このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 賞味期限・消費期限の決定方法・延長方法・検証方法 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

賞味期限・消費期限を決定あるいは延長する際には、自社製品の特性を踏まえて、保存中の劣化要因(化学成分や物性、味・香り・食感、微生物など)を加味しつつ、どこまで製品として許容できるのかを見定め、慎重に実施することが大切です。本セミナーでは、そのノウハウを実務経験豊富な講師が解説します。

 

賞味期限・消費期限の決定方法・延長方法・検証方法

 

保存試験、加速試験、演習

コード tds20240913t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 9月 13日(金) 10:30~16:30
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

受講料
(申込プラン)

会場受講: 39,600円 (消費税込)

 

賞味期限・消費期限の決定方法・延長方法・検証方法

●詳細

1.回収事例から見る消費期限・賞味期限
 期限表示で一番大事なのは回収を起こさないことであるといっても過言ではありません。過去の回収事例を紐解き期限表示ではどのような回収事件が起きているのか把握します。

2.期限表示ミスを防ぐには
 回収に至るような期限表示ミスを防ぐにはどういった点に留意すればよいのかを考えます。

3.消費期限・賞味期限が他者から決められているもの
 理化学試験、微生物試験を採用することが法的に求められておりそれを順守することが義務付けられているものについて学びます。

4.消費期限・賞味期限を自分で決めるもの
 官能評価など評価手法の構築が自社に委ねられているものについて学びます。

5.消費期限・賞味期限の決定方法
 保存試験、加速試験などで妥当性のある期限設定を行っていく作業について学びます。アレニウス式の解説もここに出てきます。

6.消費期限・賞味期限の伸ばしかた
 現実的ではない、消費者が受け入れないような提案は排除し、すぐにも採用できる具体的な期限延長方法について学びます。

7.フォローアップ検証
 期限設定を行って新製品を上梓したのち、既存商品に対する期限延長を実施してのちのフォローアップ検証作業について述べます。

8.実務に落とし込む(ディスカッション)

9.質疑応答
 当日のセミナー内容に加えて、個別事例・特殊事例についての相談も承ります。
個別事例・特殊事例につきましては申し込み時あるいは参加されるまでに主催社までご連絡ください。 ※当日までに調査します。

<講師の言葉>
 従来、消費期限・賞味期限は、理化学検査、微生物検査、そして官能評価を駆使して設定するものですが、言うは易しで、どの指標を重視して自社製品の評価基準を決めれば良いのか、非常に悩ましいところでした。本講座では各評価法の長短所を指摘しつつ、どの手法を重視すべきかについて考察します。その間に、品質劣化を様々な観点から説明しつつ、保存試験・加速試験に欠かせない、品質劣化を予測するアレニウス式の解説を差し込みます。さらに、現実問題として、どのようにして期限の延長を図っていくのか、期限延長の実現後に、どのようにフォローアップ検証していくのかについても説明します。
 主対象者は食品の品質保証・品質管理という期限表示の検証分野にいらっしゃる方々や製品開発で期限表示の設計分野にいらっしゃる方々ではありますが、商品企画やマーケッターの方々にも消費期限・賞味期限がどのように決められているのかを知っていただくいい機会かと思います。数学が苦手でしたらアレニウス式などはすっ飛ばしていただき、エッセンスの部分だけ持ち帰っていただいて今後のマーケティング活動に生かしていただければと思います。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       



      
ページTOPへ