このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 レトルト食品の基礎知識と製品開発のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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<毎回好評>レトルト食品のメリット(=常温流通可能)を最大限に活かし、デメリット(=高温殺菌による品質劣化)を極力抑えた商品設計の基本技術と製造時のポイントについて、講師が実務経験の中で培った知見を交えてわかりやすく解説します。

レトルト食品の基礎知識と製品開発のポイント

~市場トレンド、製造プロセス、栄養と品質の変化と対策、包装・殺菌の注意点~

【日 程】

2024年2月26日(月) 10:30~16:45

【会 場】

都内中心部で調整しております

【受講料】

早期申込割引を実施しています

 

通常    :36,300円(税込/テキスト付)

 

早期申込割引:29,040円(税込/テキスト付)

 

※12/26(火)までにお申込みいただいた方が対象です

 

※会場開催のため、アーカイブ配信はありません

講師: 東洋食品工業短期大学 包装食品工学科 准教授
                       技術士(農業部門) 宮尾 宗央先生

経歴: 1984年大阪大学工学部発酵工学科卒業、同年ハウス食品工業(株)(現ハウス食品(株))入社。主として冷凍食品・チルド食品の開発・研究やレトルト食品(カレーフィリング等)の開発に従事し、2017年より現職。現在は缶詰・ビン詰・レトルト食品に関する講義・実習を担当。【所属学会】日本冷凍空調学会、日本食品工学会、日本防菌防黴学会

Ⅰ.レトルト食品の基礎知識
1.包装食品の歴史とレトルト食品 
2.レトルト食品の種類と市場トレンド  
3.レトルト食品の法的規制     
4.商業的無菌の概念と対象菌   
5.レトルト食品とHACCP    

Ⅱ.レトルト殺菌による栄養と品質の変化
1.殺菌による栄養価の変化 
2.香味変化とその対策
3.色調変化とその対策   
4.食感・粘性変化とその対策   
5.レトルト食品の製品開発のコツ

Ⅲ.レトルト食品の製造プロセス
1.代表的なレトルト食品の製造フロー 
2.具材調理工程のポイント   
3.ソース煮込み工程のポイント 
4.充填・密封工程のポイント

Ⅳ.レトルト食品の包装システム
1.レトルトパウチの基本的な包装形態
2.レトルトパウチの強度試験
3.成型容器とガス置換
4.各種密封設備
5.包装システムに関する最新動向   

Ⅴ.レトルト食品の殺菌方法
1.殺菌方式(蒸気式、スプレー式、熱水式)
2.殺菌理論(F値、D値、z値)
3.殺菌条件設定時の留意点・トラブル事例

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【習得知識】
 ・レトルト食品のメリットを生かした製品開発を行うための基礎技術
 ・レトルト食品の工場生産時に必要な基礎知識
 ・殺菌条件設定時の留意点・トラブル事例

【講義概要】
 レトルト食品には常温流通可能というメリットと、高温殺菌による品質劣化というデメリットがあります。レトルト食品開発時に重要なことは、市販されている同種のチルド食品・冷凍食品を念頭に置き、レトルト食品のメリットを最大限に生かした製品開発を行うことです。
 本講義では、製品開発に必要な基礎知識として、レトルト食品の法的規制や市場トレンド、冷凍・チルド食品と比較した強み・弱み、レトルト殺菌による色調・香味などの品質劣化とその改善方法といったソフト面の解説を行います。次にレトルト食品の工場生産に当たって必要な基礎知識として、代表的なレトルト食品としてレトルトカレーを取り上げ、その概略の製法、製造工程で注意すべきポイント、包装形態とその特性、各種殺菌装置の種類とその特徴といったハード面に関して解説します。最後にレトルト食品のCCPに当たる殺菌工程に関して、殺菌方法、殺菌理論と合わせて、殺菌条件設定時の留意点・殺菌不良のトラブル事例なども取り上げます。
 講義全体を通じて、レトルト食品開発に当たっての基礎知識と、大量生産時のコツをつかんでいただければ幸いです。



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