このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 応力腐食割れのメカニズムと対処・防止法 [講習会詳細] | テックデザイン
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腐食損傷の中でも対処の難しいSCCについて、実務的な観点から体系的かつ平易に解説します

 

応力腐食割れのメカニズムと対処・防止法

 

~腐食の基礎,メカニズム,試験と調査,各種金属の事例,防止対策と適用例~

コード tds20250114z1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 1月 14日(火) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度) 当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込)

 

応力腐食割れのメカニズムと対処・防止法

●講師

独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) CCS・水素事業部 施設技術課 東 茂樹

1985~99年、住友金属工業㈱にて耐食ステンレス鋼や防食技術等の研究、1999~2000年、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)にて石炭液化技術開発、2000年から住友金属テクノロジー㈱にて金属材料の水環境腐食に関する試験調査、に従事し、2023年に退職、現職に。日本金属学会技術開発賞,大河内記念技術賞を受賞。理学修士,工学博士。技術士(金属部門)日本鉄鋼協会,腐食防食学会の正会員。

●詳細

Ⅰ.金属腐食の基礎
 1.金属の腐食形態
 2.湿潤腐食とガス腐食の違い
 3.全面腐食と局部腐食の違い
 4.局部腐食の種類と要因

金属の腐食を理解するための基礎的な事項を、腐食の分類を通じて、概説する


Ⅱ.応力腐食割れのメカニズム
 1.応力腐食割れとは
 2.応力腐食割れの要因とメカニズム
 3.応力腐食割れと水素脆性の比較

応力腐食割れは、局部腐食のひとつと分類される。他の腐食形態との比較の中で、応力腐食割れを特徴つける


Ⅲ.応力腐食割れの試験と調査 
 1.各種の応力腐食割れ試験の長所・短所
 2.応力腐食割れ損傷の調査方法

応力腐食割れに対処するために必要な試験と調査について解説する


Ⅳ.各種金属材料の応力腐食割れ事例
 1.炭素鋼の応力腐食割れ
 2.ステンレス鋼の応力腐食割れ
 3.非鉄金属の応力腐食割れ

応力腐食割れの試験と調査の実際を、各種金属の応力腐食割れ事例に適用しながら解説する


Ⅴ.応力腐食割れの防止対策と適用例
 1.材料からの対策
 2.環境からの対策
 3.応力からの対策

応力腐食割れの試験と調査の実際を、各種金属の応力腐食割れ事例に適用しながら解説する

<企画背景と講座のポイント>
 設備・装置の維持管理や製品の耐久設計において、金属材料の腐食の抑制・防止が重要な課題とされています。腐食損傷の中でも、応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking、SCC)は、潜伏期間が長く一旦発生すると破壊的なダメージを与えるため、対処が難しい腐食形態といえます。
 本講座では、応力腐食割れのメカニズム、対処法、防止法をわかりやすく解説します。具体的には、まず、理解に必要な金属腐食の基礎について述べ、次に、応力腐食割れにおける材料・環境・応力の観点からの要因と、発生・成長メカニズムを解説します。後半では、実務経験に基づいて、評価試験や損傷調査の方法と事例への応用を紹介し、防止対策とその適用例を紹介します。



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