技術者のための実務で役立つ統計解析入門【②t検定】 ※演習あり


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講座ID
tdo2024031202
ジャンル
データサイエンス
タイトル
技術者のための実務で役立つ統計解析入門【②t検定】
講師名
荒川俊也
経歴
日本工業大学 先進工学部 データサイエンス学科 教授
2001年 早稲田大学理工学部卒業、2003年 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。2003~13年まで富士重工業㈱ スバル技術研究所に勤務し、この間の08年 総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻博士後期課程に入学し、12年修了。2013年より愛知工科大学、2017年より政策研究大学院大学政策研究センター客員研究員兼務。2021年より現職。博士(学術)。
これまでに、「ドライバ状態推定手法の研究」、「香りの効能研究」、「立体音響警報の開発」など人間と自動車(機械)の協調に関する研究に従事し、現在は、「地理情報システムのインフラ管理への活用」などにも取り組んでいる。自動車技術会、計測自動制御学会、ヒューマンインタフェース学会などに所属。
講座概要
動画時間:約2時間40分(160分)
視聴期間:視聴開始日(アカウント発行日)から4週間 ※何度でも視聴可能です
テキスト:印刷物(郵送等で送付)
備考:この講座はオンデマンド専用として作成された講座です
テキスト(講義資料)
紙(印刷物)
※受講開始日の3日前までに郵送します。
※郵送先はご所属部門の窓口担当者様宛となります。
講座内容
<講座の特徴>
・体系的な解説: 推測統計や仮説検定、さらにはt検定まで、一連の流れを段階的に学べます。
・実践的な演習: 講義の途中に演習を挟み、学んだ知識をすぐに実践で確認できる構成です。
・Excelを用いた実践的なデータ分析: 統計手法の理論だけでなく、Excelを使った実践的な分析手順を学べるので、職場での即戦力として活かせます。

<習得知識>
・統計的推測の基礎: 記述統計と推測統計、信頼区間、母集団と標本の関係を深く理解。
・仮説検定のスキル: 帰無仮説と対立仮説の違い、片側検定と両側検定の使い分け、有意水準に基づく判断方法を習得。
・t検定の実践力: t検定の手順やExcelによる分析手法を習得し、実務でのデータ分析に活用可能。

<講義概要>
 「実務で統計解析をやってみたい」という方に、統計の基礎と解析の方法を解説する講座で、全4回のシリーズとなっています。理論はポイントを絞り、また、数式はなるべく使わず、分かりやすく解説します。解析方法はエクセルなどを使いながら具体的に解説し、受講生の方には演習にも取り組んでいただきます。
 2回目は検定(t検定)となります。統計的推測の基礎から実務で活かせるスキルまでを網羅した講座です。統計的推測や仮説検定といった重要なテーマを理論と実践を組み合わせて解説し、受講者が現場で即活用できる知識を提供します。特にExcelを使った分析(t検定)では、初心者の方でも無理なく習得できるよう、実際の操作方法や入力手順を細かく解説しています。

<プログラム>
1.検定を行う意味とは?
2.記述統計と推測統計
 ・標本と母集団
 ・統計とはいわば推理ゲーム?
 ・ランダムサンプリング
3.信頼区間の考え方
 ・母平均の推定
 ・母分散の推定
 ・標準正規分布(復習)
 ・不偏分散
 ・t値
 ・不偏分散を使うことの問題
 ・t分布
4.演習その1
5.帰無仮説と対立仮説
 ・統計的仮説検定
 ・片側検定と両側検定
6.両側検定
 ・両側検定の手順
 ・「t値」と「t値の境界値」を比較する意味
7.片側検定
 ・片側検定の手順
 ・両側検定と片側検定で有意水準の考え方が違う理由
 ・統計的仮説検定のまとめ
8.t検定
 ・t検定の手順
 ・t検定の注意
 ・Excelによるt検定の手順
 ・分析ツールによる結果の見方
9.演習その2