このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 プラスチック射出成形金型設計と成形品不良防止対策のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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R&D担当はもちろん、現場の技術者にもおすすめ! 使いやすくメンテナンス性に優れ、品質・成形性・生産性の高い金型の設計手法に加え、損耗を抑えるテクニックや成形品の品質を改善するポイントなど、講師の44年に渡る知見に基づく実務に役立つノウハウを解説します。


プラスチック射出成形金型設計と成形品不良防止対策のポイント

~高信頼性,成形段取り・保守の容易化,成形性の向上,不良防止~

【日 程】

2024年2月2日(金) 10:00~17:00

【会 場】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

36,300円(税込/テキスト付)

【テキスト】

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【備 考】

アーカイブ配信:あり

 

※当日ご都合が合わなくても、録画のみのご受講も可能です。 



                          本セミナーは「Zoom」を利用します。
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講師: 大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦

経歴: 1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。

Ⅰ.金型の役割と金型設計の基本
 1. 射出成形品開発の“企画~成形品設計~金型設計・製作~量産”プロセス
 2. 射出成形品開発と金型の関係
  a.生産量と金型種類
  b.極少量対応~中量対応金型 ※3Dプリンター型、アルミ合金型
 3. 金型の基本構造と金型設計・製作の流れ
  a.金型の基本構造
  b.金型材料と樹脂の種類と特徴
  c.金型設計・加工フロー
  d.パーティング
  e.アンダーカット
  f.冷却回路
  g.ランナ-・ゲート
  h.ホットランナー
 4. 射出成形概要

Ⅱ.金型強度
 1. 型板強度
 2. 受け板強度
 3. 入れ子組付け穴部強度
 4. インロー部強度
 5. ゲート部摩耗・破損

Ⅲ.成形段取り、保守・メンテナンス
 1. モールドベース、型板の取り扱い
 2. キャビティ・コア、組立・調整・固定
 3. 冷却回路
 4. 金型防塵対策、他

Ⅳ.成形性向上
 1. 冷却効果改善
 2. スライドコア位置決め、カジリ防止
 3. 成形品突出し
 4. 離型性改善

Ⅴ.成形品品質改善
 1. アンダーカット削減
 2. ヒケ、ソリ、ウエルドライン、バリ、ショート、焼け、寸法精度、等
 3. 多数個取り時のバラツキ
 4. 部品固定構造

Ⅵ.高付加価値金型技術
 1. 防塵・防水インサート成形技術 ― 自動車部品、 携帯型光学部品
 2. 金属部品の樹脂化 ― 自動車部品、 ベアリング、 ボルト・ナット他

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<本講座での習得事項>
1.プラスチック金型の役割と金型の基本
2.金型の強度確保ポイント
3.『成形段取り』、『保守』の容易化に関する金型設計ポイント
4.『成形性向上』に関する金型設計ポイント
5.『成形品の不良防止』に関する金型設計ポイント

<講義概要>
 プラスチック射出成形金型はプラスチック製品・部品を製作する重要なツールであり、金型設計品質の良否が製品・部品のQ(品質)・C(コスト)・D(納期)に影響します。その為、プラスチック射出成形金型の設計では、①金型強度 ②成形段取り、保守・メンテナンス ③成形性向上 ④成形品品質改善などが重要ポイントとなります。しかしながら、プラスチック製品・部品設計データに基づき、形状等を忠実に転写するだけでは期待するような金型品質は得られず、高品質で低コストの製品・部品を短期間で成形・製作することもできません。プラスチック材料それぞれの特性、金型材質、金型加工性、成形加工性を考慮した上で金型設計する必要があります。
 本講義では①金型強度確保 ②成形段取り、保守・メンテナンス性 ③成形性向上 ④成形品品質改善の観点から金型設計の技術・ノウハウを解説し、さらにすぐに導入可能な改善ポイント(ワンポイント改善)についても紹介します。また、製品・部品の高付加価値化に向けた金型技術についても概説します。



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