このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 乳酸菌の機能強化技術(育種・遺伝子組換)と 産学官コンソーシアムを基盤とする蔵付乳酸菌の産業展開 [講習会詳細] | テックデザイン
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現在国内では既に多くの乳酸菌を利用した食品製品があり、一般に親しまれていますが、乳酸菌にはまだ研究、改良の余地があり、未だに大きな可能性を秘めています。当講座では、乳酸菌の機能性強化に取り組む講師の最新の知見を紹介します。

 

乳酸菌の機能強化技術(育種・遺伝子組換)と 産学官コンソーシアムを基盤とする蔵付乳酸菌の産業展開

 

コード tds20240604z1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 6月 4日(火) 15:00~17:00
配信について 見逃し配信はございません。リアルタイムでのご受講をお願いします。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 19,800円 (消費税込)

 

●講師

信州大学 農学部 教授/信州大学バイオメディカル研究所・生体分子イノベーション部門・部門長 下里 剛士先生

講師紹介:2006年東北大学大学院農学研究科修了。2007年信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点・特任助教に就任し、2019年より現職に。日本乳酸菌学会理事、日本酪農科学会評議員を務めており、主に乳酸菌の機能強化を対象とした創製研究を行っている。受賞歴:第14回日本農学進歩賞(2015年11月)平成29年度若手農林水産研究者表彰・農林水産技術会議会長賞(2017年10月)

●詳細

Ⅰ. 乳酸菌機能の強化
 1. リボソーム工学によるプロバイオティック乳酸菌の育種
 2. 遺伝子組換え乳酸菌の作出とバイオ医薬品としての可能性
講師から:遺伝子工学やリボソーム工学といった技術を駆使し、乳酸菌機能を強化することに主眼をおいた研究を展開しており、これらの技術について紹介いたします。

Ⅱ. 発酵長寿プロジェクトから見出された蔵付乳酸菌
 1. 発酵長寿プロジェクトと微生物資源の分離
 2. 蔵付乳酸菌の発見と社会実装に向けた取り組み
講師から:2018年11月に長野県が「発酵長寿NAGANO」を宣言したことに伴い発足した「信州発酵長寿プロジェクト」の運営委員として、老舗醸造蔵に宿る微生物の分離・機能解析プロジェクトを主導して参りました。現在、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より支援を受けて社会実装に向けたプロジェクトを展開中です。そこで培った知見を中心に紹介いたします。

<習得知識>
・育種による乳酸菌機能の強化技術
・遺伝子組換えによる乳酸菌機能の強化技術
・地域資源から分離された有用乳酸菌を用いた産学官共創事例

<講義概容>
 我が国では、特定保健用食品制度を背景に機能性食品の概念が浸透し、なかでも乳酸菌やビフィズス菌を利用した多彩な機能性ヨーグルトが店頭に並んでいます。一方で、乳酸菌により健全な腸内生態系を維持するためには、個体や特定の集団に適した菌株を使用する必要があることが指摘されています。
 本講座では、昨今の乳酸菌研究を取り巻く課題を受け、乳酸菌組換え体による有益タンパク質のデリバリーシステムの開発研究と、リボソーム工学を乳酸菌の育種技術として適用した成果について解説します。また、講師が参画した長野県発酵長寿プロジェクトの成果から、老舗醸造蔵より見出された蔵付乳酸菌の特性と実用化に向けた産学官連携の取り組み事例について紹介します。



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