このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 これからの化粧品開発マネジメント [講習会詳細] | テックデザイン
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化粧品ビジネスの特性や化粧品開発における価値づくりの課題、その具体的な解決手法について解説するとともに、化粧品開発技術者に求められる要件や心構えについても説明します。化粧品開発に携わる方必見の内容です。


顧客価値を創造してヒット商品を生み出す!
これからの化粧品開発マネジメント

【日 程】

2024年2月21日(水) 14:00 ~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

早期申込割引を実施しています

 

通常    :27,500円(税込/テキスト付)

 

早期申込割引:22,000円(税込/テキスト付)

 

※12/21(木)までにお申込みいただいた方が対象です

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
                          お申込に際してはTech Design Annexにて詳細をご確認ください
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講師: 元・株式会社資生堂 フロンティアサイエンス事業部長 植村 真樹

経歴: 1987年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年株式会社資生堂入社。基礎科学研究所で新規医療用医薬品の開発に従事。その後、研究管理部、R&D戦略部にて17年にわたり全社R&D戦略の立案・策定、研究テーマの企画・推進に係る仕組みの構築、技術人材の採用・育成等、R&Dに関する業務全般に取り組む。2011年資生堂医理化テクノロジー株式会社代表取締役社長として、株式会社資生堂のクロマト事業の関連会社を経営。2015年フロンティアサイエンス事業部長として13事業をマネジメント。2020年フロンティアサイエンスイノベーションセンター長として新規事業開発部門(研究所)を担当。社団法人企業研究会R&Dマネジメント交流会議アドバイザー。

Ⅰ. VUCA時代を迎えて(社会変化の加速)
 1.外部環境の変化を直視する(両極化の時代・VUCAの時代)
 2.ESG、SDGs、CSV経営と自社独自性の提案
  ① ユニリーバのUSLP【事例】
  ② 日本化粧品工業会のサスティナビリティ指針 他
 3.未来志向の経営(パーパス経営・両利きの経営)

Ⅱ.化粧品ビジネスの特性
 1.国内外化粧品産業の現状と展望
  ① 激変する化粧品流通
  ② 化粧品業界の5F分析
  ③ アジア化粧品メーカーの台頭 他
 2.顧客価値創造の時代
  ① DX推進(資生堂のケース【事例】) 他
 3.化粧品開発に求めること
  ① 化粧品ビジネスの特性
  ② 化粧品の新たな価値の創造
  ③ 化粧品に求められる品質と開発の方向性 他
 4.化粧品における意味的価値と顧客体験価値
  ① 機能的価値競争から意味的価値の共創へ
  ② 顧客価値を有用性情報に落とし込む(資生堂のケース【事例】) 他

Ⅲ.新たな化粧品の価値開発
 1.顧客インサイト起点の価値開発(マーケットイン)
  ① 「不」を見極める
  ② 事業コンセプトの作成(資生堂のケース【事例】) 他
 2.自社コア技術を活かした新たな価値開発(プロダクトアウト)

Ⅳ.イノベーションを生む研究開発テーマのマネジメント
 1.研究開発テーマのマネジメント上の課題
 2.良い研究テーマを生むマネジメントの姿勢
  ① イノベーションを起こすキーポイント(デンソーウェーブのケース【事例】)
  ② ステージゲート法からステージサポート法へ 他
 3.オープイノベーション(知の探索)の成功要件
  ① オープンイノベーションの推進(資生堂、コーセー、花王、ロレアルのケース【事例】)
  ② オープンイノベーション成功の要件 他
 4.研究成果を確実に事業につなげる
  ① 研究開発部門と事業部門の関係
  ② ワイドレンズ(ファイザーのケース【事例】)  他

Ⅴ.化粧品開発者の心得と組織風土の改革
 1.ダイバーシティの推進
 2.なぜ、ヒット商品やロングセラー商品が生まれにくいか?(キャズム理論) 他

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<習得事項>
 ✔ 化粧品の市場動向、企業を取り巻く環境の変化を踏まえた今後の経営のあり方
 ✔ 化粧品ビジネス、化粧品の特性(機能的価値+意味的価値)、及び開発における課題の
   理解
 ✔ 化粧品の価値創造の方法
 ✔ 化粧品開発テーマの設定の視点(顧客価値起点・自社コア技術起点 他)
 ✔ 異業種ネットワークを活用したオープンイノベーションのあり方
 ✔ 化粧品開発技術者としての心構え

<講義概要>
 リアルとバーチャル、AIと人間、グローバルとローカル、経済価値と社会価値等、世の中の両極化が進むとともに、顧客の価値観・生き方も多様化してきている。SDGsに代表される社会価値意識が大きな広がりを見せている。化粧品ビジネスはコロナ禍で大きな打撃を被ったものの、産業としての魅力度は依然として高く、多くのベンチャー企業の参入が続いている。一方、化粧品ビジネスは、研究開発やソフト(情報)、サービス/おもてなし、マーケティング(広告・宣伝、デザイン等)等の多くの要素から成り立っている産業でもある。多くの商品やサービスが溢れている市場において、ヒット商品を生み出すこと、ビジネスとして成長し続けることは従来以上に難しくなっている。顧客の商品選択の基準も「機能的価値」から「意味的価値/体験価値」に移行してきている。優れた技術を応用した商品が必ずしもヒットするとは限らない。一見、業界としての参入障壁は低いように思えるが、成功するために検討すべき課題は多い。
 本講座では、講師の35年にわたる国内大手化粧品企業での化粧品研究開発に係る豊富なマネジメント経験、様々な業種の事業開発・推進の経験、経営者経験、異業種交流等で得た様々な知見(経営視点・マーケティング視点・HRM視点等)をもとに、化粧品の研究開発、ビジネスとしてのKSFをこれまで指摘されてこなかった新たな視点から具体的に提案し、今後の化粧品の価値向上に必要な要件を考察する。



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