このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 においの分析・評価と品質管理への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

食品・化粧品・化学製品のみならず、病院・高齢者施設・車室内、あるいは体臭や呼気など、ニオイの品質問題は多岐にわたります。本講座では、においの分析・評価技術に加えて、においの調査の実際を様々な事例を挙げて解説していきます。

 

においの分析・評価と品質管理への応用

 

~官能試験・機器分析、においクレーム・調査の実際~

コード tds20240919m1
ジャンル 化学・材料
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2024年 9月 19日(木) 13:00~17:15
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 録画配信です。配信開始は開催後3営業日以内。配信期間は約1週間
資料(テキスト) 対面受講:当日配付 / オンライン受講:郵送
ご案内事項 会場での受講が難しい場合はオンライン(録画配信)でご受講ください。
★対面受講では、名刺交換・個別質疑の時間を設けます。
受講料
(申込プラン)

対面+配信/通常: 36,300円 (消費税込)

配信のみ/通常: 36,300円 (消費税込)

対面+配信/早割: 29,040円 (消費税込) ※7/19までの申込

配信のみ/早割: 29,040円 (消費税込) ※7/19までの申込

 

●講師

株式会社島津テクノリサーチ 試験解析事業部 営業部 東日本営業グループ長 高野 岳

1990年 (株)島津テクノリサーチ入社 環境分析、分析法の開発、調査業務に従事1997年-2002年 社団法人臭気対策研究協会 測定評価部会 副部会長1998年 環境庁 悪臭防止対策検討調査 検討員2006年-2010年 社団法人におい・かおり環境協会 理事専門:悪臭物質・におい・気体の分析、官能評価

●詳細

1.においを感じる仕組み
① 臭気、香気とは    
② においを感じる経路   
③ におい物質
  
2.においの感じ方
① においの強さと濃度  
② においの質と言語表現  
③ 認容性(快・不快度)

3.嗅覚の特徴
① 個人差 
② 濃度と強度の関係性  
③ 強度と快・不快の感じ方  
④ 順応、嗅覚疲労 

4.化学物質の嗅覚閾値
① 閾値の種類(検知/認知/弁別)
② 嗅覚閾値の測定結果

5.嗅覚閾値の求め方
① 検知閾値濃度

6.臭気化学物質の発生特性やサンプリング方法
① においの採取方法(サンプル:ガス状/液状/固形状)  
② 住宅室内 
③ 体臭成分の採取方法

7.官能試験による分析・評価
① パネルの選定方法  
② 臭気指数/臭気濃度の測定方法  
③ パネルの訓練

8.機器分析法による分析・評価
① においの調査の流れ
② クロマト分析/悪臭物質の分析例 
③ におい嗅ぎGC 
④ におい識別装置
 
9.臭気の評価手法
① 異臭クレーム対応(サンプル確保⇒事案規模の把握⇒発生機構の解明⇒対処方法⇒再発防止)
② におい・香りの広告例(視覚化)

10.においの分析・評価・調査の具体例
① 製品の異臭等の事例
 ⅰカップ麺    
 ⅱ容器包装材の移香調査 
② 製品の低臭化の評価事例
 ⅰ納豆の比較  
 ⅱゴム手袋の評価   
 ⅲ樹脂の臭質のグループ化
③ 室内のにおい/体臭等の事例
 ⅰ部屋の臭気調査
 ⅱ洗濯槽の臭気調査 
 ⅲ換気扇の油臭調査 
 ⅳ柔軟剤を使用したシャツの臭気調査 
 ⅴ喫煙後の呼気の経時変化

【習得知識】
1.においのメカニズム    
2.においの官能評価・機器分析   
3.臭気評価・におい調査の具体例

【講演概要】
 近年、香りを付与することで差別化された商品開発が盛んに行われている。しかしながら、ニオイに対する一般消費者の意識の高まりから製造者への問合せやクレームも増加傾向にある。
 本講義では、人がにおいを感じる仕組(官能試験)と、臭気としての化学物質の分析(機器分析)を組み合わせることによる、においの評価・分析方法を解説していく。また、これまでの問合せ(クレーム)事例を踏まえながらニオイや臭気調査の進め方を説明するとともに、食品のオフフレーバー(異臭)問題、包材からの移香問題、生活環境の臭気、体臭・呼気など、多岐にわたる事例を多く紹介する。



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