このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ~大王製紙・花王での成功・失敗事例をふまえ~特許の価値評価のコツ [講習会詳細] | テックデザイン
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棚卸の権利維持・放棄、出願時や権利化のシーン毎に、価値評価の方法、判断基準の構築と手順について、体系的かつ実践的に解説。新たに生成AIの活用についても事例をあげて紹介。

 

~大王製紙・花王での成功・失敗事例をふまえ~特許の価値評価のコツ

 

コード tds20250619k1
ジャンル 知財
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 6月 19日(木) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
受講料
(申込プラン)

早期申込割引価格: 29,040円 (消費税込) ※4/19までにお申込の場合

通常価格: 36,300円 (消費税込)

 

●講師

よろず知財戦略コンサルティング 代表、医学博士(元 大王製紙株式会社 知的財産部長) 萬 秀憲

花王(株)にて商品開発研究に従事(入浴剤バブ等を開発)、東京研究所室長、栃木研究所室長を務める。1999年 大王製紙(株)入社、 家庭紙開発部長、2005年よりH&PC事業部知的財産部長、執行役員、参与を歴任し2020年1月に退職。大王製紙(株)に入社当初は年間35件の特許出願数だったのを、様々な施策を行い、5年目には335件まで大幅に増やし、特許登録件数も年間300件以上となった活動を主導した実績がある。2020年4月より現職にて、延べ 十数社への知財戦略等のコンサルティング業務やセミナー講師など多岐に活躍。2021 年より知財 AI 活用研究会へ参加し、生成AIを含むAIの知財業務への活用を研究。

●詳細

1.保有特許の棚卸における権利維持・放棄の決め方のコツ
 (1)保有特許の価値評価の重要性
 (2)自社における価値評価
  ①事業的価値の評価
   ・当該特許の自社実施の有無と可能性
   ・ライセンスの有無と可能性
   ・他社実施の有無と可能性
   ・収益性
   ・貢献度
   ・対外的アピール度
  ②技術的価値の評価
   ・代替技術の有無
   ・今後の利用可能性
   ・技術の発展性
  ③特許的価値の評価
   ・権利の位置付け
   ・権利範囲の広さ
   ・権利の強さ
   ・侵害発見容易性
   ・回避困難性
 (3)他社牽制効果の評価
 (4)ライセンス可能性の評価
 (5)評価のタイミング
 (6)権利維持、放棄の基準
 (7)権利維持、放棄の決定までの手順
 (8)棚卸後の知財戦略の立案
 (9)花王における保有特許の棚卸(R&Dの⽴場から)成功例と失敗例
 (10)⼤王製紙における保有特許の棚卸、成功例と失敗例
 (11)保有特許の棚卸における生成AIの活用例

2.特許出願時における価値評価のコツ
 (1)出願時の価値評価の重要性
 (2)出願時における価値評価
  ①事業的価値の評価
  ②技術的価値の評価
  ③特許的価値の評価
 (3)他社牽制効果の評価
 (4)ライセンス可能性の評価
 (5)出願、秘匿の基準
 (6)出願、秘匿の決定までの手順
 (7)出願、秘匿の決定後の知財戦略
 (8)花王における出願時の価値評価(R&Dの⽴場から)成功例と失敗例
 (9)⼤王製紙における出願時の価値評価、成功例と失敗例
 (10)特許出願時における生成AIの活用例

3.権利化における価値評価のコツ
 (1)中間処理時の価値評価の重要性
 (2)中間処理時における価値評価
  ①事業的価値の評価
  ②技術的価値の評価
  ③特許的価値の評価
 (3)他社牽制効果の評価
 (4)ライセンス可能性の評価
 (5)中間処理時の判断基準
 (6)中間処理時の判断決定までの手順
 (7)中間処理時の判断決定後の知財戦略
 (8)花王における中間処理時の価値評価(R&Dの⽴場から)
成功例と失敗例
 (9)⼤王製紙における中間処理時の価値評価、成功例と失敗例
 (10)中間処理時における生成AIの活用例

<講義概要>
 知的財産活動のマネジメントにとって、重要なことの一つに特許の価値評価があります。
 保有特許の価値の見極めは、適切な放棄判断のみならず、特許網の補強や特許利用範囲の拡大、さらには出願・権利化実務の高度化など戦略的な取り組みを可能とする側面も備えています。
 また、出願・権利化においては、公開による他社の模倣を防ぐために、秘匿化して社内でノウハウ情報を管理することも重要で、技術の特質や事業戦略を踏まえて慎重に価値評価を行い、出願・秘匿化の判断する必要があります。
 本講演で紹介する、保有特許の棚卸における権利維持・放棄の決め方のコツ、出願・権利化における価値評価のコツ、花王・大王製紙での事例、生成AI活用例から、「事業に貢献する知財マネジメント」を実践するヒントを得ていただければと考えます。



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