＜受講対象＞
　「時代の変化をいかに乗り切りリードするか」について問題意識を持ち、その解決手段として社内外の多様な人材の有効活用・戦力化（＝つなぐ）を考えている下記の方。
〇R&D部門全体をマネジメントするCTO、部門長、部課長他。
〇R&D戦略・企画に係るマネジメント責任者、リーダー層。
〇R&D部門において組織戦略、技術人材の採用・育成戦略等を主導する責任者、リーダー層。
〇組織の多様性（ダイバーシティ）を推進する責任者、リーダー層。

＜習得知識＞
〇世の中の動向と未来に向けた機会、リスク、及び顧客行動の変化等。
〇未来経営やＲ＆Ｄ活動を考える上でのポイントと価値開発の考え方。
○イノベーションを生むための「個」を活かすマネジメント上のポイント。
〇創造性を発揮するダイバーシティと“つなぐ”マネジメントの必要性。

＜概要＞
　現在は外部環境の変化が激しく、経営や価値開発、事業開発において不確実性が増しており、「未来は、これまでの延長線上には描けない」状態にあります。企業の成長性を確かなものにするためには、組織の多様性（ダイバーシティ）を活かすとともに、イノベーター個々の持つ知識・能力・経験・行動特性が最大限に発揮できる組織づくりが重要となります。同時に、これらの社内外の多様な知を“つなぐ”ことが、未来に向けてのKSF（キーサクセスファクター）になります。
　本セミナーでは、組織を取り巻く様々な課題を取り上げ、創造性の高く未来を力強くリードするR&D組織をつくるポイントを紹介します。

＜目的や主旨、特徴＞
　ダイバーシティマネジメント、「個」を活かした組織・人材マネジメント、社内外の多様な知をつなぐことの重要性を学び、現状の問題の核心に迫るとともに、以下の知識・スキルを獲得します。
〇企業に求められる未来志向の経営について学びます。
〇組織の多様性（ダイバーシティ）を活かす上での現状の課題を理解し、女性社員、キャリア採用社員、外国籍社員等が活躍できる組織づくりを学びます。
〇イノベーションを阻害している要因を理解し、従業員個々の特性を活かした創造性の高い組織づくりを目指したマネジメントのあり方を修得します。特に、異端人材の活用やダイバーシティの実践、企業内イノベーターの獲得・育成・活用を通した創造性あふれる組織・人材づくりを学びます。
〇社内外にある多様な知をつなぐことで、競争力のある真のイノベーションが生まれることを学びます（死の谷の克服・オープンイノベーションの実践）。
〇創造性を高める施策を、具体的な事例を参考に学びます。

＊本セミナーでは、演者が経験した現場での具体的ケースにも言及し、真の課題（悩み）と対策を受講者とともに考えたいと思います。
＊本セミナーを通して、受講生の“変わる（変える）”を“できる”につながるように後押しします。