実験計画法の基礎


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講座ID
tdo2023032801
ジャンル
データサイエンス
タイトル
実験計画法の基礎
講師名
市原茂
経歴
㈱メディア・アイ 感性評価研究所 所長 / 東京都立大学 名誉教授
中京大学文学部助教授、東京都立大学人文学部教授などを経て2013年より現職。
専門は、官能評価、実験心理学。元 日本官能評価学会会長、専門官能評価士。
感性・官能評価を利用した製品・サービスの開発や、感性・官能評価実験の実施、データ分析に関する講演・コンサルティングを行っている。適切な感性・官能評価手法を用いて、客観的なデータに裏打ちされた正しい評価を製品やサービスに対して行い、消費者に広く受け入れられる感性製品の開発を目指している。
講座概要
動画時間:約1時間(60分)
視聴期間:視聴開始日(アカウント発行日)から4週間 ※何度でも視聴可能です
テキスト:PDFのダウンロード
テキスト(講義資料)
電子ファイル(PDF等)
※視聴ページ下部からダウンロードしてお受け取りください。
※弊社Webページのご案内は受講開始日までにご連絡(メール)します。
講座内容
<プログラム>
1. 実験計画法
 a)リサーチクエスチョンと仮説
 b)実験結果の一般化と実験の反復

2. 実験変数と剰余変数の統制
 a)実験変数の統制
 b)剰余変数の統制
   ①順序効果
   ②刺激の提示位置効果
   ③実験参加者のモチベーション
   ④教示
   ⑤実験参加者の反応に対するフィードバックと実験者の期待効果
   ⑥実験参加者の反応バイアス
  ⑦練習試行  
3. 実験の型
 a)要因実験
 b)1要因実験
   ①完全無作為化法
   ②乱塊法
   ③ラテン方格法

<講義概要>
実験計画法には、実験をどのような手順で実施するのかという計画に関する側面と実験データをどのように解析し、得られた解析結果をどのように解釈するのかという2つの側面がある(鷲尾,2011).
 心理学実験が成功するかどうかは、仮説が適切であることが重要であるが、たとえ仮説が正しかったとしても、仮説を確認するための実験計画の立て方に問題がある場合には、正しい結論に到達することはできない.
 また、得られた実験データに対する解析法や解釈の仕方に問題があった場合には、結論を歪めてしまうことになる.