このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 におい分子の視点からの複合臭の評価・解析方法:複合臭解析の基礎 [講習会詳細] | テックデザイン
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複雑なにおいの分析でお困りではありませんか?におい分子を理解することが、におい分子の集合体である複合臭の様々な現象の理解に繋がります。またGC-MS分析によりデータを取ることはできると思いますが、この講座では活用方法を解説します。


におい分子の視点からの複合臭の評価・解析方法
:複合臭解析の基礎

【日 程】

2024年1月25日(木) 12:30~17:00

【会 場】

都内中心部で調整しております。

【受講料】

39,600円(税込/テキスト付)

 

※特典:各オンデマンド講座が後日視聴できます。


★オンライン受講をご希望の方はオンデマンド講座をご受講ください。(tdo2023083101)
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講師: 埼玉大学 シニアプロフェッサー 長谷川 登志夫先生

経歴: 1983年 東京大学大学院理学系研究科有機化学専攻修了。埼玉大学理学部基礎科学科助教授などを経て、2007年より埼玉大学大学院理工学研究科助教授。また2014年より埼玉大学研究機構脳末梢科学研究センター兼任教員。日本古来の香気素材の香気プロフィールの解明、特徴的香気を有する化合物の構造と香りの関係の解明、新規香気解析手法を用いたお茶、日本酒、木材など種々の香気素材の香気と特性の検討などの研究を行っている。

第一部:多数のニオイ成分からなる素材香気をどうとらえるか
 Ⅰ におい成分解析に必要なGC-MS法の基本事項
 Ⅱ におい受容機構の基礎知識とにおい特徴の解析
 Ⅲ 実例による素材のにおい特徴のアロマプロフィール解析手法

第二部:どのようにデータ収集と解析をおこなうか
 Ⅰ.香りの化学の基礎知識(香料有機化学の基礎)
  1.におい分子の構造と性質
  2.実際のにおい分子の構造上の特徴

 Ⅱ.においを感じる仕組み(基本を理解する)
  1.におい分子とにおいの認識
  2.たくさんのにおい分子が集まることによるにおい分子同士の影響

 Ⅲ. においはどのように評価したらいいか
 
 Ⅳ.におい分子の構造の変化が与えるにおいの変化

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<習得知識>
 ・におい素材の含有成分の分析手法としてのGC-MS法の基本事項の理解
 ・におい受容機構に基づいたにおい素材のにおい特徴の捉え方
 ・GC-MS法により得られたデータによる素材のにおい特徴の解析の仕方
 ・におい分子の観点から複合臭を理解することができる
 ・新たな視点からのにおい解析手法の考え方と、その応用についての知見が得られる

<講義概要>
 においを感じるという現象は、におい分子とにおい受容体との出会いから始まります。におい素材のにおいは、多くのにおい分子の集合からなる複合臭です。その複合臭をにおいの基であるにおい分子から捉えることによって、複合臭のもたらす様々な現象を理解することができるようになります。そのためには、まずにおい分子を形作っている有機分子についての科学的な理解が必要です。
 本講義ではまず有機化学的な観点からのにおい分子について、基礎知識を説明します。また、においを感じる仕組みの基本を押さえつつ、においの評価については、解析の具体例を挙げながらわかりやすく解説していきます(講義中、実際ににおい分子の香気を嗅ぐ体験をしていただきます)。更には、近年明らかにされたにおい受容の仕組みについての知見をもとに、「におい分子から複合臭をどのように理解することができるのか」を詳細に解説します。におい分子と複合臭について包括的に学べる講座となっていますので、においに携わる多くの方々にぜひお聞きいただきたい内容です。



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