このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 魚肉タンパクの変性・ゲル化と“おいしい”水産練り製品の開発・製造技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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魚肉加工品・水産練り製品のR&D担当者や製造技術者におすすめ! 魚肉タンパク質の特性や基本的な取り扱い方から、魚肉ゲルの製造工程とゲル化メカニズムに加え、物性改良・品質保持の手法や添加物の効果、評価方法の考え方までを最新動向を交え講義します。


魚肉タンパクの変性・ゲル化と“おいしい”水産練り製品の
開発・製造技術

~ゲル形成・物性改良・品質保持・添加物の効果・品質評価法~

【日 程】

2024年2月27日(火) 10:00~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

早期申込割引を実施しています

 

通常    :36,300円(税込/テキスト付)

 

早期申込割引:29,040円(税込/テキスト付)

 

※12/27(水)までにお申込みいただいた方が対象です

【テキスト】

PDFデータのダウンロード

【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
                          お申込に際してはTech Design Annexにて詳細をご確認ください
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講師: 東京海洋大学 大学院 食品生産科学部門 教授 大迫 一史先生

経歴: H4年 九州大学農学部を卒業後、H6年 同大学院修士課程を修了。長崎県職員(長崎県総合水産試験場)を経てH29年に現職。博士(学術)。甲殻類の生態に関する研究、魚類の脂質特性に関する研究を行っていたが、現在はとくに甲殻類や軟体類を含む魚介類タンパク質の利用に関する研究を行っている。所属学会は日本水産学会、日本食品科学工学会、日本冷凍空調学会、日本食品工学会。

Ⅰ. 魚介類を加工素材として扱う際の基本的な知識
 1.水産加工の目的
 2.魚介類の加工原料としての特性
 3.魚の前処理
 4.魚肉タンパク質の構成

Ⅱ. 水産練り製品とは
 1.水産練り製品の歴史
 2.水産練り製品の種類

Ⅲ. 魚肉の水晒
 1.水晒の効果
 2.色々な水晒法

Ⅳ. 冷凍すり身
 1.冷凍すり身の製造法
 2.冷凍すり身保存時の注意点

Ⅴ. 魚肉のゲル(かまぼこ)形成
 1.魚肉のゾル化
 2.魚肉のゲル化
 3.加熱法の違いに伴う留意点

Ⅵ. 魚肉ゲルの物性改良法
 1.二段階加熱
 2.食品添加物による改良法

Ⅶ. 魚肉ゲルの品質保持
 1.水分活性
 2.水分活性の低下法
 3.脂質酸化
 4.脂質酸化の抑制法

Ⅷ. 食品添加物が魚肉ゲルに及ぼす効果

Ⅸ. 魚肉ゲルの評価法
 1.物性の測定法
 2.官能検査

Ⅹ. 最新の水産練り製品
 間欠滅菌法を用いた、長期間常温保存が可能な蒲鉾の製造法、他

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<本講座での習得事項>
 1.水産練り製品の製造原理
 2.魚肉ゲルの物性改良法・品質保持法
 3.魚肉タンパクのゲル化機構
 4.水産練り製品の品質評価法

<講義概要>
 水産練り製品は日本が世界に誇る水産加工品であり、近年では、魚食のヘルシーなイメージから海外でも広く普及してきています。一方で、その製造原理は他の加工食品と比較して非常に複雑で、職人の経験に頼る部分もあったことから、いまだに完全には解明されていないのが現状です。
 本講義では、これらのことを踏まえ、水産練り製品について、その製造原理、物性改良法、品質保持法、各種食品添加物の影響、および品質評価法について広く講義します。また、水産練り製品の最新の研究についても紹介します。講義を通して日本の魚食文化の継承・発展に寄与する製品開発が進むことを期待しています。



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