このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 認知科学の基礎と消費者行動・嗜好性の理解・応用 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

消費者(ユーザ)がどのような商品・サービスに魅力を感じ、どのような購買行動を取るのか?
認知科学の知見に基づき、無意識の行動や欲望・嗜好・選考のメカニズムをわかりやすく解説します。

 

認知科学の基礎と消費者行動・嗜好性の理解・応用

 

コード tds20240719m1
ジャンル 人間科学
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 7月 19日(金) 10:30~16:30
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 配信はありません
資料(テキスト) 印刷製本テキストを当日配付します。
ご案内事項 ※終了後は個別質問・名刺交換ができます
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※5/19までの申込

 

●講師

早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科 教授 渡邊 克巳先生

1995年東京大学文学部心理学科卒業、1997年東京大学大学院総合文化研究科(修士)修了後、カリフォルニア工科大学において人間の感覚間統合の研究でPhDを取得。その後順天堂大学医学部、米国国立保健研究所(NIH)にて、動機・意欲が眼球運動反映されるメカニズムの研究、(独)産業技術総合研究所にて、認知科学の実社会への展開を視野に入れた研究に従事し、東京大学先端科学技術研究センターにて認知科学分野 准教授を経て2015年4月より現職。日本心理学会等に所属。

●詳細

Ⅰ.認知科学の基礎
 1.認知科学とは何か:人間にできること・できないこと・得意なこと
 2.知覚は物理世界の写像ではない:視覚の脳科学の基礎・ボトムアップとトップダウン
 3.知覚から行動へ:眼球運動・手続きの学習・視覚的注意・有効視野
 4.コミュニケーション:他人の認知・ジェスチャー・協調行動
 5.脳の可塑性と個人差

Ⅱ.魅力・報酬の科学的研究
 1.欲望・報酬の心理学・脳科学を知ろう
 2.単純な行動にも欲望が反映される
 3.「好き」と「欲しい」は同じか違うか
 4.好みの形成:何を好きになるのか?
 5.意識的・無意識的に選ぶとはどういうことか?

Ⅲ.基礎的な研究を実際の問題に結びつける
 1.好感度の測定の難しさとそれを避けるには?
 2.好みは測定できるか?
 3.人間を調査する

Ⅳ.質問・総合議論
 認知科学的知見を商品開発に落とし込むには? 

<習得事項>
1.認知科学・認知心理学・脳科学の基礎知識
2.人間の感性・選好のメカニズム
3.商品・現場に認知科学的知見を適用する時のノウハウ

<講義概要>
人間は外界からの入力を処理し、意思決定を行い、運動の発現にいたるまでの複雑な情報処理過程を驚くほどの速さで行っています。しかし、外界の情報は膨大かつ曖昧であり、脳の計算能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足しています。にもかかわらず私たちがそれなりに安定した日常生活を過ごせるのは、人間の認知・行動のほとんどの部分が無意識下で行われているからです。
 この講座では、認知行動の意識的・無意識的過程を科学的に解明しようとする認知科学という分野をわかりやすく紹介します。前半ではさまざまな事例を挙げながら、認知科学についての全体像を半日程度で理解できるように平易に説明します。後半では、認知科学の最近の研究の中から、無意識的な同調行動、欲望の心理学・神経科学、好みと選好過程というテーマを採り上げてお話します。これらはユーザーの行動、魅力的な商品の開発、顧客の購買行動等の理解に役立つと共に、新しい研究開発・ビジネスモデルなどへのヒントになると考えています。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ