このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 パン焼成のサイエンス [講習会詳細] | テックデザイン
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安定した品質のパンを製造するためには、パン焼成のメカニズムを工学的に理解することが大切です。講師の経験と理論をもとに、焼成工程の物理化学的現象を解説し、焼成条件や使用する設備・器具についても詳解します。

 

パン焼成のサイエンス

 

~物理・化学的現象/製造現場でのデータ解析/設備と器具~

コード tds20241112m1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 11月 12日(火) 9:30~12:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は約1週間)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格(pdfテキスト): 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※9/12までの申込

 

●講師

SANTA Baking Laboratory(サンタ ベーキング ラボラトリー) 代表 山田 盛二

1984年 敷島製パン株式会社入社し、新技術・製法に関する研究開発業務に従事。2014年に退社後は顧問として技術指導に携わる。2017年より現職。現在は製パンに関するコンサルティング、執筆、講演活動に従事している。帯広畜産大学客員教授、日本パン技術研究所非常勤講師、長崎大学非常勤講師を兼務。京都大学 博士(工学):【製パン工程における熱操作に関する研究】

●詳細

1.パンの焼成工程に生じる物理的及び化学的現象
 1-1 重要ポイントとなる生地部位の温度変化
  ・焼成しているパンの中では、同時並行でどのような現象が起こっているのだろうか
  ・火通りの定義と適正な焼成温度および時間の求め方

 1-2 オーブンキックと体積収縮
  ・気泡の膨張、圧縮と連通

 1-3 潜熱と顕熱
  ・水分蒸発とクラストの形成

 1-4焼色の着色反応の速度論的解析
  ・メイラード反応とカラメル化反応

 1-5 トレンド製品における特徴的な焼成方法について

2.製パン設備と器具
 2-1 オーブンの種類と構造、焼き方の違いについて
  ・生地上面及び底面の温度変化とオーブンの操作方法

 2-2 熱移動形態(伝導・対流・輻射、及び蒸気加熱)

 2-3 製造現場における温度と熱の測定方法

 2-4 オーブンと器具の選び方

<習得事項>
1.パン焼成メカニズムの論理的な理解
2.製造現場における適正なオーブンの操作方法(温度、時間、対流、蒸気等)の習得
3.オーブン選定に欠かせない、機能・性能といった判断基準の理解

<講義概要>
 本講座では、講師独自の実験装置で収集した温度・熱流束・生地重量変化(水分蒸発量)といった同時測定データを示しながら、パンの焼成工程における、クラストの形成やオーブンキック、焼色の着色といった、焼成のメカニズムに関して解説します。また、工学的な理論と連続製パンライン及び製品開発の現場経験から得られた、パンのカテゴリーや生地特性に応じた適正な焼成条件についての知見を示します。後半では、製パン設備であるオーブンやその他器具について、選定する際のスペックの着眼点をお伝えすると共に、トレンド商品を例に挙げて、焼き方の“コツ”も伝授します。



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