このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向 [講習会詳細] | テックデザイン
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コロナ禍後に需要の激増した『電子レンジ対応食品』の研究開発に! 電子レンジ加熱の原理や装置特性、加熱の特徴などの基礎から、食品・容器の加熱特性や加熱ムラの解決、事故事例についての具体的に解説するほか、これからの時代の電子レンジの動向についても紹介します。

 

~おいしい加熱調理食品を開発するための~

 

電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向

 

コード tds20250305h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 3月 5日(水) 14:00~16:00
配信について 【見逃し配信】は実施いたしません。
リアルタイムでのご受講をお願いいたします。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※※1月5日までの申し込みが対象です。

 

電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向

●講師

上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 堀越 智先生

 2008年に東京理科大学 講師、2010年 同大学 准教授、2011年 上智大学 准教授を経て、2020年より現職を務める。日本電磁波エネルギー応用学会 (JEMEA) 理事長、東京学芸大学 非常勤講師、日本学術振興会 委員、材料技術研究協会 理事、Molecule エディターJournal of Microwave Power and Electromagnetic Energy エディター、Mini-Reviews in Organic Chemistry エディター、Chemical Engineering エディターを兼任。 日本電磁波エネルギー応用学会 第一回学会賞(2018年) を受賞。著書に、『生物・生体・医療のためのマイクロ波利用~熱/非熱プロセスを用いた基礎から応用の技術~(エヌ・ティー・エス出版, 2020)』、『困らない! マイクロ波サイエンスとエンジニアリング -加熱・乾燥・化学・材料のノウハウ集- (S&T出版 2018)』。詳細はWEBページに掲載: 上智大学 堀越研究室で検索

●詳細

Ⅰ.マイクロ波加熱
 1.マイクロ波加熱の原理
 2.加熱の特徴と注意
 3.加熱ムラや加熱不足が起きる原因は?
 4.マイクロ波エネルギーの様々な応用例

Ⅱ.食品・素材と加熱特性の関係
 1.なぜマイクロ波がいいのか?
 2.本当に水が温まっているのか?
 3.食品とマイクロ波の相互作用
 4.マイクロ波加熱効率を予測する方法Q
 5.食品や包装の工夫
 6.シミュレーションによる加熱予測とムラ防止
 7.レンジ対応容器の事故

Ⅲ.最新電子レンジの動向
 1.既存の電子レンジとの違い
 2.なぜ必要なのか?
 3.半導体式発振器
 4.冷凍解凍の問題と改善
 5.選択加熱
 6.電子レンジと社会サービスのつながり
 7.電子レンジの概念を超えた加熱
 8.世界的動向

<本講座での習得事項>
 ・電子レンジの加熱原理と特徴
 ・食品のマイクロ波加熱はどのように進むか
 ・電子レンジの得意なこと、不得意なこと
 ・最新の世界的動向

<講義概要>
 電子レンジの世帯普及率は98%を超えており、一家に一台が当たり前な白物家電といえます。短時間で食品を温めることができる電子レンジは、キッチンの必須機器といえます。昨今では、外食に代わって自宅での食事が著しく増え、電子レンジや電子レンジに対応した食品の開発や販売が急速に進んでいます。
 一方で「書いてあるとおり時間を設定したのに温まらない」など、購入食品の説明通りの加熱ができないことも多く、マイクロ波独自の課題もあります。さらに、「電子レンジ内で火事が起きた」などと、間違った使い方をすることで事故が起きてしまう事例も毎年起きています。
 なぜこのようなことが起こるのでしょうか?本講義では、マイクロ波加熱の科学的な説明、ユーザーやメーカーが起こしてしまった事故例、レンジ対応容器、マイクロ波加熱の特徴、問題点と改善方法、ごく近い将来普及が見込まれている最新の電子レンジや世界的動向について、幅広く解説を行います。専門用語を使わずに、実例を用いて分かり易く図解での解説を進めます。



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