このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 工場の改善と自動化レイアウト設計 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

生産技術、設備設計に携わる管理職の方を主な対象に、ロボットを活用した自動化ライン構築方法を事例を交えて解説します。

 

ロボットによる生産ラインの実践方法と利益を出す設備投資の計画について学ぶ

 

工場の改善と自動化レイアウト設計

 

 

 

コード tdo2024041600
ジャンル 汎用(品質,ものづくり)
形式 オンデマンド講座
配信について お申込みから4週間(何度でも視聴できます)
動画時間 約2時間20分(150分)
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 tdo2020100500 ロボット導入これが成功の秘訣! 導入前にやるべき工場の改善とロボットを活用した生産ライン自動化レイアウト設計の実践編 とセットで55,000円
※申し込み後に受講料を修正します。
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 33,000円 (消費税込)

 

●講師

TSF自動化研究所 代表 東京都 デジタル技術アドバイザー 村山 省己先生

(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。また、国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員も務める。2016年より東海大学工学部教授となり、2019年に独立。現在は企業の工場の自動化や、東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員、診断員としても活躍している。

●詳細

Ⅰ.なぜ自動化が必要なのか?
 1. 日本の労働生産性の低下は何が原因か?
 2. 労働生産性向上には何が必要か?
 3. 日本国内の労働力の実態と今後の予測は?
 4. インダストリー4.0(第4次産業革命) にどう立ち向かうか?
 5. 持続可能な社会に向けて何をしなければならないか?
 6. グローバル化 はこれからも国内に恩恵をもたらすか?
 7. メイドインジャパンの品質保証 が十分と言えるか?
 8. 国内製造業の生産現場の現状はどうなのか?
 9. 生産性を上げる自動化ライン構築に必要な3本柱!
 10. 自動化は付加価値生産性で評価すること!
【事例】大手自動車部品メーカーの生産性向上の取り組み

Ⅱ.工場の自動化レベルとは?
 1. 車の自動運転のカテゴリー
 2. 車の自動運転の自動化レベル分類
 3. 生産ラインの自動化はなぜ進まないのか?
 4. 生産ラインの自動化のカテゴリー
 5. 生産ラインの自動化レベルの定義
 6. 生産ラインの自動化とIoTシステム
 7. IoTは的確な工場運営・経営判断を行うネットワークシステム
 8. 加工工程の自動化レベルの具体例 
【事例】治具の無段取り化・・・セット交換でフレキシブル生産に対応
【事例】ワーク脱着の外段取り化・・溶接工程の生産性を高めた作業分担
【事例】組立ラインの全自動化・・・ロボットを活用したレベル4の全長100mライン

Ⅲ.まず、工場の改善!
 1. 工場の改善・・・ロボット導入前に工場の改善が成功の秘訣 
 2. 作業改善・・・手作業と機械のネック工程を対策
 3. ライン改善・・・手作業と機械の作業時間のバラつきを平準化
 4. 段取り改善・・・内段取りを外段取り化し段取り時間を徹底削減
 5. 設備改善・・・作業性が良くリズミカルに作業ができる機械に改良
 6. レイアウト改善・・・IO一致の原則にもとづいたUの字ライン
 7. 可動率の向上・・・90%以上を目標
 8. 停止時間の撲滅・・・停止の原因究明と設備の改善
 9. デジタル化(IoT体系)を活用・・・計画的に拡充すること
【事例】改善をベースに高い生産性ラインの構築へ・・・レベルアップのこと!

Ⅳ.次に、ロボットによる自動化!
 1. 産業用ロボットの種類と選定方法
 2. 生産性の高い生産設備、生産ライン構築のノウハウ
 3. 自動化レベルを上げ、少人化を図るノウハウ
 4. 自動化レベル→流し方→ロボット作業→レイアウト→台数/配員→動
 5. バリ取り作業へのロボット活用による自動化プロセス
 6. 加工ライン自動化へのロボット動作シミュレーションの活用例
 7. 自動化レイアウト設計案の改善ポイントの徹底解説
 8. ロボット活用とサイクルタイム短縮で生産性倍増の相乗効果!
 9. 確実に利益を出す設備投資計画の実践法!
 10. 儲かる最大の秘訣!必要な時に必要な投資を必要な量だけ!

Ⅴ.自動化ライン構築に必要な技術
 1. グローバル標準ラインと自己完結型設備・・・グローバルワンデザインの考え方
 2. グローバル標準設備のシリーズ化・・・GT分類と混流ラインの構築
 3. 自己完結型ライン構築の技術ノウハウ・・・不良品を受け取らない、作らない、流さない

<習得知識>
1.ロボットを活用した自動化の必要性と自動化のあるべき姿を学ぶ
2.ロボットを活用した生産ラインの自動化レベルを事例から習得する
3.ロボットを導入する前にやるべき工場の改善の実践方法について学ぶ
4.ロボットによる生産ラインの実践方法と利益を出す設備投資の計画について学ぶ


<講義概容>
 日本の生産性はOECD38ヵ国中30位に後退しました。2000年は世界トップだった就業者一人当たりの付加価値が2022年には米国の6割弱になってしまいました。この背景には、国内外の様々な要因があるでしょうが、製造現場においては、ロボットやITを活用した生産性向上に対する取り組み、すなわち生産工場における自動化が遅れていることが大きな要因であると言えます。
 少子化に伴う労働者人口の減少や若年層の製造業離れから生産工場においては、事業を維持していくことさえ困難な時代に突入しています。2023年11月に開催された国際ロボット展の盛況からも、大手メーカーだけなく中小製造業においてもロボットを活用した自動化設備や革新的な自動化ラインの導入に対するニーズは日々高まっています。生産工場を少ない人員で、今まで以上の生産性の高い筋肉質の生産工場に変えていくためには、ロボットを活用した自動化システムの構築に携わる生産技術者の経験や知識が極めて重要となります。また、生産性を上げていくための自動化を企画し実行していくためのマネージメント力無くして自動化は実現できません。
 本講座では、管理者をはじめ多くの生産技術者や設備設計者をはじめとしたミドルマネジメント層を対象に、ロボットを活用した自動化ライン構築方法のアドバンス版として解説します。生産性の向上に不可欠な競争力のある自動化を進める上でやっておくべき改善、生産ラインの自動化レベルの定義、ロボットを活用した自動化ラインの構築法やDXによるロボットシミュレーション技術など、多くの実例を交えて解説します。さらに、ロボットによる自動化ラインのレイアウト設計による投資対効果、儲かるための設備投資計画の考え方について学んでいただきます。
 他社を凌駕する競争力のある生産性の高い自動化ラインを実現するために、本講座をガイドラインとして役立てていただければ幸いです。



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