このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 泡・エマルションの調製と安定化テクニック [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

泡・エマルションの特性を概説し、最も重要な界面活性剤の基礎知識を学びます。更には、調製の具体例を示すとともに、安定性の予測・評価法のポイントを解説します。終盤は今後期待される新しい技術についても言及します。

 

泡・エマルションの調製と安定化テクニック

 

~界面活性剤の選定・活用/状態分析・評価のポイント/最新応用技術~

コード tds20240805m1
ジャンル 化粧品
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2024年 8月 5日(月) 10:30~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 録画配信です。配信開始は開催後3営業日以内。配信期間は約1週間
資料(テキスト) 対面受講:当日配付 / オンライン受講:郵送
ご案内事項 会場での受講が難しい場合はオンライン(録画配信)でご受講ください。
★対面受講では、名刺交換・個別質疑の時間を設けます。
受講料
(申込プラン)

対面+配信/通常: 36,300円 (消費税込)

配信のみ/通常: 36,300円 (消費税込)

対面+配信/早割: 29,040円 (消費税込) ※6/5までの申込

配信のみ/早割: 29,040円 (消費税込) ※6/5までの申込

 

●講師

山形大学大学院 理工学研究科バイオ化学工学分野 教授 野々村 美宗先生

1996年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、花王株式会社入社。11年間メイクアップ化粧料、皮膚洗浄料の商品開発を担当し、2007年から現職。日本化学会コロイドおよび界面化学部会奨励賞(2008年)など受賞。日本化学会、日本油化学会、化学工学会などに所属

●詳細

1.界面活性剤の特性と魅力
界面活性剤とは? / 機能(乳化/泡立ち)の歴史

2.乳化・分散のために使われる界面活性剤の基礎知識
界面活性剤の種類 / 石けん / 両性界面活性剤 / アミノ酸系界面活性剤 / アルキルリン酸系界面活性剤 / アルキルエーテルカルボン酸 / シリコーン系界面活性剤 / サポニン / ゼラチン / カゼイン / 大豆たんぱく

3.安定なエマルションの作り方
クリーミングと合一の防ぎ方 / αゲル乳化法 / 粘土鉱物乳化法 / 転相乳化法 / 転相温度乳化法 / D相乳化法 / 液晶乳化法 

4.クリーミーな泡製剤の作り方 
泡の生成メカニズム / 安定な泡を調製するための界面活性剤の選び方 
泡を安定化するブースター・高分子 / 泡の消し方

5.エマルション/ディスパージョンの評価法
W/OかO/Wか? / 乳化系の判定 / 状態・物理特性 / 自己組織化構造 / 長期保存安定性

6.最新情報
・ピッカリングエマルションとドライウオーター
・摩擦ダイナミクスと化粧料・身体洗浄料の評価 
・界面活性剤の新しい機能:
 黄色ブドウ球菌を選択的に抗菌する界面活性剤  
 SDGsに対応した界面活性剤と関連材料の探索

【習得知識】
1.安定なエマルションの調製技術      
2.微細なエマルションの調製技術
3.泡の立て方と消し方           
4.食品・化粧品開発の実例

【講演概要】
 本講座では、泡やエマルションを調製する上で最も大切な界面活性剤の選び方や安定性の予想の仕方に加え、作った製剤の物性や安定性をどのように評価していくか、具体的な例を交えて講義していきます。まず、泡やエマルションの特性について概説した上で、産業界で使われている界面活性剤とその特性を、最新の情報を含めて紹介します。界面活性剤について解説した後には、泡やエマルションの安定化のテクニックを具体的な例をあげて考察し、さらに状態分析と安定性の予測・評価法のポイントを解説します。
 講義の最後では、この分野の最新情報として、ピッカリングエマルションとドライウオーター、摩擦ダイナミクスと化粧料・身体洗浄料の評価、黄色ブドウ球菌を選択的に抗菌する界面活性剤やSDGsに対応した界面活性剤について紹介します。この講座を通して、泡やエマルションを調製するための基本的な考え方を身につけ、新しい商品の開発やプロセスの設計、トラブル対策に役立ててください。



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