このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 おいしさの見える化と適切に伝えるための言語表現・マーケティング [講習会詳細] | テックデザイン
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“おいしさ”という感覚を適切に表現し、魅力的に顧客にアピールするのは簡単ではありません。本講では食品の商品開発、商品企画に精通した講師が、“おいしさ”どのように顧客に伝えればよいのか(おいしさを表現する豊富なコトバやおいしさのマーケティング戦略)を、自身の経験をベースに具体的な事例も紹介しながら解説していきます。

【オンデマンド】
おいしさの見える化と適切に伝えるための
言語表現・マーケティング

~おいしさの仕組み・おいしさを差別化ポイントにした商品戦略~

【視聴期間】

 お申込みから4週間(何度でも視聴できます)

【動画時間】

 5時間40分

【配 信】

 当社Webサイト(こちらから動作確認をお願いします)

【受講料金】

 1アカウント39,600円(税込)

【テキスト】

 講師著書を使用します(郵送します)
 『おいしさの見える化 風味を伝えるマーケティング力』(2019 幸書房)

【講座ID】

 tdo2020122502

講師: ハッピーフードデザイン株式会社 代表取締役 角直樹 

経歴: 1982年明治製菓(株)(現 明治)入社。研究所、商品企画部、スイーツ事業推進部、業務商品開発部等で、お菓子、スイーツの商品開発に従事。2015年中小企業診断士登録、MBA取得。2020年商品開発、経営コンサルタントとして独立。大手、中小メーカー、飲食店を対象に商品開発の実務、業務プロセス開発、組織運営、経営支援を行っている。著書:おいしさの見える化(2019幸書房)、食品安全マネジメント(2017 幸書房)中小企業診断士、野菜ソムリエ、HACCP管理者


<習得知識>
・人がおいしさを感じる仕組みに関する科学的・生理学的知識
・おいしさの言葉による表現力、文章作成能力
・おいしさを顧客に伝えるためのマーケティング力


<プログラム>
Ⅰ. 「おいしさの見える化」とは何か
 1. おいしさを見える化する意義と難しさ
 2. おいしさの定義

Ⅱ. おいしさが発生する仕組み ~おいしさの生理学~
 1. おいしさの発生メカニズム
 2. 風味発現と検知の仕組み
  ① 味
  ② 香り
  ③ 食感
 3. 脳で感じるおいしさ
  ① おいしさの脳科学
  ② おいしさと記憶

Ⅲ. おいしさを構成する要素~おいしさの化学・物理・情報~
 1. 味の化学
  ① 甘味
  ② 塩味
  ③ 旨味 
  ④ 酸味
  ⑤ 苦味
  ⑥ 渋味 
  ⑦ 辛味
  ⑧ 七味以外
 2. 香りの化学
 3. 食感の物理
 4. 味・香り・食感が統合された風味
 5. 味・香り・食感以外の要素
  ① 温度
  ② 外観・色・音・におい
 6. 情報 
  ① 外部情報
  ② 内部情報(記憶)

Ⅳ. おいしさを表現する言葉 ~おいしさの言語学~
 1. おいしさ表現の単語
  ① 風味語 
    味、香り、食感、3要素の統合、その他の表現
  ② 修飾語 
    強弱、バランス、相互関係、時間軸表現、記憶表現 
 2. おいしさ表現の文章
  ① 文章の構成
    時間軸表現、おいしさ構成要素表現  
  ② 単語の使い方
    風味語のバランス、インパクトワード、称賛語

Ⅴ. おいしさを伝えるマーケティング ~おいしさの社会学~
 1. マーケティング理論のおさらい 
 2. マーケティング共通原則とおいしさ
  ①お客様視点
  ② 価値創造
  ③ 事業目標
 3. ターゲット戦略とおいしさの関係
  ①トライアル&リピート
  ② イノベータモデル 
 4. 商品戦略とおいしさの関係
  ① ネーミング
  ② ポジショニングマップ
 5. プロモーション戦略とおいしさ
  ① 店内販促物(POP、ポスター) 
  ② 有人販売
  ③ 試食販売
  ④ EC
  ⑤ CM
  ⑥ パブリシティ
  ⑦ SNS発信
  ⑧ リアル体験 
 6. 食育とおいしさ

<講義概要>
 「おいしさでは差別化できない」という人がいますが、これは表現力が乏しいため、おいしさの価値を十分に伝えられていないためです。すべての食品がワインのように豊富なおいしさ表現を持つことができれば、おいしさの価値は大きくひろがり、商品の差別化に大きく寄与できるでしょう。
 本講座では、食品の技術者や職人が作り出した素晴らしいおいしさを、正当に価値化してビジネスにつなげることを目的に、おいしさに関する正確でバランスの良い知識を学びます。
 コロナ後の時代、表層的でなく本質的な価値がより重要になってくると考えます。人間の生理に基づいた本質的なおいしさという価値を、「正しく、ビジネスに直結したことばで表現する力」はこれからの食品技術者にとって、とても重要なスキルになります。自身の経験に基づいた、おいしさを差別化のポイントとした商品戦略についてもお話ししますので、多くの方にご参加いただき、参考にしていただければ幸いです。



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