このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品製造設備・機器の洗浄技術の基礎と実務 [講習会詳細] | テックデザイン
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食の安心・安全を担保するためには、製造設備・機器の衛生管理が最重要項目です。 各種の洗浄・殺菌剤の基礎から、汚れに応じた洗浄力の選択と留意点、更には清浄度の評価までをわかりやすく解説します。

 

食品製造設備・機器の洗浄技術の基礎と実務

 

~各種洗浄力要素と殺菌剤の使い方と最新技術~

コード 25031910
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 3月 19日(水) 10:30~17:00
会場

ちよだプラットフォームスクウェア(東京 神保町)

受講料
(申込プラン)

会場受講: 39,600円 (消費税込)

 

食品製造設備・機器の洗浄技術の基礎と実務

●講師

三重大学大学院 生物資源学研究科 教授 工学博士 福﨑 智司先生

●詳細

Ⅰ.食品衛生と微生物制御
 ①食品衛生のための基本活動
 ②洗浄・殺菌の目的と意義
 ③ドライ化の必要性

Ⅱ.洗浄の基礎
 ①洗浄の基本的な考え方
 ②媒体としての水の長所と短所
 ③洗浄力の分類
 ④洗浄プロセスと定量的評価

Ⅲ.物理的洗浄力の基礎
 ①管路(配管)内の界面流動力
 ②スプレー洗浄(低圧)
 ③清拭洗浄
 ④熱(温度)
 ⑤各種洗浄操作における実務上の留意点

Ⅳ.界面における汚れの除去メカニズム
 ①親水性汚れ(タンパク質、多糖類、微生物)
 ②親油性汚れ(油滴、油膜)

Ⅴ.アルカリ剤と界面活性剤の洗浄力の基礎
 ①アルカリ剤の種類と作用効果
 ②アルカリ剤の有効性(タンパク質、油脂、鉱物油)
 ③アルカリ洗浄の問題点 
 ④界面活性剤の分類と洗浄作用
 ⑤界面活性剤の問題点
 ⑥界面活性力の補完と増強

Ⅵ.次亜塩素酸ナトリウムの実践的な使用方法
 ①次亜塩素酸とは
 ②次亜塩素酸水溶液の種類
 ③次亜塩素酸の洗浄・殺菌メカニズム
 ④樹脂に収着した香料・色素の洗浄除去
 ⑤ステンレス鋼に対する腐食作用
 ⑥ゴム製ガスケット、不織布に対する劣化作用

Ⅶ.酸素系酸化剤の洗浄・殺菌効果
 ①過酸化水素と過炭酸ナトリウム
 ②過酢酸
 ③オゾン

Ⅷ.ふき取り法による清浄度の評価
 ①清浄度評価法の種類と洗浄度の数値化の意義
 ②洗浄不良箇所の調査事例
 ③ATPふき取り検査時の留意点 

<受講にあたって>
身の回りで困っている問題や疑問に思っていることがありましたら、ある程度調べて(まとめて)きていただき、その上で当日ご質問くだされば、アドバイスをさせていただきます。

<習得知識>
 ・現場レベルでの微生物制御技術
 ・洗浄力要素の作用メカニズム
 ・洗浄操作における留意事項
 ・次亜塩素酸の有効な活用方法
 ・清浄度の評価方法

<講義概要>
 食品工場では、洗浄操作が毎日のように行われています。洗浄の重要性や目的はほとんどの方が理解されているかと思いますが、科学的な理屈や方法論というような学問的な学習をされた方は少ないのではないでしょうか。洗浄を科学的に考えるためには、前提となる考え方(安心・安全、衛生管理など)や洗浄の基本的なプロセスを学び、その上で汚れと洗浄・殺菌のメカニズムや、洗浄・殺菌剤そのものについての理解を深めることが必要です。本講座では、このような洗浄の科学を基礎から実践まで解説します。「何をどうするか」という基本操作に加え、「なぜこの操作が必要なのか」を理解することで、日々の洗浄効率や作業効率を安定かつレベルアップさせることができます。



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