知財活動活性化策

【習得知識】
●1つの強い特許に頼るのではなく「特許網の構築」をすることの重要性がわかる
●新規事業の展開や既存事業の強化に貢献できる特許出願戦略のあり方がわかる
●特許出願戦略を策定したことがない人が、どこから手を付けたらいいのか学べる

【講座概要】
 本講座では、企業の成長発展のために知財活動をいかに高度化させるべきかという観点から、「事業に貢献できる特許網の構築」を実現するための知財活動をテーマ に取り上げます。具体的には、まず特許網の構築に必要な戦略思考について概説し、特許網の前提となる個々の出願活性化のための留意事項を抑えた上で、特許網構築の考え方と実践手法を紹介し、特許以外の技術知財(実案・意匠)にも触れ、また、特許網の構築と密接に関わるノウハウの取り扱いについても説明します。
 さらに、特許網の構築の実務にあたって重要になる特許マップの使いこなしの要点、特許網を権利化から維持放棄判断の段階まで中長期にわたって手当していく際の留意事項、関連する知財教育の取り組み方など、実務上のポイントを多面的に取り上げることで、知財活動を活性化するための実用的な知識とスキルを幅広く提供します。



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