このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の殺菌・静菌技術と微生物制御効果の評価法 [講習会詳細] | テックデザイン
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安全な食品を提供していく上で最もシビアに管理しなければならないのが微生物であり,食品に携わる技術者にとって微生物の知識と、殺菌や静菌技術の知識は必須である。微生物制御研究における著名な講師が殺菌効果の評価方法と加熱殺菌の理論を中心に各種制御技術のメリットやデメリットを解説する。情報価値・資料価値が高く貴重な講演です。

 

食品の殺菌・静菌技術と微生物制御効果の評価法

 

コード tds20250130t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 1月 30日(木) 10:30~17:00
会場

ちよだプラットフォームスクウェア 地下1階 ミーティングルーム001(東京 竹橋/神保町)

ご案内事項 講師へのご質問・ご相談は事前にご連絡いただいても構いません。講義の進行状況によっては十分な質疑応答の時間を取れないこともありますので、事前にご連絡いただけるとスムーズです。
・ご質問・ご相談はこちらへ info@tech-d.jp
受講料
(申込プラン)

会場受講: 39,600円 (消費税込)

 

食品の殺菌・静菌技術と微生物制御効果の評価法

●講師

大阪公立大学 研究推進機構 微生物制御研究センター 客員教授 土戸 哲明 先生

大阪大学工学部発酵工学科を卒業後、平成8年 関西大学工学部教授に就任。平成26年 退職(名誉教授)。平成28年から現職。現在は、有限会社トリビオックスラボラトリーズ取締役、日本損傷菌研究会代表、NPO法人カビ相談センター理事を兼務。また日本防菌防黴学会・日本食品工学会・日本生物工学会で各種役員を歴任。ライフワークとして食品殺菌・保存の他、医療関係や諸環境、文化財などの分野で微生物制御全般の研究に従事すると共に、微生物細胞の熱や薬剤によるストレスへの応答、損傷・修復機構、 損傷菌の動態解析・評価法開発などの基礎研究を推進。

●詳細

1.はじめに―制御法・微生物・制御対象系の相互関係

2.微生物の検出・計数法とその原理

3.微生物の耐性と制御効果の評価 (重点的に)

4.殺菌効果の評価法と生死判定(重点的に)

5.損傷菌の評価法(重点的に)

6.芽胞形成菌の評価法(重点的に)

7.バイオフィルムとその他の特殊適応菌(低栄養・VNC・persister・薬剤耐性菌)(重点的に)

8.静菌効果の評価法(重点的に)

9.併用効果の評価法(重点的に)

10.殺菌法の比較論(資料での紹介)

11.加熱殺菌技術の基礎-D・z・F・Cの各値(資料での紹介)

12.加熱殺菌の方式と装置(資料での紹介)

13. 細菌芽胞と加熱殺菌(資料での紹介)

14. 非加熱殺菌技各論-高圧・放射線・紫外線・交流高電界・プラズマ・凍結など(資料での紹介)

15. 静菌技術各論-低温・酸性化・水分活性低下・抗菌性化合物添加など(重点的に)

16. 併用制御技術(資料での紹介)

17. まとめと結論質疑応答

企画背景と講演概要
 食品の殺菌・静菌の原理と応用全般について概説します。はじめに微生物制御の基盤要素を話し、殺菌・静菌に関わる微生物検出や計数法と処理効果に関する評価法の問題を講述します。次いで、殺菌法と静菌法の各論に進みますが、本講では、代表的な殺菌法である加熱殺菌を中心にその原理、技術、装置などを解説します。また高圧法など品質重視の非熱法、また主に製造環境や食品容器の殺菌で重要な薬剤殺菌と電磁波殺菌、さらには各種併用殺菌法の原理と技術について概説します。静菌法については、低温、水分活性・pH、雰囲気調節や防腐作用をもつ化合物利用などを紹介すると共に、併用静菌法を中心としたハードルテクノロジーの考え方を述べます。最後のまとめと結論では、HACCPやリスク管理で重視されている予測モデリングについても触れます。



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