このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 分離技術の基礎理論と分離装置の最適設計 [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

分離技術の基本知識と分離装置の合理的な設計計算法について、<拡散分離法>と<機械的分離法>に分けて分離技術や化学工学を初めて学ぶ方や学び直したい方向けに分かりやすく解説します。

分離技術の基礎理論と分離装置の最適設計

 

【日 程】

拡散分離編: 
2024年3月28日(木)10:30~16:45
機械的分離編:
2024年3月29日(金)12:30~17:15

【配信形態】

Zoom配信(Webセミナー)

【受講料】

通常(両日受講):61,875円
早期申込割引:1/28までのお申込で49,500円
スポット受講可能です!
通常価格:36,300円
早期申込割引:1/28までのお申込で29,040円

【テキスト】

郵送

【アーカイブ】

あり


★受講料は全て税込/テキスト付の価格です。

★申込時に申込単位をご指定下さい。拡散分離
編と機械的分離編で受講者を変更できます。


★テキスト送付に伴う申込み期限について
 ■ライブ受講      :開催日の4営業日前まで
 ■アーカイブ(録画)受講:開催当日まで(テキスト到着後にご視聴ください)。

 ※アーカイブ受講の場合は申込み時(お問合せ欄)にてお知らせください。
 ※ご自宅等への送付を希望される場合は別途ご連絡ください。

★本セミナーは「Zoom」を利用します。詳細はTech Design Annexにてご確認ください。
※Tech Design Annexは株式会社テックデザインが運営する総合情報サイトです。


【スケジュール】
<2024年3月28日(木)10:30~16:45>

1日目: 拡散分離編 

<2024年3月29日(金)12:30~17:15>

2日目: 機械的分離編 

講師: 新潟大学 工学部工学科 化学システム工学プログラム
    化学工学コース(晶析工学) 准教授 博士(工学) 三上 貴司先生
                     ※担当:【拡散分離編:第1,2,4,5部 【機械的分離編】:全て

<ご紹介>
2010年3月 早稲田大学大学院応用化学専攻博士課程・修了 博士(工学)
2010年4月 鶴岡工業高等専門学校物質工学科・助教
2013年4月 新潟大学工学部化学システム工学科・准教授
研究: 晶析工学を基軸とした結晶品質制御、とくに単分散結晶の製法に関する研究
所属学会等:化学工学会、分離技術会、日本工学教育協会


講師: 新潟大学 工学部 工学科 化学システム工学プログラム
    化学工学コース(分離工学)助教 博士(環境科学) 小松 博幸先生
                                       ※担当:【拡散分離編】:第3部

<ご紹介>
2011年4月 東北大学大学院環境科学研究科 日本学術振興会特別研究員(DC1) 採用
2014年3月 東北大学大学院環境科学研究科 博士課程後期3年の課程修了 博士(環境科学)
2014年4月 新潟大学 工学部化学システム工学科 助教 
2015年4月 東北大学 流体研究所 共同研究員 
2017年4月 新潟大学 工学部工学科化学システム工学プログラム 助教
研究:
・ハイドレートスラリーを利用した流通式の連続CO2分離回収技術に関する研究
・超臨界CO2を用いたファインケミカル連続製造技術に関する研究
所属学会等:化学工学会 基礎物性部会 幹事、化学工学会 超臨界流体部会

/images/noimage.png

<持ち物(当日ご用意ください)>
★関数電卓(スマートフォンのアプリでも可)やエクセルソフトなどの計算機

<おすすめポイント>
★化学工学の予備知識なしでOK!中学~高校程度の数学を使いながら学習します。
★参考書として価値の高いテキストを配布します。
⇒テキストには両日の内容が収録されています。詳しい設計式が計算例とともに記載されており後日独学することが可能です。

「テキストへの掲載のみ」の部分は受講後の自習にお役立てください
(講師へ質問可能です)。

当日の進捗状況に応じて「テキストへの掲載のみ」部分の解説を行う場合があります。


<習得知識>
1.分離技術の基本知識
2.分離装置仕様の合理的な設計計算
3.分離装置の合理的な運転条件設定

<講義概要>
 分離技術は化学や食品などの装置産業において、原料の精製や反応後の分離などできまって必要となる単位操作技術です。分離に携わる技術者は、現場でのトラブルに対応するべく、分離装置の原理や特性について理解しておく必要がありますし、所望の分離性能を実現するべく、設計式の意味と使い方、計算結果の妥当性について理解しておく必要があります。しかし近年、分離技術の基幹学問である化学工学を学校で学ぶ機会が減っていることもあり、会社に入ってから化学工学を学び直す機会が多くなっているように思います。
 本講座では、分離技術や化学工学を初めて学ばれる方や学び直したい方を対象に、分離技術の基本知識と分離装置の合理的な設計計算法を分かりやすく解説します。拡散分離編(1日目)と機械的分離編(2日目)に分けて解説します。1日目と2日目で明確に分けて説明しますので、いずれか1日を受講されても大丈夫です(迷う場合は分離の定番である拡散分離編を受講してください)。テキストには両日の内容を記載します。最近の書籍にはあまりない詳しい設計式が計算例とともに記載されますので、手元に置いておくだけでもちがうと思います。拡散分離編・機械的分離編ともに受講に際して化学工学の知識は要しませんが、中学~高校程度の数学を使って計算しながら進めますので、関数電卓(スマートフォンのアプリでも可)やエクセルソフトなどの計算機をお手元にご用意ください。

1日目: 拡散分離編

第1部 拡散分離操作の概要
① 拡散分離操作の原理
② 拡散分離操作の種類
③ 拡散分離操作の利用例
④ 拡散分離効率
⑤ 拡散分離速度

第2部 蒸留 ※⑬~⑱はテキストへの掲載のみ
① 蒸留操作の概要
② 気液平衡
③ 蒸留塔の構造と作動原理
④ 蒸留塔の物質収支
⑤ 蒸留塔の熱収支
⑥ 原料の熱的状態
⑦ 理論段数
⑧ 最小理論段数
⑨ 最小還流比
⑩ 原料供給段
⑪ 塔効率
⑫ 塔高
⑬ フラッディング蒸気速度
⑭ 塔径
⑮ 圧力損失
⑯ 飛沫同伴量
⑰ ウィーピング判定
⑱ ダウンカマーバックアップ
設計計算例(蒸留塔)

第3部 ガス吸収 ※⑪~⑬はテキストへの掲載のみ 内容を一部変更する場合がある
① ガス吸収操作の概要
② 溶解平衡
③ ガス吸収速度
④ ガス吸収塔の構造と作動原理
⑤ ガス吸収塔の物質収支
⑥ 最小液ガス比
⑦ 最小溶媒量
⑧ 移動単位高さ(HTU)
⑨ 移動単位数(NTU)
⑩ 塔高
⑪ フラッディング速度
⑫ 塔径
⑬ 圧力損失
設計計算例(ガス吸収塔)

第4部 液液抽出 ※⑧~⑬はテキストへの掲載のみ
① 抽出操作の概要
② 液液平衡
③ 抽出撹拌槽の構造と作動原理
④ 抽出撹拌槽の物質収支
⑤ 相分散限界撹拌速度
⑥ 撹拌所要動力
⑦ 液滴径
⑧ 終末沈降速度
⑨ 相分離部の設計
⑩ 液液抽出速度
⑪ 物質移動計算
⑫ 段効率
⑬ 理論段数
設計計算例(ミキサ-セトラ抽出装置)

第5部 その他の拡散分離操作 ※テキストへの掲載のみ
① 晶析
② 吸着
③ 乾燥
④ 膜分離
⑤ 蒸発
設計計算例

2日目: 機械的分離編

第1部 機械的分離操作の概要
① 機械的分離操作の原理
② 機械的分離操作の種類
③ 機械的分離操作の利用例
④ 機械的分離効率
⑤ 機械的分離速度

第2部 分級 ※⑨はテキストへの掲載のみ
① 分級操作の原理
② 分級操作の種類
③ 分級操作の利用例
④ 分級機の種類
⑤ ふるい分け
⑥ 水平流型重力分級
⑦ 垂直流型重力分級
⑧ 慣性力分級
⑨ 遠心力分級
設計計算例(振動ふるい、風力分級機、水簸、液体サイクロン)

第3部 濾過
① 濾過操作の原理
② 濾過操作の種類
③ 濾過操作の利用例
④ 濾過機の種類
⑤ 濾過速度
⑥ 濾過時間
⑦ 回分定圧濾過
⑧ 連続定圧濾過
設計計算例(フィルタープレス、オリバーフィルタ―)

第4部 集塵 ※⑧~⑩はテキストへの掲載のみ
① 集塵操作の原理
② 集塵操作の種類
③ 集塵操作の利用例
④ 集塵機の種類
⑤ 遠心力集塵
⑥ 濾過集塵
⑦ 慣性力集塵
⑧ フィルター集塵
⑨ 洗浄集塵
⑩ 電気集塵
設計計算例(ガスサイクロン、バグフィルター、空気洗浄機、スクラバー、電気集塵機)

第5部 その他の機械的分離操作 ※テキストへの掲載のみ
① 沈降濃縮
② 遠心分離
③ 脱水
設計計算例



  • facebook

  • 食添素材ナビ


                 
ページTOPへ