このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 開発・設計部門の日程遵守マネジメントと業務プロセス改善 [講習会詳細] | テックデザイン
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開発日程が遅れ、長期化する根本的な原因は、設計者の日々の業務が見える化できていないことにあります。“見える化”手法と、それに基づく“小さなPDCAサイクル”(小日程計画)によるマネジメントを解説します。

 

開発・設計部門の日程遵守マネジメントと業務プロセス改善

 

~開発日程遅れ撲滅のための‘見える化’、業務プロセス改善対策と実例紹介~

コード tds20240903a1
ジャンル MOT
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 9月 3日(火) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) PDFデータの配布(ダウンロード)
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込)

早期申込価格: 29,040円 (消費税込) ※7/3までのお申込が対象です

 

開発・設計部門の日程遵守マネジメントと業務プロセス改善

●講師

株式会社 HTA コンサルティング 代表取締役 中小企業診断士 [元・三洋電機(株)/ 元・日本ビクター(株)] 島崎 浩一

1979 年3 月 慶應義塾大学工学部機械工学科卒業1979 年4 月 三洋電機株式会社 ⼊社、主に⽣産管理・製造技術を担当(1985 年5 月退社)1985 年5 月 ⽇本ビクター株式会社 ⼊社、主にAV機器の設計を担当(2005 年12 月退社)2006 年2 月 テクノ経営総合研究所にて大⼿ものづくり企業のコンサルティングを実施2011 年11 月 株式会社浜テクアートで大⼿・中小ものづくり企業に対するコンサルティングを実施2020 年9 月 (株)HTA コンサルティングで大⼿・中小ものづくり企業に対するコンサルティングを実施し現在に至る

●詳細

開発現場の多くではこのような課題・問題を抱えています。本講座ではその解説策を解説します。
✓ 日程遅れの理由をいつも「忙しい」、「人員不足」、「短日程」にしている。
✓ 日々の飛込み業務が多いため、予定していた業務が遅れる。
✓ 飛込み業務は設計担当者に他部署から直接依頼が行くため、上司は担当者の業務内容が見えない。
✓ 設計の負荷と能力が見積もられておらず、「やるしかない日程」になっている。
✓ 設計手戻りが多いため、計画通りに進まない。
✓ 計画は立てるが、気づいた時には挽回不可能。
1. 「日程マネジメント改善」では、負荷と能力の調整を図った妥当性のある「中日程計画」を作成し、
日々の計画業務・飛込み業務を見える化した「小日程計画」で日程統制を図ります。
①  リーダーが新製品開発の主要イベント(DR、構想設計完了、詳細設計完了、部品表出図、図面出図、等)の日程を
明確にした中日程計画(いわゆる開発計画)を作成する。
② 担当者は、リーダーが作成した中日程計画を基に、さらに業務を分解して小イベント(例えば構想設計の中の電源部構想設計
完了、制御構想設計完了、駆動機構構想設計完了、等)を設定する。
③ 計画していた業務以外の飛び込み業務(例えば、製造からの修理依頼、営業からの不良対応依頼、等)ができた場合も、
小日程計画に書き込み、見える化を図る。
④ 担当者は毎週末、小イベント日程を遵守するための次週1週間の計画(小日程計画)を作成・見える化し、予実管理を行う。
⑤ 予実差異が生じる可能性がある時および生じてしまった時は、対応策をリーダーと担当者で検討し、次週の小日程計画に盛り込む。
2.「業務プロセス改善」では、あるべき姿に向けた業務プロセスの設計と現状のムダを顕在化し、
徹底的に排除する仕掛けを構築します。
① 担当者の日常業務で発生した問題(設計ミス、日程遅延、等)は、原因分析を行い、再発防止策を立案し、対応策を
組織で共有する。・・・N改善(担当者中心に行うボトムアップの改善)
② 現状では問題は発生していないが「あるべき姿(あるべき設計プロセス、あるべき設計支援ツール、等)」に向けて行 う改善案を
立案し、実行する。・・・A改善(役職者中心に行うトップダウン改善)
③ 部門間で利害が相反する問題を「部門間検討会」を定期的に開催し、全体最適の見地から解決を図る。
④ N改善、A改善、部門間検討会を3本柱としてムダの徹底排除を図る。

<習得事項>
1.設計者の日々の業務が見える化できる。
2.設計リーダーが担当者の業務進捗を把握でき、早くから日程遵守に向けた対応を打てる。
3.設計リードタイムを短縮する改善活動のやり方を習得できる。
<講義概要>
 一般的な開発計画(中日程計画)は終了の日程だけは明確ですが、中途のイベントや日程が粗すぎるため、気づいたときには手遅れで挽回不能となりがちです。すなわち、大きなPDCAサイクルから、小さなPDCAサイクルへ改善する必要があります。しかし、開発・設計の最大の課題である“日々の設計者の業務の見える化”ができない限り、小さなPDCAを回すマネジメントはできません。見えないものはマネジメントできないからです。本講座では、日程マネジメントや業務プロセスの改善方法について解説し、見える化手段としての小日程計画の活用方法や、また、設計リードタイムを長くしている手戻りの撲滅方法についても事例を交えて解説します。



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