このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の官能評価の基本と具体的な手法・進め方 [講習会詳細] | テックデザイン
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「妥当性」「信頼性」「客観性」が揃ったデータを出すために必要である官能評価の基礎的な知識から実験の一連の手順(パネル選定、手法選択、データ解析)のポイントを、講師の経験をベースに解説します。

 

食品の官能評価の基本と具体的な手法・進め方

 

コード tds20240827a1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 8月 27日(火) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信はございません。リアルタイムでのご受講をお願いします。
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込)

早期申込価格: 29,040円 (消費税込) ※6/27までのお申込が対象です

 

食品の官能評価の基本と具体的な手法・進め方

●講師

跡部技術士事務所(食品開発コンサルタント) 代表 技術士(農業部門、総合技術監理部門) 跡部 昌彦

1979 年 ポッカレモン㈱入社。ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱ 研究開発本部 味の科学研究所 所長、同社研究開発本部 シニアマネージャーを経て、2016 年 同社定年退職。2017 年から2018 年まで同社研究開発本部 技術顧問を務める。技術士(農業部門、総合技術監理部門)、公益社団法人日本技術士会 登録グループ食品技術士センター副会⾧、大同大学 工学部 建築学科 かおりデザイン専攻 客員教授、一般社団法人おいしさの科学研究所 特別顧問。著書に『食品期限(賞味・消費)表示設定における科学的根拠構築および実証手法ノウハウ集』(共著、日本情報協会 2009年)などがある。

●詳細

1.官能評価の基本
 ① 官能評価
 ② 分析型官能評価と嗜好型官能評価
 ③ 分析型官能評価で大切なこと

2.分析型官能評価の流れ
 ① 官能評価の手順
 ② 官能評価の目的の明確化
 ③ 官能評価の進め方のポイント

3.分析型官能評価パネルの選定
 ① 官能能力試験によるパネルの選抜
 ② 官能評価パネルの区分け
 ③ 官能評価パネルに必要な要件
 ④ 社外パネルと社内パネル

4.分析型官能評価パネルの訓練・育成
 ① 官能能力試験に合格するための訓練
 ② 官能能力試験合格者へのパネル委託
 ③ 官能能力試験合格後の育成
 ④ 味覚・嗅覚トレー二ングキット
 ⑤ 官能能力パネルの維持・管理

5.分析型官能評価の実施ルール
 ① 官能評価パネルの選定
 ② 官能評価法の選定
 ③ 官能評価試料の調整
 ④ 官能評価日時の設定
 ⑤ 官能評価に及ぼす心理理的影響
 ⑥ 試料の提示技法

6.官能評価の環境
 ① 官能評価室

7.分析型官能評価の手法「識別評価」
 ① 2点識別試験
 ② 3点識別試験
 ③ 1対2点識別試験
 ④ その他の識別試験
 ⑤ 評価事例

8.分析型官能評価の手法 「定量化・尺度法」
 ① 定量化・尺度法
 ② 評価事例

9.分析型官能評価の手法 「特性プロファイル法」
 ① 特性プロファイル法
 ② 官能評価用語
 ③ QDA法
 ④ 新しい官能評価法(TDS法、CATA法など)
 ⑤ 官能評価ソフト
 ⑥ 評価事例

10.共感覚
 ① 共感覚

11.官能評価データの解析手法の紹介
 ① 統計解析の基礎
 ② 記述統計の概要
 ③ 推測統計の概要
 ④ 統計解析ソフト

12.異臭検出
 ① 異臭とオフフレーバー
 ② 異臭識別試験
 ③ 評価事例

13.嗜好型官能評価
 ① 嗜好型官能評価の進め方
 ② アンケート調査

14.官能評価の裏付け
 ① 官能評価の裏付けとは
 ② 機器分析
 ③ 生体計測

<習得知識>
 1.官能評価の基本
 2.官能評価(分析型官能評価を中心に)の進め方
 3.食品分野での官能評価の事例
 4.官能評価の商品開発や品質管理(食品分野)への応用

<講義概要>
 特段の勉強をしなくとも、誰でも簡単にできると思われがちな官能評価ですが、信頼性のあるデータを出すためにはそれなりの勉強が必要で、先人たちの官能評価事例からも学ぶ必要があるため、「官能評価は高度な専門技術」と言えます。本講習では評価事例を盛り込みながら、食品の味覚・嗅覚を中心とした食品の官能評価の基本と具体的な手法・進め方について解説します。



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