このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 金属疲労の基礎知識・メカニズムと実務で役立つ評価・調査・対策手法 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

これから研究開発に取り組む新人・異動者から現場で分析に取り組むベテランまで、疲労破壊について1日で理解を深めたい方に! 
本講座では疲労破壊の基礎や、き裂進展メカニズムについての体系的な知見と、疲労評価・対策の実践的手法を網羅し解説します。

 

金属疲労の基礎知識・メカニズムと
実務で役立つ評価・調査・対策手法

 

コード tds20250124h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 1月 24日(金) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※11月24日までの申し込みが対象です。

早割(PDF+カラー製本テキスト) : 31,680円 (消費税込) ※11月24日までの申し込みが対象です。

 

金属疲労の基礎知識・メカニズムと実務で役立つ評価・調査・対策手法

●講師

福﨑技術士事務所 代表 福﨑 昌宏

2005年 千葉工業大学大学院 工学研究科 金属工学専攻を修了。同年 金属加工メーカー 研究開発部に入社。2013年に建設機械メーカー 研究開発部に入社。2017年に技術士(金属部門)取得。2019年4月より独立開業。金属材料の破損・不具合に関する分析調査を専門とし、これまでに【マグネシウム合金の腐食】【温度センサーの高温耐クリープ特性、安定性向上】【歯車など機械部品の材料開発、材料分析評価】【自動車部品破損の破面分析】などについて研究を手掛ける。『金属材料の疲労破壊・腐食の原因と対策』(2021)日刊工業新聞社、「機械設計」連載講座『金属材料の基礎と不具合調査の進め方』(2020)日刊工業新聞社、「軽金属」第55巻 第9号(2005)に『AZ91マグネシウム合金における腐食挙動とミクロ組織の関係』などを執筆。

●詳細

Ⅰ.金属材料の基礎
  1.周期表と金属結合
  2.結晶構造とその特徴
  3.転位論とすべり面
  4.鉄鋼材料の基礎
  5.金属組織
  6.溶接・接合

Ⅱ.疲労破壊の基礎知識とメカニズム
  1.疲労破壊のメカニズム
  2.亀裂と応力集中
  3.延性破壊と脆性破壊
  4.疲労破面の特徴
  5.摩擦・摩耗と疲労
  6.疲労試験

Ⅲ.金属疲労の対策について
  1.疲労破壊に影響すること
  2.不純物介在物
  3.内部欠陥
  4.硬さ
  5.圧縮残留応力
  6.材料強化方法

Ⅳ.鋼の熱処理と疲労
  1.熱処理の基礎
  2.マルテンサイト変態
  3.浸炭処理
  4.高周波焼入
  5.窒化処理
  6.ショットピーニング

Ⅴ.金属組織分析
  1.化学成分分析
  2.金属組織観察

<本講座での習得事項>
 1.金属材料の基礎知識
 2.金属疲労に関する基礎知識と改善方法
 3.材料分析方法の進め方

<講義概要>
 金属材料は建築物、自動車、電子機器など、私たちの身近で様々なところに使用されていますが、破損した場合、人命にかかわる重大な事故が発生するため、金属材料を用いた製品設計では、金属の基礎的な強化方法や材料組織を理解することが必要です。特に、代表的な破損・不具合である疲労破壊については、基本的な知識を備えておく必要があり、具体的には、疲労進行のメカニズムに関する知識と、起点となる欠陥や割れの確認や検査が重要です。また、金属材料に関する基礎的な知識も欠かせません。
 そこで本講座では、【金属材料の基礎知識から疲労破壊のメカニズムと原因】、そして【金属材料における疲労亀裂検査のための非破壊検査方法】や【疲労破壊に及ぼす金属材料的な要因とその対策方法】、更に【実際の不具合が起きた時の調査の進め方や基礎的な考え方】などについて解説します。



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