このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ベイズ統計とグラフィカルモデル [講習会詳細] | テックデザイン
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統計的機械学習理論を学ぶ上で重要となるトピックを網羅的に解説!
理論の基礎から全体像、そして応用に対する考え方に至るまでを、1日で習得できる講座です。


ベイズ統計とグラフィカルモデル

~統計的機械学習の理解とデータサイエンスへの応用~

【日 程】

2024年3月28日(木) 10:30 ~ 16:30

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

早期申込割引を実施しています

 

通常    :36,300円(税込/テキスト付)

 

早期申込割引:29,040円(税込/テキスト付)

 

※1/28(日)までにお申込みいただいた方が対象です

【テキスト】

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【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。 



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
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講師: 山形大学 大学院理工学研究科 教授 安田 宗樹先生

経歴: 平成20年3月に東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程を修了、博士号(情報科学)を取得。同年4月~7月、日本学術振興会特別研究員として。機械学習並びに情報統計力学の研究に従事。東北大学大学院情報科学研究科助教、山形大学大学院理工学研究科准教授を経て、現在に至る。サイントル株式会社テクニカルアドバイザ兼務。所属学会:電気情報通信学会、情報処理学会、日本物理学会 正会員

1.はじめに
 1.データマイニングと人工知能
 2.機械学習とは何か?
  ① 教師あり学習
  ② 教師なし学習
  ③ データマイニングと人工知能の違い
  ④ 統計的機械学習の目的とメリット

2.確率の基礎とベイズ統計、そして最尤推定
 1.確率の基礎と例題
  ① 規格化条件と統計量
  ② 確率の和法則と積法則
  ③ 例題で理解しよう
 2.ベイズ統計
  ① ベイズの定理と事後確率
  ② 最大事後確率推定
 3.最尤推定: 統計的機械学習理論の最重要技術
  ① 最尤推定の考え方
  ② 未観測データがある場合の最尤推定とEMアルゴリズム
 4.少し進んだ話題
  ① 階層ベイズという考え方: 超事前分布のメリット

3.グラフィカルモデルの基礎とマルコフ確率場
 1.グラフィカルモデルとは?
 2.マルコフ確率場
  ① ボルツマンマシン
  ② ガウス型マルコフ確率場
 3.マルコフ確率場の統計的機械学習の方法
  ① 最尤法
  ② 最尤法と情報理論
  ③ EMアルゴリズム
 4.マルコフ確率場の問題点
  ① 組み合わせ爆発の問題
  ② 近似的アプローチ (モンテカルロ積分法)

4.マルコフ確率場の応用例(データ生成モデル、データマイニング)
 1.画像ノイズ除去
 2.道路交通量の(ナウ・キャスト)推定
 3.グラフマイニング
  ① スパースモデリングのアプローチ
  ② 項目間の関連マップの抽出

5.人工知能と統計的機械学習
 1.パターン認識問題とは?
 2.説明可能な人工知能を目指して

6.おわりに
 1.統計的機械学習の意義とうま味

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<本講座の特徴>
 本講義では、初学者にも分かりやすいよう、統計的機械学習理論を学ぶ上で重要となるトピックは網羅的に解説し、理論の基礎から全体像、そして、応用に対する考え方に至るまでを習得できるようにします。また、初学者だけに限らず、統計的機械学習理論を多少聞きかじったけれども、しっかりと基礎部分を把握しておきたいという方にもピッタリな内容となっています。
 内容の性質上、数式が多数出現しますが、必要に応じて補足をしていくので特殊な専門知識は必要ありません。大学初年度レベルの微積分、線形代数、確率統計の知識があるとより楽しめると思います。

<習得知識>
 ✔ 統計的機械学習理論の基礎理解と概要把握から、実装に至るまでの一通りの知識を習得できる。
 ✔ データサイエンスに関する包括的な知識を習得できる。
 ✔ 新しい機械学習の可能性を知ることができる。

<講義概要>
 本講座では、(確率的)グラフィカルモデルと呼ばれる統計的機械学習モデルをテーマとして扱います。グラフィカルモデルの利点は、なんと言っても、これ一つで多くのデータサイエンスができるようになるという点です。データサイエンスの技術が学術界に留まらず、広く社会に大きな影響を与え始めています。データサイエンスの中の主要な柱はデータマニング技術(つまり、データ分析技術)と、AI技術の2つであり、これらの技術はこれからも社会変革をもたらしていくと予想されます。
 よりエンジニアリングに近い位置での(つまり、設計思想が色濃く反映されている方法での)問題解決法があれば理想です。その意味では伝統的なエンジニアリングは素晴らしいものです。人の設計思想を基礎として、そこにデータサイエンスの流儀をプラスアルファで取り込めれば、今の潮流とは一風異なる方向性での未来が可能となるでしょう。本セミナーで扱うテーマは、そのような新たな方向性の実現に役立つポテンシャルをもった理論なのです。



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