新たな価値づくりにおけるオープンイノベーション成功の秘訣


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講座ID
tdo2023091401
ジャンル
MOT
タイトル
新たな価値づくりにおけるオープンイノベーション成功の秘訣
講師名
植村真樹
経歴
元 株式会社資生堂 フロンティアサイエンス事業部長
1987年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年株式会社資生堂入社。基礎科学研究所で新規医療用医薬品の開発に従事。その後、研究管理部、R&D戦略部にて17年にわたり全社R&D戦略の立案・策定、研究テーマの企画・推進に係る仕組みの構築、技術人材の採用・育成等、R&Dに関する業務全般に取り組む。2011年資生堂医理化テクノロジー株式会社代表取締役社長として、株式会社資生堂のクロマト事業の関連会社を経営。2015年フロンティアサイエンス事業部長として13事業をマネジメント。2020年フロンティアサイエンスイノベーションセンター長として新規事業開発部門(研究所)を担当。社団法人企業研究会R&Dマネジメント交流会議アドバイザー。
講座概要
動画時間:約2時間(120分)
視聴期間:視聴開始日(アカウント発行日)から4週間 ※何度でも視聴可能です
テキスト:PDFのダウンロード
備考  :この講座はオンデマンド専用として作成された講座です
テキスト(講義資料)
電子ファイル(PDF等)
※視聴ページ下部からダウンロードしてお受け取りください。
※弊社Webページのご案内は受講開始日までにご連絡(メール)します。
講座内容
<受講対象>
VUCAの時代を迎えて、価値づくりの現場における変革の必要性を感じている方。特に、オープンイノベーションが期待通りの成果に結びつかず、課題の抽出と解決策の策定等に悩んでいる以下の方。
〇R&D戦略・企画のマネジメント責任者、及びリーダー層。
〇オープンイノベーション推進部門の責任者、及び担当者 他。

<習得知識>
〇世の中の動向と未来に向けた機会、リスク等。
○DXがもたらす価値づくりの本質的な変化のポイント。
〇VUCAの時代におけるオープンイノベーションの意義と推進方法、成功のための要件。

<目的と主旨・特徴>
DXがもたらす新たな価値づくりの方向性、オープンイノベーションの狙いと実態等を学ぶことにより、現状のオープンイノベーションの課題の核心に迫るとともに、以下の知識・スキルを獲得します。
・企業に求められる未来志向の経営について学びます。
・DXがこれからの時代と価値づくりに及ぼす影響と変化の本質を学びます。
・DX時代におけるオープンイノベーションの意義を確認するとともに、現状の課題と解決の方向性(成功の秘訣)を考えます。
・創造性の高い組織づくりを目指したマネジメントのあり方を修得します。
・本セミナーでは、演者が経験した現場での具体的ケースにも言及し、真の課題(悩み)と対策を受講者とともに考えたいと思います。
・本セミナーを通して、受講生の“変わる(変える)”を“できる”につながるように後押しします。

<プログラム>
1. 社会変化の加速(我々がこれから迎える時代)
 1.1 外部環境の変化を直視する
 1.2 ESG、SDGs、CSV経営
 1.3 パーパス経営と実現に向けた要件
 1.4 両利きの経営と成功の秘訣(イノベーションによる知の探索活動)
2.デジタルトランスフォーメーション時代における新たな価値の創造
 2.1 顧客の進化
 2.2 カスタマーエキスペアリンスの追求
 2.3 デジタルトランスフォーメーションの本質と新たな顧客価値の創造
3.オープンイノベーションとは?
 3.1 オープンイノベーションの背景
 3.2 オープンイノベーションとは?
 3.3 自社開発主義症候群(NIH)に見るクローズドプロセスの功罪
 3.4 オープンイノベーションの成功要件
4.オープンイノベーションの成功の秘訣
 4.1 オープンイノベーション専門部署の必要性
 4.2 外部の知識の探索方法
 4.3 社内組織の知識と外部の知識のすり合わせ
 4.4 オープンイノベーション成功の秘訣

<講義概要>
 現在は外部環境の変化が激しく、経営においても不確実性が増しており、「未来は、これまでの延長線上には描けない」状態にあります。特にIT技術の進化(DX)が、企業における多様な価値づくりへの変革と従来以上のスピードを迫っています。近年注目を集めているオープンイノベーションは、従来の自社単独での価値づくりから、他社・他機関と知識・技術・マーケティング手法等共有・活用する新たなやり方として、競争力の価値開発が大いに期待されています。但し、その実効性の面では、まだまだ解決すべき課題が山積しています。本セミナーでは、現場で起こっている様々な本質的な課題を取り上げ、ユニークな価値づくりと創造性の高いR&D組織をつくるためのポイントを紹介します。