このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 研究・開発・設計技術者のための技術発想法 [講習会詳細] | テックデザイン
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製品の開発・設計・製造において必要となるアイデアの発想について、講師の長年の経験と実績をベースに、発想の基礎からアイデアの実現に向けた準備、発想に役立つ考え方などを具体的に解説していきます。

 

研究・開発・設計技術者のための技術発想法

 

~発想の基本からアイデアの出し方・まとめ方、そして実現へ~

コード tds20240621a1
ジャンル 汎用(ビジネススキル)
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 6月 21日(金) 10:30~16:30
配信について 【見逃し配信】はありません(リアルタイムでの受講をお願いします)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
受講料
(申込プラン)

通常: 36,300円 (消費税込)

 

研究・開発・設計技術者のための技術発想法

●講師

小波技術士事務所 工学博士/技術士(機械部門)  (フルード工業株式会社 執行役員 技術開発室長) 小波 盛佳

略歴:横浜国立大学大学院修了後,日曹エンジニアリング㈱で各種粉体プラントの設計、物性解析、プロセス開発、プロジェクト推進の業務に携わる。混合、粉砕、輸送、物性測定装置、貯槽、供給など各種粉体設備を担当。分野は炭カル、ファインセラミックス、医薬品、化学用食塩、調味料、半導体洗浄など多岐にわたる。現在は、機械・設備の解析、コンサルタントを行う一方、大学で授業を受け持ち、技術者向けのセミナーとして、「粉体トラブル」、「粉体エンジニアリング」、「技術文書」、「技術発想」、「技術士受験講座」などで講義する。専門の著作190点余、講演360件余。鹿児島大学非常勤講師、「粉体技術」誌編集委員36年間。鹿児島大学客員教授、横浜国立大学・千葉大学・滋賀県立大学非常勤講師、【粉体技術】誌の編集委員(36年)を歴任。現在日本創造学会研究倫理委員長。日本技術士会千葉県支部技術者教育支援委員長、技術士(機械部門)、工学博士。

●詳細

第1章 発想から実現へ
 1. 発想が必要な技術活動
 2. 新しいアイデアを生む守破離の流れ
 3. 課題発見・解決と発想
 4. 発想から実現への流れ
 5. 創造性と訓練

第2章 発想の方法
 1. 発想の基本
 2. アナロジー
 3. 発想法のいろいろ
 4. ヤング法:アイデアの作り方
 5. マンダラート
 6. マインドマップ®
 7. シーズとニーズからの発想
 8. 定義文・解説文からの「逐一反問法」

第3章 発想の誘い方
 1. TRIZの発明原理
 2. オズボーンのチェックリスト
 3. 小波の追加リスト
 4. 単位連想法
 5. 接続語連想法
 6. ことわざ連想法
 7. 動詞連想法
 8. オノマトペ感覚法

第4章 発想のための基礎固め
 1. 発想の基になる力
 2. 発想するための姿勢
 3. アイデアを出す環境づくり
 4. 情報の収集と知識の獲得

第5章 アイデア創出の実行
 1. 発想の下準備
 2. キーワードの抜き出し
 3. コストの考慮
 4. アイデアの出しあい方
 5. 思いつきへの対応
 6. 発想の範囲を広げる工夫

第6章 アイデアのまとめ方
 1. 推論の型
 2. 推論の進め方
 3. ロジカルシンキング
 4. KJ法Ⓡで整理する
 5. 概念を図示する
 6. 関係を解析する
 7. 文章にまとめる
 8. アイデアを評価する

第7章 実務における対応
 1. アイデアを実施に移す
 2. アイデアから知的財産へ
 3. トラブル防止対応
 4. 新しい技術を追求する
 5. 人と仕事をする意識
 6. 技術者の心の持ち方
 7. 発想のための勉強法

第8章 発想に役立つ考え方
 1. ものごとを進める方法
 2. 汎用的な技術の概念
 3. 参考になる技術の例

<付録資料>
 1.マンダラート例 100歳まで充実して生きるために
 2.TRIZの40の発明原理
 3.オズボーンのチェックリスト
 4.小波の追加リスト
 5.「単位連想法」に用いるSI単位の次元と記号
 6.「ことわざ連想法」に利用することわざ
 7.「動詞連想法」に利用する動詞
 8.ブレインライティング・シートの例
 9.採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
 10.意外に役立つこぼれ話

<発想演習2回>  

【修得知識】
 1.アイデアを創り出す方法が分かる
 2.アイデアが出せるようになる
 3.アイデアを実際に移す際の手順が分かる

【講演概要】
 新しい発想で切り開く時代です。AIやIoTなどに伴う激しい変化にあって、課題を解決するだけでなく、問題を発見する力が必要です。アイデアを創出する力は、訓練によって向上します。そこで、技術者が自ら発想し設計・開発・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務に利用する流れと方法を示します。
 まず、創造のための流れを学びます。次に発想のツールであるマンダラートやマインドマップといった先人の発想法、それにロジカルシンキングを概説します。連想を促すTRIZやオズボーンのリストには、それを利用した多くの例を挙げます。さらに動詞連想法、ことわざ連想法など、演者独自の新しい発想・連想法を提示します。開発・設計の技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げて説明します。
 実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかみます。その発想から実現可能なものに絞り込んでとりまとめ、実現へと進む流れを示します。日本創造学会の成果にも言及します。
 テキストは分かりやすい文章形式の読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な実習、そして実際の発想に役立つ考え方の勉強ができます。また発想に役立つ考え方と発想のヒントを資料として提供します。



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