このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 暗黙知としての開発技術・実験の考え方とその可視化、技術継承の方法 [講習会詳細] | テックデザイン
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継続性・発展性のある技術継承戦略の考え方と、暗黙知としての実験技術の形式知化、その情報の評価・解析手法、伝え方・教え方・コミュニケーションスキルといった、実践のための具体的なポイントを解説します。

暗黙知としての開発技術・実験の考え方と
その可視化、技術継承の方法

~組織と技術の自律的成長を生む技術継承の戦略と方法~

【日 程】

2024年7月9日(火) 10:30~16:30

【会 場】

Webセミナー(Zoom配信)

【受講料】

35,200円(税込・テキスト付)
※本講座は早期申込割引の対象外です

テキスト

印刷・製本したものを郵送

【備 考】

アーカイブ配信:なし


【申込とテキスト郵送について】
テキストを郵送するため、4営業日(休み:土日祝日)前の正午までにお申し込みください。それ以降にお申込みの場合、テキストが間に合わない可能性がございますのでご了承ください。

※ご自宅に送付をご希望される場合は事前にご連絡ください。

【お申込に際してのご案内】
◎技術コンサルタントの方や、講師業の方は受講をご遠慮ください。

企業/大学等への所属有無を問わず実質的に社外に技術指導・講演をされている方のご受講をお断りしております。
※上記につきまして、確認させていただく場合がございます。

講師: ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹

経歴: 大手化学メーカー、電器メーカー、化学系ベンチャーでの研究開発とマネジメントに従事。現在はベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決から、戦略策定、人事研修などの人材育成などを行う(講師HP:http://analysis.ikaduchi.com)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師、大阪市産業創造館 技術・経営相談員、市立教育研究所 運営委員、滋賀県 社会教育委員を兼務。知財管理技能士。

1.【イントロダクション】
1)演習
2)開発・実験技術とは
3)生産技術との違い
4)演習
5)技術継承とは

2.【開発・実験技術継承の目的】
1)なぜ継承するのか
2)サスティナビリティー
3)ダークスポットを作らない
4)開発・実験と継承

3.【なぜ継承が難しいか】
1)本質的課題
2)現実的な現場の課題
3)情報化の難しさ
4)大いなる誤解の存在

4.【開発・実験技術継承における課題】
1)伝える側の課題
2)受け手の不在
3)責任と原因の帰属
4)継承における心理的課題
5)現場担当者任せの課題
6)啓蒙と納得
7)関係者の納得

5.【技術継承と暗黙知】
1)継承継承とは
2)ナレッジと暗黙知
3)手順だけで終わらない
4)暗黙知の構成要素
5)暗黙知を形式知にする

6.【継承プロセスとは】
1)テクニックをテクノロジーへ
2)顕在化とサイエンス
3)テクノロジー化のポイント
4)重要な顕在化の方法
5)ヒアリングとインタビュー
6)質問レベル
7)4Q
8)質問のポイント
9)フロー化
10)トップダウン&ボトムアップ
11)フローの深掘り

7.【開発・実験技術継承のキーポイント】
1)技術継承とは
2)経験知
3)形式知化の向こう側
4)本当の形式知へ
5)手順の後ろにあるもの
6)技術力の継承とは
7)ノウハウ・技術以外に伝えるべきこと
8)継承すべき見えない技術
9)継承することの本質
10)ソフト要素
11)継承の内的プロセス
12)感性の可視化
13)スタートとゴール
14)伝えること
15)人を動かす伝え方
16)熟練者とは何か
17)新米、中堅、ベテラン
18)個から個⇒チーム
19)継承≠コピー
20)言葉の重要性
21)業務化と期限、ゴール設定
22)トップの旗振り
23)バランス
24)失敗の価値
25)特異点の重要性
26)二つの成長
27)伝承者、被伝承者の「うれしさ」
28)技術は資産

8.【開発・実験技術継承の準備】
1)技術継承の意義の周知
2)準備の重要性
3)棚卸
4)技選
5)選別
6)人選

9.【開発・実験技術の可視化と継承】
1)より難しい継承
2)開発・実験技術とは何か
3)上位概念化
4)開発・実験技術(スキル)の分類
5)○○スキル
6)○○スキル
7)○○スキル
8)○○スキル
9)○○スキル
10)○○スキル
11)○○スキル
12)○○スキル
13)○○スキル
14)流儀
15)動作の継承
16)思考の継承
17)プロセスへのアプローチ
18)フェーズの可視化
19)実験パラメータ―
20)実験操作の可視化
21)マニュアルの統合
22)OJT ≠ 免罪符
23)実験プロセスの比較
24)裁量バランス
25)基盤力
26)再確認

10.【伝えるべき実験の考え方の基本】
1)必須の実験検討項目
2)演習

11.【技術継承の方法(伝え方と教え方)】
1)継承のパターン
2)継承技術のブレークダウン
3)イメージ想起
4)認知バイアスの罠
5)いっしょに冒険の旅に出る
6)まず知る
7)OJTが機能しない理由
8)正しいOJT
9)良い訓練とは
10)背景と理由
11)ソクラテス式
12)定量的、客観的に
13)以心伝心
14)「動」で伝える
15)徒弟制度

12.【継承のためのコミュニケーション】
1)コミュニケーションとは
2)心(マインド)のリンク
3)伝えたいこと、聞きたいこと

13.【育成と継承】
1)時代・社会の変化
2)伝える側の教育が必要
3)受け手となれるような事前教育
4)メンタリティー
5)アフターフォロー
6)オーバーラップ

14.【補足ポイント】
1)記録と継承
2)開発、モノづくりへのフィードバック
3)継承だけで終わらない
4)非属人化の日常化

15.【まとめ(継承のゴール)】
1)継承の基本フロー
2)継承プロセスの改善

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【習得知識】
・本来のあるべき実験技術の継承
・技術継承の考え方と方法
・保有技術の可視化と情報資産化
・継続性と発展の両⽴
・基盤人材戦略

【講演概要】
 技術継承というとどうしても生産技術にスポットが当てられがちですが、研究開発、特に開発・実験技術の継承も大きな問題の一つです。開発・実験技術は生産技術のように定まった固定的なものではなく、ケースバイケースでその時その時に考えていくものであるので、マニュアル化も難しいと言えます。そのため、これまで開発・実験技術の継承についてはほとんど触れられてこず、個人の力量に任されていました。しかし、スピードと効率化、人材の流動化が激しい現代においては、開発・実験技術の継承も生産技術と同様に推し進めなければなりません。
 本講演では、特に開発・実験技術にフォーカスして、技術継承の本質の理解と共に、発展的成長へと繋がる技術継承戦略の考え方やその戦略を実現するための具体的方法(伝える内容、伝え方、技術の情報化)について、暗黙知と形式知という考え方や行動心理学の考え方を取入れて解説します。



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