このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 においの数値化手法と臭気対策 [講習会詳細] | テックデザイン
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においの問題への対応は複雑で、多くの方がお悩みかと思います。本講座では臭気の調査、解析に長年従事してきた講師が、官能評価やセンシング技術を用いたにおいの数値化の手法から、各種臭気の対策方法をわかりやすく解説します。

 

においの数値化手法と臭気対策

 

コード tds20240509z1
ジャンル 人間科学
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 5月 9日(木) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は7日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格(pdfテキスト): 36,300円 (消費税込)

PDF+カラー製本テキスト: 39,600円 (消費税込)

 

●講師

株式会社環境管理センター におい・かおりLab 亀山 直人

1987年(株)環境管理センター入社。主に分析業務を行いながら臭気関連の現場調査に従事する。2006年臭気専門部署である現在のにおい・かおりLab配属、現在に至る。近年は臭気に係る受託試験業務や対策提案業務も行っている。

●詳細

Ⅰ. においとは
 1. においとは何か?
 2. においを感じる仕組み
 3. 分子構造と臭質
 
Ⅱ. においの数値化手法
 1. 官能評価
 ・官能評価とは
 ・官能評価による実用的なにおいの数値化手法、採点法と空気希釈法
 ・その他の官能評価、各種有意差検定、SD法他
 ・感覚量と刺激量の関係
 2. 悪臭防止法におけるにおいの数値化手法と規制方法
 ・特定悪臭物質の測定方法概要
 ・三点比較式臭袋法とは
 ・においの強さと濃さ、広範性、臭気強度、臭気濃度、臭気指数
 ・苦情件数の推移と規制手法の変遷
 ・規制の仕組み(1号基準、2号基準、3号基準)
 3. 特定悪臭物質以外の様々な臭気成分分析について
 4. 近年の嗅覚センサー技術

Ⅲ.工場・事業場の臭気発生源と対策
 1. なぜ臭気対策は難しいか?
 2. 悪臭苦情の推移と規制手法の変遷
 3. 対策を優先すべき発生源
 4. 発生量の把握方法
 5. 業種別留意点
 6. 脱臭装置の種類と選定、維持管理の難しさ
 7. 周辺住民とのコミュニケーションの重要性

Ⅳ.室内異臭の評価方法と事例
 1. 建築業界の評価方法
 2. 実際の異臭事例

Ⅴ.臭気評価を伴う各種受託試験の内容と工夫
 1. 空気清浄機
 2. 消・脱臭剤
 3. たばこ
 4. その他生体資料等

<習得知識>
・ヒトがにおいを感じる仕組に関する近年の考え方
・においの数値化に関する基礎知識や測定手法
・近年のセンサー技術の動向
・臭気対策の難しさと代表的な方法や事例

<講義概容>
 嗅覚はヒトの五感の一つですが、視覚、聴覚、触覚といった物理的な刺激に対するセンサーではなく、味とともに数多ある化学物質に対する高感度センサーです。そのため数値化や評価は非常に困難ですが、臭気対策や利用にはこの数値化が欠かせません。
環境計量証明事業である当社は、特に悪臭調査と評価に関してはこの業界で高い評価を受けてきました。この技術を応用して近年各種消・脱臭技術やにおいを応用した製品についても評価を行っております。
 本講座では嗅覚の仕組みや様々な数値化方法、当社の臭気調査や製品評価の工夫についてわかりやすく解説します。臭気でお困りの方、脱・消臭技術を考案中の方、におい・香りを応用したい方などにおいに関心のある方には興味をもって聞いていただけると思います。けたい方に受講いただければ幸いです。



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